2007/06/17 日

外国語の学び方

NOVAの件に関連してだけど、北海道新聞のコラム(6月15日)に非常に興味深い引用が載っていたのでメモ。
(関口氏はドイツ語学者ということですが、イギリス・フランス・ラテン各国語もできたとのこと(参照))

戦前から戦後に活躍したドイツ語学者の関口存男(つぎお)は「語学上達の秘訣(ひけつ)十カ条」を挙げた。どの条文とも「慣れること」だけだ。要するに慣れることですね、と聞く学生に「要するに、というのがだめなのです」。地道に、一歩一歩学ぶ姿勢を強調した。

卓上四季 北海道新聞

2007/06/11 月

軽自動車の買い方

カミさんが軽自動車を購入。
軽自動車って今回初めてなんで、いろいろ勉強になりました。メモ程度に書いておきます。

(メモ程度といいつつ以下長文(^^;))

2007/06/09 土

やす夫の修理

気温も上がりましたのでね、やす夫(エクストレイル)のバンパーを(そういえばこの経緯、ブログには書いてなかったね(笑))直す日和です。

2007/06/09 土

社会が病(ry

16歳の少女に金を渡し、わいせつな行為をしたとして、警視庁少年育成課は1日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、NHK職員を逮捕した。

社会 北海道新聞

電車内で自分のほおを女性の顔にすりつけたとして、警視庁成城署は5日までに、都迷惑防止条例違反の現行犯で、NHKのディレクターを逮捕した。既に釈放されている。

社会 北海道新聞

警視庁渋谷署は8日、電車内で痴漢をしたとして、強制わいせつの現行犯で、NHK制作局ディレクターを逮捕した。容疑を認めているという。

社会 北海道新聞

いったいどうなってるんですか…?(^^;)

(2007/8/29追記)

記事原文にあった個人名は引用者が削除しました。

2007/06/08 金

社会が病むということ

政府は8日午前の閣議で、2016年までに自殺死亡率を20%以上減少させるとの数値目標を盛り込んだ「自殺総合対策大綱」を決定した。昨年10月施行の自殺対策基本法に基づく初の総合的自殺対策指針。20%減少が実現すれば、05年に10万人当たり24・2人だった自殺率が、16年に19・4人となる。

生活 北海道新聞

いいから國が口出しすんなつーの。
問題の根元、責任の所在を認識してないんでないの。

2007/06/06 水

初ドーム!

木下がきっちり抑え、稲葉がカープファンの中へかっ飛ばし、マイケルが見せ場を作り(^^;)、お陰様で13連勝!
ほんとホームチームを応援するのがこんなに楽しいとは思いませんでした。
いやぁ、ありがとうありがとう。

2007/06/06 水

なめらかな?山歩きのために

ナンバ走り (光文社新書)
ナンバ走り」 矢野・金田・織田 (光文社新書)


「山と渓谷」6月号に、「ナンバ歩きでラクラク登山!」という記事が載っていて興味を駆られたので、参考文献として紹介されていたこの本を読んでみた。

ナンバとは、古武術に見られる術理。
武士の歩き方はみなこれだったというし、相撲のスリ足や歌舞伎の所作などもこの作法にのっとっている。
近くは、陸上の末續慎吾がこの動きを取り入れ、めざましい活躍をしている。

簡単には、「右足を前に出した時、右手も前に出るような歩き(走り)方」と説明されるが、これは必ずしも本質的な説明ではなく、動作の一結果に過ぎない。

キーワードは、「捻らず」「うねらず」「踏ん張らず」。
コア(体幹)を捻らないこと、遠心力に振り回されるような動きをしないこと、力が入ったり衝撃が発生するような動きをしないこと。
そのためには、例えば肋骨や骨盤、膝を柔らかく扱う必要がある。
で、それによって、「俊敏な方向転換」、「予備動作を必要としない効率的なエネルギー伝達」、「体に負担のかからない運動」が可能になる、というのである。

本書では、必ずしも古武術を研究したわけではないのに、その動きを体得している超一流アスリートの例が続々と出てくる。
マイケル・ジョーダン(バスケ)、マイケル・ジョンソン(陸上)、セリーナ・ウィリアムズ(テニス)、長島茂雄(野球)…いずれも、体軸は正対し、柔らかく、なめらかな動きで定評ある人ばかりである。
そして話は、ピアノやドラムの演奏から、日常の立ち居にまで及んで行く。
つまり、けっこう普遍的な道理が含まれているということだろう。

我々は走っている時、右足が前なら腕は左が前に出るのが当たり前だろう。こうした「捻り」の走りは西洋風のもので、「直立不動」をムネとする軍隊式の作法がもとになっているようだと著者は考察する。
こうした動きは、実は筋肉や内臓、関節に負担を与え、疲れやすいばかりか故障の原因にもなりやすい。一見合理的でも、実は不合理な動きなのである。おそらく(またもや)明治期の歪んだ西洋追従思想が、古式の極めて合理的な術理を歴史の彼方に押し込めてしまったのだろう。
「いい姿勢」とは、直立不動ではなく、スタンスはやや広く、だらりと両腕を垂らし、緊張状態にない姿勢のことである。思えばマンガ「バガボンド」などでは、こういう姿勢がよく表現されている。

