Haretara Yamaasobi

昨日よりだいぶ暖かい日。“大荒れ”もようやく一息です。

朝イチ、ゴンドラにクルマを停めますと、荷台後ろの雪面が除雪でツルっツル。二度、すってんコロリンしてしまいました。
特に二度目は、ケツ（尾骨の上らへん）をしこたま強打。しばらく、息、止まりました＞＜。


* ゴンドラから5壁。

ゴンドラからもトラック痕が見えていましたが、昨日より薄く底当たり。早くも脚が辛いです(笑)。

* 再びゴンドラからモンキー、連絡路を食いながら花3。林間はまずまず。
* 第7のA4寄りとFロープ沿いを各1。薄いけどオイシカッタ。

新谷さんらが（調査のため）ピークへ向かって行きました。なんだかパトも数人いるし、そろそろゲートが開くのかな？と思っていたら、あとで聞けばFゲートが初オープンした由。

* 花3右～花1レジェンド。

踏み込むと今朝の「ケツ」にビリビリ響きます。
もう脚が売り切れ間近なのと相まって、苦行が続きますねぇ。

* ザクザクのレジェンドで売り切れました。コース脇の林間は微妙に楽しかったけど、ここでテレマーカー終了。

* 花1リフトを降りたら、ストロベリーが（ちゃんと）オープンしていました。

「せっかくですから…（今回のキーワード）」と、すでに売り切れた脚を鞭打ちながら一本（いわゆる借金生活）。
下のウォッシュボードは棒立ちで初心者丸出し(笑)。ここでスキーヤーも終了。

最後、ファミリーからゴンドラも棒立ちのまま。
「2時間きっちり」、苦行をこなしました(^^;。

ヒラフはやっぱ辛いワ…。


Cottage343に寄って着替えをさしてもらいながら子守中のO氏と子どもたちと談笑後、帰路へ。

倶知安駅方面の中華屋さんで昼飯を、と思ったら定休日だったので(笑)（今日は月曜なのだった）、ようよう亭に変更。したら友人UC夫妻とバッタリ。

げらげら笑いながら、今期初ギョーザを堪能。

国道393号経由で帰札（復路は初）。
札幌はほとんど降ってないようでした。


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朝飯食ってゴンドラに並び始めたのが8:10。ちょっと早すぎじゃねーの？(爆)
当然、先頭集団です。

* ゴンドラから5壁。

5壁は久しぶりだなぁ。しかも深い！
1本目から5壁は通常極めて厳しいルートなのですが（足がまだこなれていない）、今日は柔らかな雪の中をたゆたっているうちに下まで着いてしまいました。

* つーわけで5壁おかわり。

強風のためK3も花園の3本も動いていないらしい。
見晴コースへ行くしかないところでちょうどオープンしたので、これも久しぶりのハイクアップ。

* 見晴。まだヤブが目立ちますが、十分楽しいわけです。
* 見晴おかわり。同行のもぉ氏が写真を撮ってくれました。



カッコいいですねぇ…(爆)。

* 「駐車場コース」を教わりました。ひょー、steep！

だいぶへろへろになって来たし、リフトカウントもホボ2時間。ボーヨー荘で休憩（つーか昼飯）だ！という話になります。

* ボーヨーへ向けて三たび5壁。1日に5壁3本なんて初めてかもなぁ。ま、このツケは翌日に回るわけですが(笑)。

ボーヨーも久しぶり（確か去年は来ていない）。
恒例のチャーハンです。ウマ～♪

あふれんばかりにいたオージー達の姿はやや減りましたかね？


温泉は再び綺羅の湯（視界がよくないので、近場で）。

夜飯は、Paul's Cafe@気まま舎さん。やっぱ一度はこれ食わなきゃね、のポールズチキンサイコー。（いきなり3ピースかぶりつき）

Cottage 343に宿泊場所を移し、今夜は11人。

宴は盛り上がっていたようですが、22:00に爆沈しました。


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国道393号経由。
暴風雪警報とかが出ていて、「オフ参加じゃなかったら滑りに行かないナ」などと言いながら、8:30第1駐車場着。仲間たちはすでに（当然ながら）誰もいません。というかみんなはゴンドラ側だった。

