2007/06/03 日

サーバステイタスについて

6/1未明より昨夜まで、本サーバが閲覧できない状態になっていました。
(アクセスしてくださった方がいたとしたらすみませんでした)

これは管理者側から利用を差し止められていたもので、理由は、説明によると「お客様の設置されたCGI(sbブログ)のサーバー負荷が大変高く…大量の迷惑コメント、トラックバックを受けているようです。」とのこと。

復旧を依頼したところ、「具体的な対策内容を明記の上、お問い合わせフォームよりご依頼ください。」という。

BLOGである以上、スパムを表示できないようにはできても、基本的なトラフィックを防ぐことはできません。それをユーザ側の責に帰して何の前触れもなくアクセス不能の措置にするというのは納得できません。

ちょっと気分の悪い週末でした。

2007/05/31 木

複製権の値段

Appleは米国時間5月30日、iTunes StoreでDRMフリーの楽曲を販売開始した。(中略)
これまで言われてきた通り、EMIがiTunesで販売するすべての楽曲で、DRMフリー版が用意される。ユーザーは、iTunes Plus経由で、256kbps AACエンコーディングの楽曲を1曲1.29ドルで購入するか、従来どおり128kbps AACエンコーディングのDRM付き楽曲を1曲99セントで購入できる。

アップル、iTunes StoreでDRMフリー楽曲を販売開始 - CNET Japan


アップルは31日、デジタル著作権管理(DRM)なしの音楽配信「iTunes Plus」を開始した。価格は1曲200円~270円。利用するには「iTunes 7.2」が必要となる。

アップル、DRMフリーの音楽配信「iTunes Plus」開始


アメリカ国では30セント、日本國では50~70円の上乗せとなります。

ジョブズさんは「ユーザーはiTunes Plusの制約の無さと、驚くべきサウンドクオリティに非常に大きな期待を寄せている」と語っているとされていますが、制約のなさはともかく、「倍」のサウンドクオリティがどのくらいのものなのか(で、どのくらい意味があるのか)、ちょっと比べてみたいところであります。

2007/05/29 火

囲い込まれてみちゃったり

昨日から北海道でもようやくサービスが始まったので、さっそく入会してみました。

7&iが発行する非接触型チャージ式プリペイドカード(電子マネーともいう)、「nanaco」であります。
使えるのは、まだ7-11だけみたいですね。
システムは、QUICPayなのね。

Web上で登録をして、発行される申込書をプリントアウトして7-11店頭に持って行き、入会金300円(おサイフケータイを使う人は無料)を支払うと、その場でカード発行。(店頭で申込書を書いてもOK)
同時に、3万円未満で好きなだけ現金をチャージ(レジで支払う)しますと、すぐに使い始めることができます。
初回チャージ特典として200P。その他、例えば「お弁当買ったら20P」とか購買金額やオケージョンごとに定められているポイントがつき、1P=1円として買い物に使用できます(要「変換手数料1%」)。

レジで「nanacoで」と言い、会計時に専用端末にカードをかざします。「ひょぃーん」てな電子音がして、精算終了。なんだか文明開化の音がしますねぇ(←大げさ)。

客にとっては…
  • 小銭をじゃらじゃらさせなくていい。
  • ポイントがつきお得。
  • ブログのネタにできる(笑)。

店にとっては…
  • 小銭をじゃらじゃらさせなくていい。
  • 店頭の現金保有が減る。
  • 顧客のブランド固定が図れる。(つまり、囲い込み)
  • プリペイドシステムなので、金利の先行確保ができる。
  • 客の退蔵(チャージしたまま使わない)が期待できる。
  • 顧客属性と購買動向に関する詳細なデータが取得できる。
  • 店舗/Web誘引のネタにできる。

そんな感じでしょうか。もちろん、店(企業)側のメリットの方が多いです(笑)。

なお、今秋以降IYやデニーズも対象店になるほか、来年以降ヤフーやANA(全日空)との提携も予定されているとのことです。

ま、7-11よく使うし、LawsonはTSUTAYAの「Tポイントカード」が使えなくなっちゃったし、いいんじゃないでしょうか!

*
ところで、写真の上部に写っているのは、アメ玉。
最初「Web登録の方は、登録料は要りません」と言われたんだけど、買い物をしてレジに戻ったら「やっぱり要るんでした、すみません」ということでお詫びにもらった(笑)。
なにしろ開始2日目ですから、不慣れも無理からぬところでしょう。

と思って今レシートを見たら、な、な、「初回200P」がついてないじゃないか! ち、ちきしょーっ(^^;)。

2007/05/28 月

杵柄も昔すぎるが。。

某所で「バンドやりとぇー!」という話があるので、ちょっと最近、BEYER(バイエル)を引っ張り出して指のおさらい中。
そこからかよ!という内なる声もありつつ、ゆ、指が動かねぇ…。

でもなんだ、子どもの頃は嫌なだけだったけど、今弾いてみるとかわいい曲が多いんだねぇ。
この感性が当時あれば…。(←なんか違う)

2007/05/27 日

ダービーデー

少年のような胸の(ry
ええと東京優駿競走です。

予想:4>15>1
結果:3>16>14

全然違うじゃねーか!(^^;

ま、そんなこたぁいいとして、ウォッカ(牝馬)すごいね。びっくりしました。しびれました。

牝馬の優勝はクリフジ以来64年ぶり、史上3頭目ということです。

父タニノギムレットだからウォッカ。そのネーミング作法も真っ当でいいじゃありませんか。
ええ、もちろん「複勝」は押さえました(笑)。

なぜ複勝?
土曜に馬柱を眺めていたら、前走・桜花賞2着という馬がいる。へ?と一瞬目が点。牝馬じゃん! 斤量55kgじゃん! と途端に嬉しくなりました。
ダービーで牝馬、ということで評価は「△」級に落としましたが、「丸い胸の厩務員」事件以来、ぱっ!と目についた馬は買うように努力しているのです(^^;)。

