「タコ箱」、147倍
久々に痛快というか、アフォ?なニュース。まるでエイプリルフールか虚構新聞みたいだ…。七日に受け付けを始めた留萌支庁の「タコ箱漁オーナー二○○七」に申し込みが殺到、十一日朝までに定員百人に対し、全国から約一万五千件近い応募があった。
要するに、留萌支庁水産課に申し込み、1箱5,000円で「タコ箱のオーナー」になる。期間中(6/4の週~7月末まで)「5回引き上げ」のチャンスがあり、中に水ダコが入っていたら、それを茹で上げてオーナーに送付するという。入っている確率は「概ね5~20%」。フツーに運がよければ、1パイはゲットできそうですな。
これに対して、なぜか応募が殺到。募集からわずか4日目の今朝時点で定員100名に対して14,726件(道内約3,500件)、この先どこまで増えるかわからないという。
わはは。
なぜだ。
みんなヒマなのか。
そんなに安全・安心な水ダコが食いたいのか。
それとも、あまりにもユニークな企画だからか。
「なぜか殺到」と上に書いたが、新聞にURIが記載されていた専用サイトをなにげに覗いてみると、いや、これが凄い。
ノリノリである。
もちろん企画そのものに推進力があるせいもあるが、いわゆるお役所サイトではついぞお目にかかったことのないような「切れた内容」に惹かれまくっちゃった応募者も多いのではないか。
サイト企画に悩む某H社のT氏なぞも、こういう、1テーマにアドレナリンを絞り尽くすようなサイトに学んでみてはどうだろうか。
(2007/5/28追記)
倍率は最終的に220倍になったそうな。
最終抽選は、誰あろうタコが行ったという(^^;)。