雪はありそうなので、今日は太板デビュー♪


* センター4から減速運転中のK3へ乗り継ぎ、まずはジャンボ。
* K3から白樺。気温のせいか、風で結晶が破壊された重い雪のためか、板が走りません。ので、緩斜面はいかんす。
* K3から6B下の片斜。スネ上だけど食い残しがかなり。

花3リフトは強風で動かず。

* 一応ファミリーに逃げるカクゴで、花3左を一本。下の林間、まだ地形が残っているもののばうんばうんで気持ちよかった～。花2は動いていたので、そのまま下まで。
* リフト上から見るとパーク（ストンピング・グラウンドと呼ぶらしい）が未圧雪だったのでここを1本。ザクザクだったけど面白かった。
* 花1モーグル（レジェンド・オブ・シンヤ）へ行ったら未圧雪だったのでここも堪能。

花2リフトはホワイトアウトの暴風。死むかと思った。

* 最後は、空間識失調でコロコロ転ぶ人々をかきわけながらファミリーから駐車場へ。

ゴンドラ下のロープなんとかして欲しい（そのまま流れ込めない）。
昼はボーヨー荘で、と思ったんだけど、このロープのせいで時間切れ。

ま、なんだかんだ3時間滑りました。
（新板いいよ新板）


さあ昼飯どうしよう、とアテのないままクルマを下ろすと、横目に阿武茶ハケーン。速攻ハンドルを切る。
チキンテリヤキのサンドイッチ。なまら旨かったです。

昼飯中の3～40分の間に、クルマの雪下ろしが必要なほど積もっています。この状態はホボ翌々朝まで続き、さすがニセコと呆れます。

温泉は綺羅の湯。

夜は某店でチーズフォンデュのコース@4,750円。(高)

写真は、ホッケの揚げダンゴ。
これは旨かったけど、チーズにつけるよりはからし醤油かなんかでちっちっと食べた方がヨカッタんでないかい？(笑)

仲間7名とともにLog343泊。

ここにはなんと、雪待ち地蔵がいます。（ちゃんとスキーはいてる）


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ええと、上記「ちら見せ」シリーズでダンナがちまちま遊んでいたら、ヨメにあっさり蹴散らされてしまった(爆)感のある、いわくつきのエントリですが…。（コメント参照）

「今年は大物は買わない」とゴーグルを買った時に書いたにもかかわらず、つい買ってしまうことになりました。

新板です。
K2 Anti Piste 181です。
つ…ついに太板オーナぁー (´Д｀;)。

ディメンションはあのCoombaと同じ（135-102-121）ですが、テレ用に最適化されているということでだいぶ軽いように感じます。
「テレ板として初のロッカー」というような説明があったり、店で眺めていていい形だなぁーと思ったりで、ムラムラと欲しくなってしまったわけです。

旧モデルには試乗したことがあって、World Pisteと似た乗り味でとっつきやすかったのですが（でもけっこう重かった）、これは果たしてどんな感じなのか、つーか乗りこなせるのか(^^;)、今からドキワクです。

（納品されたらまずキロロでコソ練、と思ったのですがニセコでぶっつけデビューになっちまいそうです）


ちなみに上の1枚目の写真はバインディング。Black Diamondの「O1」です。
アセントシステムつきのバインディングですが、思ったよりさらにスタビリティが高そうですねぇ。これもオレにはオーバースペックかもと、ちと不安になります(笑)。

（取説に「K2のインサートビスシステムでは、寸法の関係で持ち歩くときにヒールピースを固定できないかも」と書いてありますが、オレのブーツサイズ--GARMONT 25.0/ソール長310mm/ビンはスタンダードサイズ--では問題ありませんでした）

上の2枚目、ハート型の品は、オレにとって4代目となるリーシュです。
MATSUさんのリコメンドもあって、一度使ってみたかったヤツですね。
かがまなくても、ストックで外すことができるという意外なセールスポイントがあります。

World Piste(174)と並べてみました(笑)。


余談ですが、友人ひろ師が太板を買ったと聞いた時に、オレは「だめだなぁ…(笑)」と口走ったらしい（覚えていないのですが、そういえば言ったような気もする）。

それは単に、ひろ師自身が「テレはプリミチブな細板がいい！」「ソウルでターンするんだ！」と日頃言っていたからだと思うんですが、オレ自身「沈んで浮くのがいいんだ！」「制御感があった方がいいんだ！」と思っていただけに、我ながら意外な買い物でした(笑)。

