2007/01/31 水

本日の異常気象

一昨日は気圧の谷で暖気が残ったその上空へちょうど北海道サイズの寒気がおっかぶさり、850hPa面と500hPa面の温度差はなんと30度にもなった(札幌)。フツーは23度とかなので、そりゃ降るわな。翌朝にかけて札幌の24時間降雪量は30cm超。
当然発雷もヨソウされたが、アンヌプリでは落雷があったという(champ情報)。ニセコ雪崩情報では「稜線は帯電している」なんつー記述もあったけど、パトは電位の測定もしてるんだろうか。髪の毛が逆立ったとかそういう話なのだろうか。

昨日は低気圧前面で暖気が入り、一時晴れて気温も上がった。朝まで真っ白くきれいだった道もおかげで午後にはばしゃばしゃ。クルマで走っていると「洪水か?」と思うほど。クルマももちろん朝はきれいだった(日曜に水洗いした)が、帰る時には泥ぐしゃとなった。

今日はその低気圧が接近、朝から雨。道を一本入ると溶けかけた雪でもの凄いワダチ道となり、スタックの恐怖に見舞われる(ま、その恐怖から逃れようとクルマを替えたんだけどさ…)。

明日(木)はその低気圧の影響でやや崩れ、その後には-42℃の寒気が控えている。
明後日(金)は冬型。
明々後日(土)はウハウハ。ウハウハ~(妄想)。
なだれに注意。

2007/01/28 日

(10)グランヒラフ

新雪なし。
ゲレンデオンリー。
視界悪く雪面みえねー。
以上!(笑)

*
ロンドで8&ACに会えました。
ひろ師も来てたんだ?

*
写真は、撤収時に板に降り積もる、雲粒のないスノウフレーク。

2007/01/25 木

玉雪


手袋の上に玉雪
札幌、降りましたな。ここまでの24時間降雪量は20cm近くになりました。

新雪は通勤も楽しい。
ウハウハ歩いていますと、突然大粒の“玉雪”が降って来た。手のひらで受けてみると、直径5mm大のがごろごろ。割ってみると氷の芯などは入ってはいなかった。

でもまぁ、上空に上昇気流がある証拠でしょうな。
あさ9時の天気図や雲画像では明瞭ではないけど、比較的温かいし、要は低気圧(気圧の谷)による雪ということですな。

2007/01/23 火

マンガの話

昼飯を食いに、よく近所の蕎麦屋や定食屋やラーメン屋や中華屋に行くんだけど、そういう店にはたいてい漫画週刊誌が置いてあるので、パラパラと読みながら食う。
もう見るからに読みたくない作品もあって、飛ばしながら読むと、ちょうど一食食い終わるのに一冊読み終わるペースだったりするわけですね。

さて、ある日。
ビッグコミックオリジナルを読むともなしに読んでいたら、ヤラレタ。油断した。凄ぇ。
弁護士のくず」。
何号だったか忘れたけど、「金魚のフン編」。
一編読み終わったところで体が震えちゃいますた、蕎麦屋だもんで涙するわけにもいかず…。
かねてからいい話描くなァと思ってたけど、実にヤラレタなぁ。

…なんてことを考えていたら、今日、新聞にその名が出ていた。「小学館漫画賞を受賞」。

いや、これには驚きもしない。当然でござんしょう。
浦沢某よりよっぽど心揺さぶられるもんなぁ。

*
あ、そういや先日、「PLUTO」の第4巻を買った。
おしまいまで読んで、どことなく不満を感じていて、最後のページを開いたらこれには面食らった。
どーんとでかい描き文字。
作品に華がないのよね。

ぎゃははは! さすがサイバラさん。
オレの「どことなく不満」をズバリとあとがきで。

面白くないこともないんだけど、だらだらとどこまで続くのよ、そんな感じをしっかりと言い切ってくれました。

でも、本の作り方として、PLUTOのあとがきにサイバラさんはどうなのよ(笑)。

2007/01/23 火

NTN to debut

去年、試作品が公開されていたNTN(New Telemark Norm)@Rottefellaが1/26からソルトレークシティーで開催される外屋冬市(Outdoor Retailer Shows Winter Market)でお目見えすることになったモヨウ。
リリース時期や価格などはまだ明らかになっていないモヨウ。

この写真を見て思ったんだけど、どうせなら固定部をもう一個増やしてアルペン滑りにも対応できるようにした方がよかったんじゃないかな?(笑)


(2007/2/6追記)

アメリカ語の読解力がないのでナンなんだけど、その後もれ聞こえる情報によると、かなりキレるバインディングらしい。あと読み落としていたところでは、市場への投入はこの秋、ScarpaのほかCrispiもブーツを出品している。Garmontも追随は必至だろうなぁ…。

2007/01/21 日

練習日和

MASHさん主催のアクティビティに参加して手稲山に行ってました。
なぜか、Sパパに会いました(笑)。
いつもお師匠さんと言っていたのはあの方なのね。

写真は、「手前・ツボ足の場合、(雪の状態によるが)1m近くの深さまで影響を及ぼす。奥・指さしているスノーシューの場合はもっと浅い」という説明。

カーボンのゾンデは折れ(割れ)やすいというのも再認識。木に引っかけただけでポキンですもん。高いのに気の毒。

道具の使い方には慣れて来たけど、「イザ」という時にどれくらい動けるのか、かなりヤバいですね。

*
土曜はやや湿り気があるけどなかなかよいパウダーでした。日曜はクラストしかかっていたけど、気持ちよい晴天。みんなの合い言葉は、「練習なんかしてる場合じゃないぞう」でした(笑)。