*
しかし12Rに目黒記念ねぇ。
構成からしてダービー一色だった以前と比べ、ここでも隔世を感じました。

2007/05/26 土

沖縄土産

カミさんの沖縄土産「ソーキそば」を、叔母さんの沖縄土産「こーれーぐーす(唐辛子の泡盛漬け)」でいただく。
濃厚なかつおだしと、口の中でほろほろ崩れるソーキが絶妙。こーれーぐーすで味の輪郭もくっきり。ウマー。
こういうお土産ってサイコーだよねー♪

2007/05/25 金

赤ちゃんポスト是か非か

熊本市の慈恵病院で運用がスタートした「赤ちゃんポスト」について、毎日新聞がNTTレゾナントの協力を得て行ったネット調査で賛否を尋ねたところ、「賛成」が63%と「反対」の37%を大きく上回った。

赤ちゃんポストなどに関する調査[自主・共同調査結果] - gooリサーチ

意外だ…。

「死ななくていい子どもの命を救う」という観点から、理解できないことはないとは言いつつ、オレなんかは「子捨て箱」くらいにしか思えないんだけど…。

まず、そういう動機が起きない社会づくりをしないと。
ねぇ、美しい國さん。

今朝の北海道新聞で香山リカさんが、窓口の看板に「来られたお母さんへ」と書くな(お母さんであることがいろんな事情でできない人にそう呼びかけるのは酷)、と指摘していて、それはそれで涙が出るほど御意。

2007/05/24 木

裁判員に当たりそうなオカン。。

最高裁の諮問委員会は二十三日、裁判員の日当を最高一万円程度とすることなどを答申した。(中略)
答申は裁判員の選任について手順や方法を具体的に示した。《1》裁判に必要とみられる日数を記した呼び出し状を、選任手続き日の六週間前までに候補者に送付する《2》裁判員の旅費、宿泊費は証人への支給額と同額とする《3》裁判員の選任にあたって、検察側と弁護側は交互に裁判長に、特定の候補者を選任しないよう求めることができる(最大四人まで)-などとしている。

社会 北海道新聞

裁判員制度についてわからんこと。

  • 日本のシロートに裁判員がつとまると本当に思っているのか。
  • 裁判員と、2~30人の候補をその都度動かす費用は税金だと思われるが、費用対効果の認識はあるのか。
  • いい会社の会社員だったらいざ知らず、(理由のいかんに関わらず)仕事に穴をあけることが即死活問題になりかねない自営業者等をどう考えているのか。
  • なぜ、決めたからといってやらされなければならないのか。

答えて、エロい人。

2007/05/24 木

インターネット的

インターネット的 (PHP新書)
インターネット」 糸井重里 (PHP新書)


やっぱコピーライターだなぁと思うのは(コピーライター的だなぁ、と言うべきか)、まず「インターネット的」という言葉をつくって、技術としてのインターネットと、インターネットに載せるべき(載せるとよい)ことがらを分けたことですね。

技術や手法にこだわり過ぎると、本質を見誤る。著者はちょっと離れて、その本質を捕らまえ、実践したいと考える。そこが違うなぁと。

では本質とは何か。
難しいことはない、やっぱり「正直は最大の戦略である」ということでしょう。

マス・プロダクション(生産至上主義)の中では、社会構造はヒエラルキーであり、商売の指標はマーケティング(抽出と平均)であり、生活者の嗜好もブランド優位だった。
それがインターネットの到来で、「権威」の枠組みが変わり、「評判」が市場を代表し、「個々」が前に出るようになる。消費者主権の世界です。

その中では、駆け引きや作為、嘘や隠し事、過や不足があると、すぐに見破られます。逆に、ありのままに提示すれば、正しく「返り」がある。
つまりビジネスやコミュニケーションのあり方は、「正直」にシフトしているのではないか。

私なりにかいつまむと、そんな話になるような気がします。
2001年初版の本ですからやや時間は経っていますが、その直観は、まったく正しいように思われます。

(と言って、その実践例である「ほぼ日」を読もうかという気にもならないのですが(笑))

*
ただ時間が経って少し古びたかなぁと思ったのは、インターネットにはまだまだ「バカが足りない」という指摘です。
バカとは悪い意味ではなく、本当のアイディア、知恵、自由は「バカやってるなぁ」というところで生まれるというのですが、mixiからTwitterの時代を経て、だいぶ「バカ」は増えているように思います。(悪いバカもいますが)

いずれにおいても、価値観はもう変わっているので、既存の常識にしがみついていては苦しくなるばかりでしょう。

2007/05/23 水

どう向き合う国民投票法[5]より

今日の北海道新聞朝刊で、辻井喬氏の言葉(抜粋)。

  • 安倍晋三首相は、改憲の理由として「占領下に押し付けられた憲法だ」と言う。(中略)中身さえよければ、押し付けられたかどうかなど、どちらでもいいのではないか。
  • 首相は「現行憲法は時代にそぐわなくなった」とも言う。しかしそれはブッシュ米大統領が支配する「時代」のことだろう。
  • おじいさんの岸信介元首相の悲願だった改憲を実現したいのだろうが、公私混同もはなはだしい。独立国としての気概も見識もない政治家には、憲法をいじらないでほしい。

まったくもって御意。
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