（ヘソクリで買おうと思ったら、財務省からの援助があったのが強力な後押しになったのは否めないところであります）

ところで買い物ついでにここで紹介すると、今シーズンはこんなのも買っちゃいました。
Black Diamondのちっこい（安い）ショベル。
ホグロフスのザック（TIGHT L）に納まるサイズのが欲しかったので。

もうひとつはスノウソーです。
Black Diamondのポール（フリックロックシステム）で延長して使えるタイプ。
「延長」して使うことがあるかは不明ですが、今持っている「仕込み杖」方式のやつは、やっぱ一手間多く使いにくいので。


しかし、今年の「裏山」はまだブッシュだらけみたいだねぇ。


(2009/1/12追記)

リーシュに関して続きはこちら。

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仙台と言えば誰がなんと言っても牛タンです。

まずは事前情報から評判のよかった「伊達の牛たん」。数量限定にヨワイ私（たち）、目指すは「厚切り芯たん定食」1,890円。
ぬおお、確かに厚切り！　味も、「塩」という割には秘伝のナニカが使われているようでなかなかです。
が、1切れのボリューム感はあるものの全体には物足りない内容。麦飯にとろろがついてないのもポイント低く、1,890円の商品のプレゼンテーションにはやや難ありでした。

というわけで、小腹が空くのを待ってもう一軒。

今度は「利休」です。こちらも名店ですね。「伊達の…」よりもシンプルな塩味で、ややレアな仕上がり。オレはこっちの方が好きでした。（写真は4人前）

両店とも有名店なりの安定感つーものはありましたが、有名店は有名店というところですね（微妙な表現）。

現地の人から国分町の人ぞ知る旨い店を教えてもらったので、今度行った時にはそっちを攻めてみたいと思います。

仙台名物の並木イルミネーション。酔っぱらっていたせいか、以前見たときよりもかんどーしました(笑)。

こんなイルミネーションも見かけました。儲かってるといいですけどねぇ。

明けて翌日は埼玉まで移動。

大宮駅近くにある「らぅ麺 ガラ喰楽学校」というラーメン店に入ります。
個室風の席に「4年1組」という名前がついていたり、フロアのおねーちゃんたちが給食係風の割烹着だったり、ユニーク…というかヘンな店ですね。
これまた数量限定（1日40食）という「びぃとん」という豚骨ラーメンを食します。
じゃんがらのシャキシャキ麺の真似っこみたいな麺はもう一歩ですが、スープは旨かったでした。

最後に東京土産ってことで、東京じゃがりこカレー味をゲット。
実は仙台にも「ずんだりこ」というのがあったんですが、KFCのパーティバレルくらいのデカさでとても買えなかったので、こっちがあってヨカッタ。

ま、「なにしに行ったんだ」というお約束の出張ということで…(^^;)。


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この本、その「イヤなヤツ」っぷりを余すところなく？書き出したものなのである。

無情である。ジコチューである。傲慢である。他人のテガラを横取りする。約束を守らない。幼児的に激する。言い出したら聞かない。

部分的にそんなヤツなら何人か見たことがあるが、どうも、かれらを全部足した（頭数で割らない）よりなおイヤなヤツっぽい。

凄いヤツだ。

世の中で大成するのは、なにしろ「強い欲求」を持った人間だ。逆境にあっても決して日和らず、たとえ飢え死にしようがガンとして節を曲げないヤツが“勝つ”（必ず勝てるわけではないが）。

この本、そんなヤツからビジネス（成功）のヒントを読み取ろうというものなのである。

早さ。強腕さ。厚かましさ。冷徹さ。情熱（と説得力）。諦めない。「できない」と言わせない。自分では手を下さない。

だが、そんな希代の“天才”から学べるものではない。学んだってうまくいくハズがない。そんなヤツにもし出くわしたら、「すいません、負けました」と言ってすごすごと立ち去るしかない。イヤですよ、オレは。


