2007/05/07 月

06-07シーズン総括

06-07シーズンの滑雪記録。
結局、4月からこっち、1回も滑らないまま終わってしまった…(^^;)。

  • ウェアを新調。テレブーツやザックや登り用のインナーウェアも買ったし、「隙のない装備」が完成(笑)。

  • 滑走日数は21。ニセコ通いするようになって以来最低の水準。
  • うち、ヤマは6回。思ったより少なかったけど、昨年(5回)は上回る。
  • 初滑りは12/3、ラストは3/31。約5.6日に1回。
  • ロンド泊まりは5回。グランヒラフ50時間券は、正確にはわからんけど半分以上余したと思われる。来シーズンは30時間券で十分か。
  • 定宿の「ロンド」が4/15限りで閉店(コテージ2は残るが)。「ニセコ通いも曲がり角」である。
  • ケガ等はなかった。



グラフは、グランヒラフ「頂」(モンキー降場の上)の気温と積雪量のデータ。11/17~5/6。

  • 降り出し遅く、スキー場オープンも予定より遅れた。
  • 「記録的暖冬」。3m越えは昨年より1カ月遅く、最終的に4mを越えることもなかった。最深積雪は360cm(3/17)。
  • グラフを見ると、前半に一日30cm以上の積雪(白い棒)がいくつかあったが、その後はじわじわという感じ。2月中旬・3月中旬に一時ドカっと来て一応カッコはついたが、4月半ばから急速に落ち込んだ。営業最終日のライブカメラでは、2壁はほぼ完全に土。

2007/05/05 土

(シリーズ)のだめ熱

シリーズなのか?(笑)

学生時代、クラブの定期演奏会(定演)のプログラムに、何度かカットを描かせてもらいました。その中のいくつかを紹介しましょう。

(以下長文)
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2007/05/05 土

ヒラリーとライス

ヒラリーとライス アメリカを動かす女たちの素顔
女性が大統領になったら、アメリカという国は変わるのだろうか?
それとも、大統領までのぼりつめる女性というのは、大統領までのぼりつめる男性とそう違わないのだろうか?

ちょっと、興味わくところであります。


*
(この)女性がこの手の本を書いたら、非常に感覚的になることはよくわかりました。

2007/05/04 金

象は鼻が長い

象は鼻が長い―日本文法入門
先日読んだ「日本語に主語はいらない」の「底本」のひとつに挙げられていた本です。
日本語の助詞のうち、係助詞「ハ」の役割について仔細に述べられています。「ハ」は、他の格助詞「ガノニヲ」を代行する働きと、語られている内容の「題目」を提起する働きとを持つ。
ひいては決して「主語」の標識ではない。(少なくとも日本語には「主語」の概念は不要)
そして、たとえば「象は鼻が長い」という一文があった時に、「象は」が総主語、「鼻が」が主語、等と無駄にねじれた解を与える学校文法への真っ向からのアンチテーゼです。

少々難しいですが、論旨は明解。日本語の構造が非常にシンプルに説明されています。
たぶん、日本語はそのシンプルさゆえ柔軟…運用段階では難しい言語ということになるのかも知れませんね。

この本、初版が1960年。我々もガッコでは「主語・述語」という文法を習いましたが、半世紀を経て近ごろはどうなっているんでしょうか。未だに、旧文部省の亡霊が立ちはだかっているような気がしますが…。

象は鼻が長い―日本文法入門」 三上 章 (くろしお出版)

2007/05/03 木

You gotta Quintet

友人のコメント経由(^^;)。

さっそくチェックしてみました、「ゆうがたクインテット」。
なるほど確かに! 音楽と、チェロのスコアさん(67歳;右側のピンク色の物体)を始めとするパペットのボウイングやビブラートが見事に合っています(笑)。こういう芸コマっていいよねー。

