2002.8.9 秋田へ向け出発! 学生時代の友人・通称JUNさんが秋田市で結婚式を開き、昔の仲間が久々に集まるというので、これを夏休みにしようと思って単身旅に出た。 東京は8月に入ってもなおウダるような暑さだが、東北は折しも前線が停滞して雨がちという。それだけでも楽しみな旅である。もちろん、近頃貧乏車中泊旅行に凝っている私たちのこと、今回も「道路には一銭も払わん」のコンセプトは生きている。 7:00前に出発、混み合う都心を避け(それでも首都圏は混み混み)、日光や喜多方を経由して一路北上。山形県の「道の駅おおえ」まで約14時間、460kmを走った。クルマを降りた時は目の前グラグラだった(^^;)。 ・写真は、道中出会った「早坂」交差点(笑)。思えばここは昔、仲間と「南郷スキー場」ツアーを敢行した時に通ったことのあるルートなのであった。こういう名前だったんだなあ。
・喜多方はちょうど夕飯どきに通過したので、街道沿いの喜多方ラーメン屋に入ってチャーシュー麺を頼む。悪くはなかったが、もう一歩だったかな…。喜多方ラーメンはやっぱ「坂内」か元祖の「源来軒」でないかな。
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2002.8.10 日本海を眺めつつ 例によって車中泊の後、簡単な炊事用具を引っ張り出して朝食。2-3日前に家で作り、旅行用にと冷凍しておいた「ラタトゥイユ」とトーストである。旨かった。 再び車中の人となり、山形県内を新庄から本荘へ。久しぶりに見る日本海である。途中「道の駅岩城」で休憩すると、ネラった通り海の幸を炭焼きしている。さっそく、イイダコ(写真上)とサザエ(写真下)を購入。はぐはぐとカブリつく。うーん、お味は期待(大)したほどではなかったが、まずまず雰囲気雰囲気! この頃から、雨がパラついてくる。思ったより涼しくはなく、けっこう蒸し暑い。
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2002.8.10 雨降って地固まる・・・ 秋田市到着はほぼ予定通りのお昼。雨はドシャ降りとなり、交差点などでは怖いほどである。新郎の出身高校の付近を通行中、前方に落雷。カーナビで方向を見ると、披露宴の会場方面である。JUNさん、前途多難の象徴か?(笑)(という話を到着後笑い話にしていたら、「いやそれは天からの祝辞だ」という。なるほどものは考えようである) ・写真は正調披露宴のひとコマですな。新郎・JUNさんはオレと学生時代の友人っていうくらいだから歳は知るべしで、ケッコンは考えてないのかなあとか思っていたのだが、よい花婿サン姿でした。
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2002.8.11 もうちょっと遠くまで行ってみる さて前夜は当然っていうか何ていうか2:00くらいまで飲み、セーブしたつもりではあったが案の定な二日酔い(^^;)。7:00頃出発の予定がしっかり寝てしまい、2時間ほど遅れてしまいました…これが秋んトコに寄れなかった理由その1です…(^^;)。 で、秋田まで来たからには、以前メッセージボードでひろしが言っていた白神山地の天然酵母を使っているという「白神パン工房・BOSTON」を訪ねてみようと思った次第である。所在地は能代市なので、秋田からは往復3時間くらいの距離である。 と言いつつ、道中にある八郎潟も一度見てみるべぇと少し寄り道しながら走る。 さあところが、能代に到着してみると、お店がない!じゃない、あるんだけどやってない!(定休日とかも書いてないから、潰れたか移転したのかと思った) 念のためクルマに戻ってホームページを印刷した紙を見ると、ちゃんと日曜定休と書いてあるじゃないか…ちゃんと読んどけって…>オレ。 そう言うわけで、壮大な遠回りここに完結、そして秋んトコに寄れなかった理由その2、だったのである。昼食をここで買おうと思ったんだけど、しょうがないから隣のスーパーであんパン買ったさ。 ・写真上は、八郎潟を横切る一本道の中央付近にて。北海道にあるような「地平線」やまっすぐな直線道は、遠回りして見る価値はあった(負惜)。
・写真下は、一応撮った「定休日なお店」。
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2002.8.11 新潟は素通りだった・・・(残念) 旅も後半、帰路に入ったと思うとちょっと寂しかったりする。 途中山形県内はすごい豪雨。視界が非常に悪く、今度はまっすぐ走っていても怖いほど。時に速度を落としながら走る。もっとも、渋滞等もなく、雨はもとより嫌いではないので、それなりに楽しかったのは確かである。 新潟市に入ったのは19:30過ぎ。かねてより「近くに来たら寄れ」と言ってくれていた友人・秋夫妻んトコに寄って寄れない時間ではなかったが、夕食時だし先も急ぐしってなことで、後ろ髪引かれつつ横目でちらちら眺めながら通過。今夜の投宿先を目指したのである。 で、走行終了予定時刻を少し過ぎたところにあった「道の駅とちお」に到着。この日も走行500km、疲れた〜。 ・写真は今夜の簡単メシ。
(左)「簡単きのこスープ」…あり合わせのベーコン、ハムを切って水に放り込み、コトコト煮出す。道中の露店とかで売っている地のキノコを切って放り込む(この日は「白神の恵み」という名のシイタケ)。しょう油で味付けし、最後にゴマ油をたらす。簡単だけど結構イケる。 (右)「簡単ギョーザ」…シェルパ斎藤@Be-Pal伝のレシピ。ギョーザの皮にスライスチーズとハムを挟み、油を敷いたフライパンで焼く。 んまかったけど、二日酔いだったこの日に限ってはビールがまずかった(^^;)。
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2002.8.12 嗚呼、都会に帰るユーウツよ 「道の駅とちお(写真)」はダダっぴろいけど夜は止まっている車も少なく、また照明灯も全部消えてしまう(道の駅に泊まり始めて初だなあ)。こういう時に一人でお炊事してるとワビシイのよ・・・。 それはともかく、夜半に爆睡していたら、お巡りサンに起こされた。時々暴走族のようなものが来るので見回っているのだという。それはご苦労さんなのだが、なんで善良な爆睡者をいちいち起こすわけ?(^^;) さて、最終日である。あとはまた一路、ひたすら走るのみ。行きはよいよい、帰りはコワイ…また、暑く道も混み合う都会に戻るのだと思うと、けっこうユーウツになる。家に近づくほど疲れる状況ってのもなあ。早く北海道さ帰るべ…。 ま、そういう言いながら旅は楽し。総走行距離約1,300km、堪能した夏休みなのであった。
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