*
とか言いつつ、感心した言葉があったのでメモ。
Macintosh発売に関しての発言との由。

「他人のためにマックをつくっていたわけじゃない。自分のためにつくってたんだ。マックがすごいかどうかは私が判断する。市場調査をするつもりなんかなかった。グラハム・ベルが電話を発明したとき、市場調査をしたと思うかい？　するわけないじゃないか」

凄いヤツだ。



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なぜオレがコケ？(笑)
まあ縁あったと思って読んでみたんですが。


話はまず「生き物屋」という人間の生態から話が始まります。冷蔵庫の中に生き物の死体が詰まっていて平気だとか（骨を取ったりするためらしい）、ゴキブリを飼育するとか、生物の研究者や好事家に、世間なみの常識を求めてはいけない、といった話。

いきなりコケの話を振られても入って行けなかったかも知れませんが、そんなクスグリで、つい上手に引き込まれてしまいます。

ほかにも例えば、生徒たち（著者は“骨屋”もしくは“ドングリ屋”で、沖縄県の学校などで教えている人です）の関心を引く「3K」があって、それは「怖い、キモチワルイ、食える」である（そしてコケは食える）。とか、沖縄のとある城跡の井戸周辺で絶滅危惧種に指定されているコケをみつけたが、それは立小便跡によく生えるコケだった（ということはそこで…？）。とかのエピソードの数々にクスっとしたりニヤっとしたりするうち、いつの間にかギンゴケだのゼニゴケだのに興味を惹かれちゃったりする自分がいるわけです。

話術が巧みなんですねぇ。

食えると言ってもコケには「不味い」ものが多いそうで、中でもとてつもなく不味いコケの話が出てきた時にはドン引きしてしまいましたが…。

でも最後に著者は、コケの勉強が深まり、“コケの病”が進行するうちに「コケが見たい」から「コケで見たい」に変わってきた、と言います。そのくだりは感動的でさえあります。
コケでなにが見たいのか？　森です。つまり、森にいる種々のコケが生育する環境（なぜそうなっているのか）から、森のありさまを理解するということなんですね。

山歩きをしていると木や花の名前を覚えたくなるものです。「山体験」がさらに深まるからです。鳥の声も聞き分けたくなる。石もなにか語りかけてくる。そして、コケにだって「コケ」と一言で済ませられない多様な世界がある…。

となると、今度はコケもちょっと注意して見てみようかな、という気持ちにすっかりなっちゃっているわけですねぇ。

啓蒙書として素晴らしいデキですね。

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以前読んだ地図の本はどっちかというと学術的なウラ話集でしたが、これは実用のための手引き集。

地図（地形図）の基礎知識から始まって、コンパスやGPSの使い方、地図の活かし方（ナヴィゲーション）に至るまで一通りのことを教えてくれます。

地形図の読み方について、「送電線が折れているところには柱が建っている」とか（※1）、尾根筋などに等高線のふくらみがあったら、明示されていない「隠れたピーク」があることが多いなど、ちょっとした目ウロコが随所にあります。

また、日欧ではコンパス（ベースプレートコンパス）の本質的な使い方が違うのに取説にはヨーロッパ流儀の使い方しか書かれていない（※2）とか、「地図が読めない女」「地図をまわして見るのは読めてない証拠」とかの“常識”が正しくないこと、なども勉強になります。

ためになる本です。

ただ、紙数に比べて内容が濃いんでしょうね、活字や図版がやたらに小さくて、おぢさんにはキツいっす。
全ページカラーなのもいいんですが、文字色と地色のコントラストが低くてでんでん読めない部分もあります。

その辺は残念ですねぇ。


※1
直線にポツポツが送電線の印で、そのポツポツのところに柱（塔ですかね）があるわけではないということは知っていましたが、その線が折れているところには必ず柱があるというのはコロンブスの卵だった。

※2
（簡単に書くと）コンパスで行き先への角度を決め、それに従ってまっすぐ歩く、のがヨーロッパ流儀。これに対して日本の登山道は急で曲がりくねっているので、むしろ目印を使った現在地同定に主眼を置いた方がいい、というようなお話です。（同感）
冬山なら、ある角度に向かって真っ直ぐ歩けるからまだいいんですけどね。

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