今日の演奏はブラームスのワルツ、フラット君(42歳)のクラリネットがとてもきれいでした。

アンコちゃん(てゆーかあんあんちゃん(笑))がハマる理由がわかったよ~。

2007/05/03 木

ビールの殿堂

友人5+1人と一緒に、中島公園の「BEER INN 麦酒停」へ。
壁面すべてがビールの缶・瓶で埋め尽くされた、かなりマターリとできる空間です。
世界各国のビールが300種類揃っているといいますが、それほど多いと目移りしちゃいます。ベルギービールに絞って攻めてみようかなぁと思いつつ、お薦めのオリジナル「なまらにがいビール」ばかり飲んでいました。
いや、なかなか旨かったです。

2007/04/30 月

のだめ熱

右の絵は、学生時代のクラブ(管弦楽団)の10年誌が出た時、裏表紙に描いたもの。

当代随一の指揮者にしてチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ氏(4/27逝去)。

「なんでロストロ先生なの?」と言われたけど…なんでだろう?(^^;)
好きだったのかも知れない。
ソルジェニーツィン氏の一件はもっと前のことだけど、音楽的良心の象徴みたいに思ったのかも知れない。

音楽雑誌かなにかの写真を複写しただけなんだと思うけど、チェロの曲線の美しさには我ながらドキドキしました(笑)。

2007/04/30 月

(これも)ココロの作用

時間はどこで生まれるのか
友人の日記経由。

時間はどこで生まれるのか」 橋元淳一郎(集英社新書)

最新の物理学的成果に基づくと、「時間は実在しない」のだそうだ。
ただ、と著者は第一章でいう、

「一流の物理学者というのは忙しいものだから、時間の非実在性などということを一般の人にわかる言葉で説明している暇がないのである」。

いいねぇ、知的啓蒙書っていうのはそれに明快に答えてくれるものでなくっちゃね!と思っていると、ページを繰ったとたんに次のような記述に出くわす。

「(空間と時間の関係を座標軸で描くとき、)「時間は実数、空間は虚数」なのである」。

いきなりダメでーす。
バッターアウーツっ。
結局、著者も忙しい物理学者の一人ではないのか…(ハードSFも書いているらしいが)。

はぁ…。

でも昼飯一回分くらいのお金を出したんだから、一応最後まで読みました。
まぁ結局、物理学は相対論とか量子論とか言って、不可視な原理を可視化してきたわけだけど、そうやって掘り下げていくとまた不可視な部分が見えてくる(←「現れないのが透明人間♪」論法)、そんな「因果」な世界に我々は生きている、ということなのでしょうね。

というわけで、昼飯一回分の価値は充分にある一書でした。
(どういうわけなんだよ…)

2007/04/28 土

平和の重み

民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる

マニュアルである。
「永世中立国」であるスイス政府が、各ご家庭に一冊配ったという、「有事」への備えである。
襲撃があったら、爆撃されたら、核攻撃を受けたら、細菌兵器に侵されたら、
なにが起こり、誰が、どうしたらいいか。

後半はシミュレーション。
近隣の全体主義国家が揺さぶりをかけてくる。大国がプロパガンダを仕掛けてくる。
そして開戦。スイスは多勢に無勢、武力をもって占領下におかれ、屈従の日々が始まる。
その時、国民はどう考え、なにをしたらいいか(あるいは、してはいけないか)。

メッセージは一貫している。
われわれは平和を堅持する意思を明確にする。支持国はある。
国民はこの本にしたがい、常に準備を怠るな。
そして有事にはいっとき我慢せよ。自由への解放の日は必ず来る。

あとがきにもあるけど、大変ショッキングな内容なのだ。中立を守り、平和を維持するために強力な軍を持つスイスの哲学。
「平和」には、覚悟が要るのだ。

同じ平和でも、そこには日本の「平和ボケ」とは異なる誇り高い理想と実践がある。
憲法論議もよいけれど、日本はもっと「平和」について真剣に(真剣に)考えた方がいいんではないのか?

2007/04/28 土

遅すぎる

イヨマンテ禁止撤回 道52年前の通達廃止 クマの霊を神に送るアイヌ民族の儀式

文化・芸能 北海道新聞

そんなの当たり前でしょー。
國の指針が出るまで座してなにもしないなんて…信じられん。

道新も。
「文化・芸能」じゃねぇだろ。
問題意識が低すぎる。
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