2008/01/06 日

[11]どっぴ~~かん!のイワオヌプリ

土日1泊でニセコです。

昨日降ったあと、今日は天気がマズマズという読みで、ヒラフに泊まっているひろしをピックアップして、一緒にイワオヌプリに向かいます。


青、白、赤、黄。
現地に到着してみると、いい天気です。しかも時間が経つにつれて、望外のどピーカンになって来ました。

前回のチセほどではありませんが、結構暑くなってウェアを着ていられません。
従って、20~30cmのパウダーはあるのですが、徐々に重くなって来ます。

まあそれでも、青空に白い雪山は実に爽快ですねぇ。

ピーク直下から上はガリガリだったので、スキーをデポしてピークハント。
そしてちょっと降りたところで、軽く(例によって)阿武茶のパンを頬ばります。持参のレモンティも旨いです。またもやシヤワセですねぇ。

しばしマターリとした後、ひろしが掘ってみたいというので、2カ所でピットチェックを行います。
10cmと50cmに肩でも破断しない程度の弱層がありました。
滑る場所とは全然違うので、余り意味はないのですが…。

さて、滑降です。
サンクラストしていて若干モナカ状のところもあるのですが、パウダーです。気持ちいいっす。


アンヌプリの姿も絶景です。
ピークには「人だかり」が…(^^;)。
こちら側へも、結構な人数が降りて来ます。
麓でたまたま行き会ったギャルギャルに聞くと、上はやっぱりガリガリとのこと。中間がちょっと良くて、下はまたトラバースとダラダラ斜面ですから、まあ余興程度といったところなんでしょうねぇ。

降りた時点で12時とかですが、里へ降ります。
昼はいろいろ相談の結果カリー小屋でポーク10辛。

この後ヒラフから再びピークを狙うというひろしを置いて(結局ピークは14:00頃にクローズということで登れなかったらしいのですが)、本日の宿にいったん寄り(マスター邸です)、温泉は京極温泉。ここで倉島牛乳を腰に手を当てて飲むのが楽しみ。

夜は再び居酒屋さかえさんで食事。
その後は部屋呑みですが、眠くてもー、23:30で撃沈でした。

*
過去のイワオヌプリ
2006/4/8

2008/01/04 金

少女的なるもの

あー、そういやぁ、中学から高校にかけての時代だったか、少女マンガをよく読んだっけなぁ。

いや、妹のを掠めたとかではなくて、毎月ちゃんと自分で買って読んでいた。特に「別冊少女コミック」。萩尾望都さんですよ、竹宮恵(現・惠)子さんですよ、以下(敬称略)、倉多江美、山田ミネコ、名香智子、佐藤史生、樹村みのりといった書き手が好きだった。

あれはなんだったんだろうか。
「少女」の純化された心象風景…のようなものへの憧れのようなものだったか。
そんなキレイキレイなものはありはしないのだということを知るのに大して時間はかからなかったけど(笑)、この本を読んで、久々にそんなアヤウイ感覚を思い出した。
(ちなみに著者はオレと同世代の人だ)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)
西の魔女が死んだ」 梨木香歩 (新潮文庫)


たぶん、青少年文学の傑作である。

ファンタジー小説かと思ったらそうではない。
西の魔女とは、主人公まい(女子中学生)の、西の方に住むおばあちゃんのこと。
まいは、現実世界のあんなことやこんなことがイヤになって、喘息や不登校を患い、おばあちゃんの家に寄宿することになる。

そこで「魔女の手ほどき」を受けることになるのだが…。

自然のディテイルや、人生をうまく過ごすためのコツの描写が素敵だ。
なにより、今まで読んだどんなお話でもお目にかかったことがない結末にびっくりする。

かつて少女的なるものだった人、または、に憧れた人は読んでみるといい。なにか心を揺さぶられるに違いない。

2008/01/03 木

コーヒー豆が切れた

…ので、いつも買っているAEON発寒SCのKALDIに行こうと思ってクルマを出しました。
AEONに近づいてみると…駐車場まで、ものすげー長蛇の列です。見渡す限りどの入り口も。

