2007/12/02 日

(3)キロロ -6℃ ユキ

キロロです。
けっこう寒いです。
本日より、朝里第1がオープン。(大勢に影響ナシ(笑))

データ的には先週とほぼ同じ積雪量(70cm)ですが、途中やや減ってまた降って、さらに本日未明から降り出したようで、くるぶし程度の新雪。
結晶がはっきりしているせいかスピードは出ませんが、いたく気持ちの良い雪でした。

滑走約2時間半。(と言ってもリフトがまだ混んでいて正味は6~7本くらい)
最後は「テレマーク姿勢で余市第一をノンストップ」を自分に課しましたが、ムリですた(´Д`;)。

ところで本日の昼飯は、某スーパーで購入した「アンアンセット」。
中華丼とあんかけ焼きそばをカップリングしたものですが、ついニセコのあの奥様を思い出しますねぇ(笑)。
倶知安店にあるかどうかはわかりませんが、お見かけの際はぜひ。

2007/12/01 土

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫)
久々に虚構を読んでみますた。
サイエンス・フィクションは嫌いではないので。
と、非常にスピード感というか熱のある「書評」をダン・コーガイ氏のブログで読んだので。(正確にいうと「続きを読む…」以下は読んでないけど)

よい評論はそれ自体が触発する主体である、というようなことを吉田秀和せんせいだったかが書いていて、とても感心した覚えがあるんだけど、読書感想文にも自然と立ち上る浸透力がある、というのがアルファブロガーの才能というものなんでしょうねぇ。

*
さて、一読。
いわゆる医療ドラマです。ミステリーです。

「上手いミステリー小説」というのは、手口のための事件、事件のためのストーリーになりがちっていうのがあるから警戒しなければいけないんだけど、そのへんを差し引いて余る一級のエンタテインメント。

なによりキャラが立ちまくっている、というのは衆目の一致するところらしいですね。
「史上最強の万年講師田口公平」。
これは逢坂剛の「孤高のPRマン岡坂神策」、高村薫の「屈折した警部補合田雄一郎」の各シリーズなどを読んだ時の感覚を思い出しますな。
時を忘れて次の本、次の本、と読みふけったものですが、ちょっと、同じオカンがします。

もっとも、「ミステリー」とはいいつつ、事件の進行とか、捜査や立ち回りとかではなく、論理の積み重ねで物語を紡ぐという構成は、例えば「十二人の怒れる男」的な舞台設定を思い起こさせる部分もあるので、キャラをたんねんに描くことが自ずとお話の生命線なのかも知れない。

作者は現役の勤務医(病理学)なんだそうで。
読前、医者なんだったら、小説書くより医学の研鑽に時間を使えばいいのに…とまあ、意地悪に思わなくもなかったけど、読むとナルホドと思う。

例えば、小児臓器移植が日本でできないこと、ゆえに海外で手術を受ける家族も多いが、それがマスコミでは「美談」以上の取り上げ方がされないこと。
医学先進国の中で、日本では死亡時医学検索(剖検)の実施率が低く医学検証が十分とは言えないこと。(このへんは事件を解くカギともなっている)
さらに、「病院といういびつな生命体の排泄行為」…という極めつけの台詞。

こういった医学、医学行政、医学をとりまく社会生活の歪みへの疑問・提言は、(特に勤務医の立場であれば)直接語るよりも小説にまぶした方がうまく伝達できる、とは言えそうです。

なんにせよ、上下巻1,199円はとても安い買い物です。

チーム・バチスタの栄光」 海堂尊 (宝島文庫)


*
それはいいんだけど、またもや映画化なんだそうだ。
読んでじゅうぶんに面白いものを映画化する意味がよくわからない。要はひとつのコンテンツを美味しく何度も食おうという、卑しき日本の映像文化の発露なんだけど、原作を貶めるだけだと思うなぁ。

2007/11/25 日

60年代のパウダーシーン

“一瞬の凄み”…というわけで、昨年雑誌で知ってぜひ見たくなった写真集。

あの後、さっそくオークションのアラートに登録したんだけど、いやぁ、待つこと1年…ついに出品され、落札することができました。

黒いシュプール」、三浦敬三さんの写真集です。

1965年12月に初版(ゲットしたのは1966年再版)。
映画「白銀は招くよ!」が1959年、「アルプスの若大将」が1966年公開ですから、ちょうどスキーブームが訪れていた頃ではあるかも知れません。

三浦雄一郎さん(当時33歳)がモデルとなり、急峻な深雪の中を“セーターで”滑りまくっています。
華麗なる“回転”さえ、まだエキスパートだけのものだった時代。
ブーツ(というより“スキー靴”)は革、ストックのリングも巨大です。両足がピタリと揃って腰を捻るフォームも時代ですねぇ。
そんな頃に、スキーを担いで、あるいはシールで登り(あるいは、なんていうの?階段登り?で延々と登ったような跡が写っていたり)、防寒具の性能もよくない中でシャッターチャンスを待ち、今よりもいろんな意味で困難なシーンを見事に写し取っています。