さて、山へ行って急坂にさしかかると、たしかに右手を右膝に当てて登ったり、かがむ動作を織り交ぜて下ったりしている。疲れないように、関節に負担をかけないようにと、自然に工夫をしているようにも思われる。

また例えばスキーではどうか。いまカービングが主流になっているのはたまたまだと思うが、昔の「捻り」からいまの「正対」に技術が移り変わっているのは渡りに船というものだろう。より効率的な、より疲れない運動のためには、非常に示唆的な一書ではないかと思う。

2007/06/03 日

ポチっとね・・・

前回ポチっとしたのが2004/10/28
本当はもっと長く使うつもりだったんだけど(あと1年くらいは)、少し不具合が出て来たので、思い切って新調することにした。

ナニ、今のを修理して使えって?(^^;) イヤ、商売道具なんで、タイムラグがあると困るんですよ…。それに商売道具なんで、財務省からもOKが出たし…。(いろいろ言い訳くさいが…(笑))

15営業日以内に出荷の由。

(2007/6/4追記)

tpx31kb.jpg
クリックで拡大
ちなみに現在の状況は、見えない順に「O、A、K、M、U、Ctrl、↓、→、←、S…」といったところでしょうか。前回よりましなような気がします(笑)。


(2007/6/5追記)

写真のキーボードを見たお下がりな方の証言によると、「ほとんど変わらない。いや、むしろさらに消えているのではないか?」とのこと。
失礼…(^^;)。

2007/06/03 日

デジタルであること

ビーイング・デジタル - ビットの時代 新装版
ビーイング・デジタル - ビットの時代」 ニコラス・ネグロポンテ (アスキー)


1994年から98年にかけて、WIRED(日本語版)という雑誌があって、よく読んでました。

中でも、最終ページの方にあったニコラス・ネグロポンテ氏のコラムが面白くて凄くて、真っ先に開いていましたな。
小から大へ、卑近から最先端へ、日常から宇宙へ、その鮮やかな切り口と縦横無尽に駆け巡る議論、それでいてわかりやすい説得力ある論旨には、ほんと陶酔さえ感じたもんです。

本書は、そのコラムの前半18本分をまとめなおしたもののようで、インターネットの揺籃期のような時期(1995年)に書かれたわけです。「アトム(物理的な時代)からビット(デジタル情報の時代)へ」という基本モチーフのもと、日本のTV戦略(「画質をよくするためだけのハイビジョン」)を嗤ったり、著作権の暗い未来を予見したり、「本当のマルチメディアとは」を提起したり、さすがの切れ味でデジタルの未来を予言しています。

一方、「インターフェイス」という一章に見られるように、音声認識などの入出力装置、ネットエージェント(電子的な執事のようなもの)、TVなど(既存のメディア、伝達手段)がより便利になる、といった視点は、わずか10年ほどの間に古びてしまったように思われます。
この頃はまだ、「技術とサービスはどこまでもリニアに進化する」という夢があったのだと思いますが、そこには「人間はどのくらいまで必要なのか」という視点はなく、限りなく楽観的です。
世の中は、それほど限りなく便利になるだろうか? もしくは、人間は、本当に機械の力を借りてどこまでも便利になりたいだろうか?
私なんぞは、懐疑的です。
(人間の方が、機械に合わせて思いも寄らない進化を遂げるというのは…たとえばケータイのインタフェースみたいに…あるような気もしますが)

そういう意味では、コンセプトというよりもテクニックを提示した本であったと言えるのかも知れません。

*
あと、印象に残ったくだりをメモっておきます。

  • インターネットに必要な資質とは、人為的な練習問題に答えるためではなくコミュニケーションのための読み書きである。
  • 未開人と無教養な人間の違いとは? 「未開人」は、緊密に織り上げられた社会に支えられながら、現代社会とはまったく違う手段で知識を世代から世代へと伝えている。これに対して、「無教養な人間」は、現代社会の産物だ。この社会の網の目はもつれてしまっていて、人を支える力がない。(サウジアラビア・ヤマニ石油相の指摘)
  • 蛇足ながら、(今回読んだ1995年版の)243ページに「ロバート・パーカー[訳注:美食家として知られるミステリー作家]やブルゴーニュの葡萄酒業者と一緒に名酒探しの旅に出たり…」というくだりがありますが、この訳注は間違いですね(笑)。

2007/06/03 日

クラス会ブーム

昨夜は、高校2年次に同じクラスだった面々が集まって同期会。
2年のクラス会って珍しくない?
タレントが揃ってたし、修学旅行体験なんかもあったので、周囲も羨む結束の固いクラスだった…んだよ確か。
もちろん、いろいろ動いてくれる積極的な幹事さんあっての実現なんだけど(ご苦労様でやんす)。

楽しくて、盛り上がったけど、軽く虚脱感。
なんかオレって全然成長してないなぁって感じが(笑)。

というか、基本的な性格ってみんな高校時代と変わらないね。
これはある意味すごい発見。
でした。
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