もつろん、速攻、やめました。
待たすのはともかく(ぉぃ)、待つのはキライなんですよーん。

新春初売りったって、新春早々あんなに時間を費やして何を買いたいのか?と訝ってみたくなっちゃいますね。

ともあれコーヒー。

次にいつも買っている店(札幌珈琲館)に回ってみますが、まだ開いていません。いや、路面店だからまだ正月休みかもなーとは思ったんですよ。

さてさてコーヒー。

いったん家に帰ったんですが、諦めきれず、ネット検索してみると、意外と近所によさげな店があるじゃありませんか。

工房横井珈琲さん…あっ、よく見たら、仕事先で使われている豆の店でした。

早速、再びクルマを出しました。
いわゆる「西野屯田通り」から一本入ったところですが、首尾よくすぐに見つかりました。

ちょうど1月のお勧め:100g×2種(ニカラグア・ヴィジャ・フォンタナとやら&ブラジル・カイアナとやら)パックがあったので、購入。
(マスターはちょっと、あまりお友達になれそうなタイプじゃありませんでしたが…(笑))

いやいや、取りあえず事なきを得ました。

2008/01/03 木

冒険の才能

青春を山に賭けて (文春文庫)
青春を山に賭けて」 植村直己 (文春文庫)


明大で山岳部に入る頃から、五大陸最高峰の単独登頂を果たすまでの手記。
(ヤマ屋のバイブルのひとつらしい。ヤマケイ1月号の読者投票でも、8位に入っていた)

*
読中、何度も浮かんで来たのは「愚直」という単語だった。あだ名は「ドングリ」だった。不器用だった。でも逆にそれをバネにして、余人の到達し得ない高みを踏んだ。

冒険には才能がいる。
へこたれない、諦めない。そして、思いこむ力である。

功名心がまったくなかったとは言えない。
が、動機はいつも単純だった。心の赴くまま、ただ行きたい方向へと、思いこんだら一途に、どこへでもひょいと出かけて行く。実行に躊躇はない。
ふつふつと沸き上がってくるもの、それが才能というものにほかならない。

そういえば、この年末に山下清のエピソードがTVで流れていた。
巧まざる技巧、心の中で「描きたいもの」が素直にそのまま出てくる作風。
まさに才能だろう。

*
また一節に、こうある。
「冒険--それは、まず生きて帰ることである。」

生きて帰り、語ることができて初めて、それは冒険と呼ばれる。

氏は、厳冬期のマッキンリー登頂を成し遂げたあと、雪原に消えた。クレバスに落ちてもひっかかるようにと、氏が考案した旗竿をつけたまま。

だから、最期の旅は未だ冒険にはなっていない。
氏はいま、どこの途中を彷徨っているのだろうか?

2008/01/02 水

正月休みの生活

今年最初の大物・炊飯器を買いに出たついでに、スーパーに寄る。(もつろん、ポイント10倍のあの店である)

昼飯をどうする?ということになり、お惣菜売り場を覗いてみると、なんと780円の迎春弁当を売っている。
780円…我が家ではついぞ出費したことのない破格の弁当である。

フツーにインスタントラーメンでも作れば50円程度のコストで済む、という選択肢もある中(^^;)、「ええい、お正月だ、買っちまえ!」つーわけで、買っちまった。

なんと、「イベリコ豚の豚重」(奥はカミさんの好物・カニ飯弁当同じく780円)。

おそるおそる食ってみると、おお~、さすがイベリコ。なかなか旨かった。780円の値はあったのであった。

よかった…。

2008/01/01 火

謹賀新年

皆さま、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

呑み疲れ中…(^^;
たまに呑むと、すぐね。
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