2007/05/16 水

んhkの横暴

池田信夫 blog経由。
んhkが、取りあえず東京23区内の事業所「数件」に対して、受信料契約を結ぶよう文書を送るという

横暴なことである。
記事にもあるけど、電波を流してるんだから契約しろ、というのは憲法レベルで否定しなければならない考え方ではないか。(今どき「テレビ」の購入は、必ずしもんhkとの契約を前提にしたものではないだろう)

前にも書いたけど、んhkは少なくとも、寒い民放お追従番組はやめ、資源を國民に還元し、「視聴しない選択肢を用意」してから暴力を振りかざして欲しいものである。

2007/05/15 火

「つ…繋がらねぇ!」

本事象が発生したのは、5月15日の18時44分頃。対象サービスは、Bフレッツとフレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、フレッツ・スポット、Mフレッツのアクセス系サービスに加え、Bフレッツ回線を利用したIP電話サービス「ひかり電話」など。東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県を除いた北海道・東北・北関東・甲信越の広範囲で発生している。

NTT東日本エリアの13道県でフレッツが大規模障害。復旧時期は未定

ぬおお! こっちの設定がおかしくなったかと思って悪戦苦闘しちゃったよ!(笑)

2007/05/15 火

経営者に(著者が)読ませたいWeb2.0の本

これから何が起こるのか
テーマフレーズがなぜかイギリス語で書いてあって、「What Will Happen to the Whole System of Capitalism with Web 2.0 Revolution?」という本。日本語タイトルからは伺い知れないけど、ヤハリWeb2.0の啓蒙書です。

前に読んだ本とほぼ似たような内容ながら、企業経営(コンサルタント)の立場から説明するとこうなる、ということでしょうねぇ。
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2007/05/15 火

Score Library Project

すごいサービスをハケーン。

International Music Score Library Project (IMSLP)」。
著作権保護期間が過ぎて(かな?)パブリックドメイン化した、もしくは作者が無償提供を望んだ、楽曲のスコア(総譜)がPDFで閲覧できてしまうというページ。
全部が全部ではないし、交響曲でもピアノアレンジ版だけとかということはありつつ、ポピュラーなクラシックどころはかなりな程度存在している。

実際は、オレみたいな12.1型のディスプレイだとキツいわけだけど、これは使えるなぁ。

2007/05/14 月

春もみじ

…という言葉があるんだそうで。

本州方面でどうだったか記憶がなくて、こっちで初めて気づいたんだけど、春霞の向こうで森が「紅葉」してるんですねぇ。

雪どけとともにいっせいに萌えだしたカエデ類の紅葉や、カツラの黄葉などが相まってこういう色になっているらしい。

ここに春の淡い新緑や、ヤマザクラのピンクなども入り交じって、かなりきれいです。(ウチのデジカメだとうまく撮れないが…(^^;))

「山笑う」「山笑む」といった季語も、この情景を表しているそうな。

写真は、三角山麓から大倉山~三角山路の稜線方面を撮ったもの。

2007/05/14 月

(夕張)真実はどこに

観光施設の一括運営受託が決まったとき、加森公人社長は、希望者の全員再雇用を明言した。あの報道では、条件つき、のニュアンスはなかったように思う。
わたしは、夕張リゾート株式会社の西田吏利社長にさらに訊(き)いた。
「西田社長は、受託決定の経緯はずっと見てきたのですか?」
西田社長は首を振った。
「いや、決定後、三月の八日か十日ごろに突然言われたんです。お前がやれって」
何か重大な食い違いが起こっているようだ。西田社長に加森社長の意図が正確に伝わっていないのか。
わたしは、さらに訊いた。
「加森観光では、将来夕張をどのようなリゾートにするという構想なんですか」
「構想はとくにありません」
「新規投資は?」
「まったく予定していません。とにかく施設のリニューアルの原資を稼ごうと思っています」

企画・連載 : 北海道発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

この人、先日たまたま、TVで見たなぁ。
ぐるっとパス」の紹介というか検証がひとつの話題になっていた。このパス、大人一人3,150円で、市内14の施設の見学・利用ができるというもの。
人気コンテンツをフックに、不人気コンテンツの利用促進も図り、合わせて客単価の、ひいては収益の拡大を実現しようという手である。
確かにセオリーとしてはあるんだろうけど、不人気コンテンツのレベルが極端に低い(と思われる)夕張での実態に合っているのか。
「バスで巡れるからラクでいい」というお客さんがいる反面、「歴史村だけ見たいのに、高すぎ」と背を向ける人も。

あんまり考えてないなぁ。

というのが、そのTV番組を見た感想であった。
そこへこの報道。
やっぱ、あんまり考えてないみたいだなぁ。

そう言えば、夕張在住の某知人が、「市長は、夢は語るが根拠がない」という意味のことを言っていた。

加森観光も市長も、「救済」に乗り出したことでイメージはよいが、そのイメージの向こうの真実に目をこらす必要があるように思った。

*
ところで、夕張リゾート社のWebサイト
デジハリの有志が作ってるんだって。
「うまく使った」なぁ(^^;)。

2007/05/13 日

凄味(発泡酒)


スーパーで試飲缶をもらった。「もうすぐ」発売らしいね。
「すごみ」と読む。凄みのあるネーミングですな。
苦い。キリっとはしているが、喉ごしに変な味がする。(もっとも、最近変な飲み物が多いので何が変だかよくわからなくなっているが…)
アルコール度数が6%。けっこう重い。

