2008/09/23 火

地形図秘話

地図に訊け! (ちくま新書 663)
地図に訊け!」 山岡光治 (ちくま新書 663)

元国土地理院の技官だった著者による、地形図の裏話。

作図技術や「図式」と呼ばれる作図マニュアルの歴史的な変遷、地形図に潜んでいる「間違い」「影や風向きなどの表現」「(ある種の)ウソ」などのエピソードがかなり興味深い。

中でも、

「かなり最近(2002年)世界測地系に組み込まれるのを機に補正されるまで、日本の地図は大陸などの地図と経緯度に食い違いがあった」とか、
「電子基準点(GPS電波を連続的に捉えて三角点同様の役割を果たす)が全国に約1,200点設置されている」とか、
「あの山は○○山であると特定し正しく表記することは意外に難しい」

とかいう話にはへぇーのオンパレードだし、

「建物の名称が表記される位置(順序)」とか、
「実地測量と航空写真参考の違い」とか、
「地図製作には“小人の手と巨人の目(繊細な作業と、巨視的に見て必要な情報とそうでない情報を取捨選択する=時には大胆に省略する能力)が必要」

とかは実用面から重要な示唆である。

勉強になりますた。

2008/09/21 日

小樽裏山トレッキング

フツーに登山道のある近場の山、けっこう未登リストがなくなって来て弱っています。
そんな中、今日はこちらのサイトを参考にさせていただいて小樽の裏山へ。
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2008/09/17 水

阿寒ツアー(後編)

登山口から直行。
なんもしなくていい。
風呂入り放題。

山登りして旅館泊っつーパターン、やめれまへんわァ。

というわけで、前日から一夜明け、次なる山にチャレンジです。
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2008/09/16 火

阿寒ツアー(前編)

初の道東の山。連休を利用して2泊3日で2山に登って来ました。
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2008/09/11 木

地震情報

本日9:20頃、北海道地方で地震があった。

震源地は襟裳岬沖、震源の深さ20km、地震の規模M7.0、新冠・静内・浦幌・大樹などで震度5弱、札幌は北区で震度3など。

札幌では恐怖を感じる揺れではなかったけど、けっこうゆーらゆーらと周期が大きくて時間も長かったので、頭がぐらぐらしてひっくり返りそうになった。
遠くを見なくちゃ、遠くを…ってんで目が泳いだりして。

地震で酔ったのは久しぶりだなぁ。

しかしデカそうだったので、さいしょ東京壊滅の揺れでは?と思って(ぉぃ)ネット情報を渉猟。
自分的に早かったのはTwitterだな。北海道民ユーザーが次々に発言してワラタのもありつつ、4~5分でほぼ全容がわかった。
そっか、こういう使い方もあるのね…。

ちなみに北海道新聞(サイト)では10分後くらいから「速報」が掲載されたが、記事が出たのは1時間後であった。

津波は20cm、人的被害は出ていないとの報道だが、震度が大きかった地域のみなさまにお見舞い申し上げます。


(2008/9/12追記)

データはその後修正され、震源の深さは31km、規模M7.1とのこと。

2008/09/10 水

新iPod nano

お~…!
16GB買いかも。
オレンヂなんかいいなあ。
でもクルマの振動でシャッフルがかかっちゃったらいやだな…。

2008/09/09 火

憂いのオーズモー

北の湖理事長が辞任した。
遅きに失した、というのが率直なところだろう。
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2008/09/08 月

NTTの素晴らすぃサービス

先週末、家で久しぶりに無線LANを利用(ノートを「ドック」から外してソファで通信)しようとしたカミさんから「繋がらないよ~」という指摘があった。

なぬ?

そういえば8月の頭だったかにネットワークそのものが繋がらなくなって、ルータを初期化して復旧したなんてことがあったので、その関係か?と思ってみてみた。
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2008/09/06 土

出雲神話

出雲神話 (講談社現代新書 444)
出雲神話」 松前 健 (講談社学術新書)

八雲立つ、根の国、とも称された出雲は神話のふるさとである。
その出雲ゆかりのスサノオ、オオナムチといった「神」たちがどこから来て、いかに神となりしか、が論考される。

筆者は斯界では権威ある人のようだ。初版1976年と古い本ではあるけど、それまでの研究がここに評価集成されていて、出雲神話に関しては定本と言っていい内容のように思われる。

が、多少の考古学的・民俗学的な傍証や歴年の学問の成果はあっても、結局「原典」は記紀と風土記くらいしか残っていなくて、その上に立って推論をこねまわしているだけだし、そもそもその原典が現代に伝わるまでに、言葉や価値観の遷移も含めて相当な紆余曲折があることは否定できないだろう。なので、論考が正しいとは限らず(なにが正しいかもわからないし、正しくなければいけないわけでもないが)、神話はどこまで行っても現代の妄想の域を出ないのである。

もちろん、目覚ましい人や事績が語り継がれてやがて「神」になるプロセスや、人間には「神」が必要であり、支配者には統治や権威づけのためにまた「神」が求められるという古今東西変わらないと思われる「原論」抽出には意味があるのであって、書物の価値の高さは明かである。

いやそれにしても…読むのに時間かかって大変じゃった。
日本の原風景の理解に役立つとは言っても、結局オレには関係ないっつーことがよくわかった。

興味はあるけど関係ない本って、もう時間ないから読むのをやめよう…(^^;)。

2008/09/05 金

ただの劇場

痾そうさんはタカ派で妄言居士だからダメ。違しはらさんは独裁者の息子だからダメ。与さのさんは官僚大好きだからダメ。姑いけさんは…よくわからんが上げ潮派の肝煎りだからちょっといい方に間違えばよくなる可能性はありつつ酷薄そうだし國民視点はなさそうだからやっぱダメだろうなぁ。

どれにしても痔みんとうは解散総選挙までだから(までにしなければならないから)、どうでもよい。騒ぐ必要ナシ。

眠しゅとうも含めて、誰がなにをどう言ったかについてはよく聞いておこうと思う。
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