現在エクストリームパウダーフォトセッションが隆盛を迎えているわけでありますが、そのまさにさきがけとなる一冊なのではないでしょうか。

モノクロームの魅力的な写真とともに、魅力的なキャプション(説明文)が記されています。
例えば。

「…このようなスピード回転こそ雄大な雪の斜面にふさわしい…ウェーデルンの流行によってスキーの本質が遙かに遠のいて了った感じがする。スキーというのはもっと大まかなものの筈だ。」

もう、めちゃくちゃサスガです。

2007/11/24 土

ホロカメットク

上ホロカメットクの雪崩は大惨事になってしまった。
なくなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

*
大量降雪直後の入山ということで非難の声は高まるかも知れないけど、われわれからしたら「ベテランでも巻き込まれるのだ」という事実以外に教訓はありません。
心するのみであります。
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2007/11/24 土

(2)がんばる連チャン


雪の撤収。
いきなり連チャンです。

昨日よりやや気温が高くて道路なんかは雪が溶けています。
ゲレンデは3コース目の余市1Aもオープン。

初滑りの昨日はさすがに滑り始めから心臓バクバク、息も絶え絶え、モモはピキピキと大変でしたが、今日は(モモは当然ピキピキしますが)思ったより平気だったなぁ。どうやら順調ですね。

まぁそれでも2時間程度で切り上げました。

*
キロロは、自宅からの距離も55kmくらいとヒラフへの半分。先日ガソリン代をあーだこーだと計算していたんだけど、今シーズンは「ソロでヒラフ」はあり得ないなぁ(^^;)。

もしくは、カミさんの「ちびくろちゃん(軽)」で行くかだな。

ガソリンはほんと、家計直撃だわ。

2007/11/24 土

(1)シーズンスタート

今年はキロラー。
だって、ズン券安いんだもの。

いや、もちろんヒラフの時間券も買うけどね。
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2007/11/20 火

サーバ移転

当ブログのサーバを移転しました。
(アクセスしたけど繋がらなかった。。。という方、すいませんでした(^^;))

と言っても自前サーバではなく(ブログの運用はほとんど諦め状態(笑))、レンサバを乗り換えたのです。

これまで利用していた「ハッスルサーバ」というサービスが気に入らなかったので、契約の切れ目に当たり解約することにした次第。

前にも書いたんだけど、このブログによって(大量の迷惑コメント、トラックバックのせいで?)サーバ負荷が過大になったからと、ウムをいわさずアクセス不能となり、こちらから問い合わせをするまで手も足も出ない状態にされた、ということですね。

確かに、「大きなファイルの転送を伴うサイトや、アクセスが大量にあるサイトは、ご利用を遠慮いただく場合が」ある、と注意書きがあり、もっともな規定だとは思うけど、一応事前告知をしたり、ステイタスや対処法などを案内するのがまっとうなサービスではないのかね?

というわけでさようならハッスルサーバ。
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2007/11/15 木

パウダーランキング

まだ一部不具合があるのですが、各地で雪がずんずんと降っていて心が騒ぐので、雪カンケイのサイトオープンました。
よろしければ、山行の参考に、お仕事の慰めに、モチベーションの維持用に、雪の夢見に…とお楽しみいただければ幸いです。

*
冒頭にも書きましたように、若干不具合があります。また、いったん自前サーバでの運用ですので、ときどき止まります(--;)。
ミッション・クリティカルな用途にはご使用にならないようにお願いします。

2007/11/10 土

恒例冬支度

例年よりちょっと早いけど、クルマの冬支度を完了。
まずは洗車。内外みっちりやったのは久しぶりだなぁ。このクルマでは2度目だし(笑)。
スタッドレスは2シーズン目。ついでにワイパーも2シーズン目(ぉぃ)。恒例のスキーラックを装着(写真)。
返す刀で、部屋の模様替え。ラックを置いていたスペースに、スキヰのメンテ台を置く。

さ~、これでいつでも滑りに行けます。
といいつつオーンズには行かないわけだけど…(笑)。

2007/11/07 水

茶番

この件についてはスルーと思っていたけど、あまりにも酷すぎますね。
國民を馬鹿にしすぎです。

  • なぜ大連立なのか?
    「ねじれ」の打開のためというんだけど、現状「ねじれ」こそが民意の姿なのであって、大連立とか総選挙を経ないでの再編とか枠組の変更によって打開しようとするのは本末顛倒でしょう。
    「選挙で勝てない」? それ言っちゃっちゃ勝てないでしょう。
  • なぜ辞めたのか?
    これがよくわからない。スネたのか? 民主党へのカンフルなのか? 「壊し屋」の異名通り、離党(新党)→自民合流の筋書きだったのか?
  • なぜ戻るのか?
    これが一番よくわからない。
    「恥をさらすが頑張る」と言ったと伝えられるが、それを伝えたのは鳩山氏で、肝心な時に居ないのは相変わらず。民意を自ら手放したツケは小さくないと思います。
    民主党も本当に烏合の衆ですねぇ。本当にガッカリです。

リーダー不在。
漂流。
沈没。

日本の末路ですよ。
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