ウラ面(写真下)のコメントがまた振るっている。

「必ず自宅に持ち帰り」
余計なお世話じゃー!途中の公園とかで飲んだっていいじゃんかー(笑)。と思ったら、ま、クルマで飲むな、隠れて飲むな、ということらしい。
この場で飲ませない(スーパー等では酒類の試飲を自粛してるところが多い)ためのエクスキューズかもね。

「冷やして飲んでください」
これも余計なお世話という気もするが、冷やさないと味が本当に変だってことがバレちゃうからだろうか。(←余計な勘ぐり)

2007/05/12 土

シーズンイン

取りあえず大倉山(307m)~三角山(311.3m)散策ツアーに出かけて来ました。

緑ヶ丘療育園前の駐車スペースにクルマを停め、前回とちょうど逆のルートへ。
大倉山のリフト(片道一人250円)と休憩を入れて2時間程度。
新緑の里山は、いたく気持ちよかったデス。

写真は、大倉山シャンツェ展望台から見た三角山。

*
過去の三角山
2006/5/27
2005/5/22


過去の大倉山
2006/5/27

2007/05/12 土

ウェブ・ビジネス入門

ウェブ新時代の「口コミ」戦略  ナンバー1になるためのビジネススタイル
Web2.0時代とは何で、ビジネスはどう展開したらいいか。けっこう、まとまりのよい入門書かも。

なんとなく旧来のマーケティング啓蒙書の語り口があってわかりやすい反面、旧来の企業にとっては「どうやって実現するんだそんなもん」的に夢物語っぽいけど…。

ではビジネスの要件とは何か。
コンセンサス(情報や資源をオープン化・共有化し、見える化を図るとともに集合知を形成させること)、モチベーション(「社員」に責任(情報と決裁権)と意欲を持たせ、人間力を惹起すること)、スピード(意思決定と実行の速さを最大化すること)…という風に挙げていくんだけど、これってもともとビジネスの基本だよね。スケールと程度が違うということか。


その他感想。

Web2.0時代には、ビジネスの身の丈というものが変わって来るのではないか。「質の良いスモールビジネス」を考えるとハッピーになれるかも。ボランティア、コラボレーション、ゼロサム…と思えばNPOの形態だな。オレみたいな根無し草でも同じ土俵に立ってよい、ということでもある。
ゼニは欲しいけど、儲けすぎはよくない。ココロがねじける。

ネットビジネスでは、「地域一番」にならないと競争に勝てない、という。「地域」とは全国、もしくは世界であり、かつ論理的な地域(事業ドメイン)のことでもあるので、とにかく「ユニーク」な商品かサービスを持っていないと生き残れない、と。
ま、基本はそうだろうけど、必ずしも「一番」の軸は一本ではないので、たまたま優しいサービスを受けたとか、使用感がフィーリングに合ったとか、ドメインのセグメントが微妙に違ったとか、意外とちょっとしたことでブランドスイッチは起こるかも知れない。一番でないからと言って諦めないこと。

その他キーワード。

古典的マーケティング用語「AIDMA」に代わる購買行動プロセスの頭文字、「AISAS」
A…Attention
I…Interest
S…Search
A…Action
S…Share
D(Desire)やM(Memory)がなく、S(SearchとShare)が加わっている。

オープンソースソフトの代表、「LAMP」
L…Linux
A…Apache
M…MySQL
P…Perl、PHP、Python
Webアプリは、タダで作れる。(「手の内に入れる」ためにはコストがかかるが…)

*
しかし、PHP新書ってけっこう外れがないなぁ。

2007/05/11 金

「タコ箱」、147倍

七日に受け付けを始めた留萌支庁の「タコ箱漁オーナー二○○七」に申し込みが殺到、十一日朝までに定員百人に対し、全国から約一万五千件近い応募があった。

経済 北海道新聞

久々に痛快というか、アフォ?なニュース。まるでエイプリルフール虚構新聞みたいだ…。

要するに、留萌支庁水産課に申し込み、1箱5,000円で「タコ箱のオーナー」になる。期間中(6/4の週~7月末まで)「5回引き上げ」のチャンスがあり、中に水ダコが入っていたら、それを茹で上げてオーナーに送付するという。入っている確率は「概ね5~20%」。フツーに運がよければ、1パイはゲットできそうですな。

これに対して、なぜか応募が殺到。募集からわずか4日目の今朝時点で定員100名に対して14,726件(道内約3,500件)、この先どこまで増えるかわからないという。

わはは。
なぜだ。
みんなヒマなのか。
そんなに安全・安心な水ダコが食いたいのか。
それとも、あまりにもユニークな企画だからか。

「なぜか殺到」と上に書いたが、新聞にURIが記載されていた専用サイトをなにげに覗いてみると、いや、これが凄い。

ノリノリである。

もちろん企画そのものに推進力があるせいもあるが、いわゆるお役所サイトではついぞお目にかかったことのないような「切れた内容」に惹かれまくっちゃった応募者も多いのではないか。

サイト企画に悩む某H社のT氏なぞも、こういう、1テーマにアドレナリンを絞り尽くすようなサイトに学んでみてはどうだろうか。

(2007/5/28追記)

倍率は最終的に220倍になったそうな。
最終抽選は、誰あろうタコが行ったという(^^;)。
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