2007/01/19 金

企画書は1行

企画書は1行

イヤそうなんですよ。
企画書は無駄を削ぎ落とし、鋭く研ぎ澄ますのが基本です、相手の心にグサリと突き刺さるように…。

でもさ、この本、元ネタ的(雑誌連載時)には「企画書の1ページ」といったらしい。前後に加筆して「1行」に「研ぎ澄ました」らしいけど、テーマがちょっとはばけている。
新書が売れているというけど(とくに「サオダケ屋」「バカのカベ」以来)、タイトルありきの本ってなんかなー。

企画書は1行 (野地秩嘉) 光文社


2007/01/15 月

タイゾー化する子供たち

とある禅寺で座禅を組む若者、に扮したタレント。
禅僧、に扮したタレントが、警策で若者の肩を打つ。
「いてっ」
とか言って振り返る若者。

こんなCMが流れていたのを見て、胸が悪くなった。ふざけんなよ、ダメだろ、そんな態度。面白けりゃ何でもいいのかよ。
そして思った、日本の文化や心というのはもう、子供たちに継承されて行かないのだろうな。

*
…というような話の背景について解説しているのかと思って、この本

タイゾー化する子供たち」(原田武夫著・光文社ペーパーバックス)

を手に取った。
と言いつつ、なんでこの本を買ったのか全然わかんないんだけど…。

で、読んでみた。(読書欲がまったくない月間の最中なので、2カ月以上かかった)
トンデモ本だった。

日本の戦後教育は、アメリカによる資本搾取のシナリオだった。そして今、大学の学生は(補助金≒学費が税金から出されているにも関わらず)自らの方向を見失い、ある日突然成功者(=タイゾー)になることを夢見、行政や日本企業ではなくハイリスクハイリターンの外資系ナントカ企業に青田買いされていく。あるいは、単純労働の提供者くらいの能力しか開発されてはいない。いま日本に必要なのは、こうした現実に立ち向かい、国家エリートを養成することだ…。

*
そういや、あるプロ野球選手が大リーグに行くことになって、アメリカ語でスピーチしたのしないのと面白可笑しく報道されているのを見た。
なんで戦後60年も経って日本人のアメリカアレルギーはなくならないのかな、まさに植民地のドレイだな、とまた胸が悪くなったものだった。

上の方がアメリカアレルギーまみれなんだもの(というか、そう刷り込まれ続けている)、日本人全般がアレルギーにかかって地に足がつかないのも当然だわな。
いい加減に独立したらどうだろう。

と思っても、そんな思いを託せる能力あるリーダーが絶無なのは確かだ。
(少なくともアベ君は、ジミン党もろともさっさと退場してくんないかな。)

*
余談だが、「棒詠唱は新しい国造りへの第一歩だ」とアベ君はのたまった。
オレも国家防衛の枠組みを再構築すること自体には反対ではないが、「国造りの最後の(詰めの)一歩だ」であって欲しいと思う。

凶行く基本法にせよ、総務症主導のんhk受信料支払いの義務化にせよ、増税にせよ年金改革にせよ、このままほっといたら何をされるかわかったものではない。

拙速はもう結構である。

2007/01/14 日

(9)花3デー

6:00出発でグランヒラフ。
小樽からゴン降り。吹雪の中を走るのは今季初。圧雪は普通怖くないんだけど、時々四輪ドリフトしたり横(赤信号だろっ(-"-;))からクルマが飛び出して来たりして結構キモを冷やしながら走る。だもんで初っ端から4WDモードである。

8:00着。ちょうどchamp夫妻と行き合う。
ヒラフも結構な降り。こういう降りになるとは思ってなかったなぁ。

C4~K3を乗り継いで花3にドロップ。やや薄いけど、吹き溜まりのところを踏み込むとフェイスショット。やり~。
ツリーランも今季初なので、面白いのと練習がてらここを3周。
調子に乗って花3ゲートへ。これでもかというくらい標識つーか注意看板が立てられていて、緊迫感というよりはギャグみたいである。
下を見下ろすと、あららら、まだ全然ブッシュだらけで、見慣れた風景ではない。取りあえず滑り降りたけど、ほとんど面白くないし、トラップがありそうで怖い。

鼻白みつつ下を目指す。花1モーグルは、またもピステンが入っていた。10cm厚積もったグルーミングバーンつーのもよかったけど(奥のラインはノートラックだった)、気合い入れて…というかカクゴを決めて行ったのにいささか拍子抜け。

一度上がってストロベリーに入ってみる。おっ、ここはイケるじゃーん。
好きなラインを辿って3本…いや4本だったか?
体調がもう一つなんで、急斜を降りるとなまら息が切れる。面白いんだけど、こりゃイカンてんで、また花3に舞い戻ることにする。
ここをまた3本…いや2本だったか? オレの細板(でもないんだが…)で踏むと、まだ充分スプレーが上がるんですよ。ふふ。
すっかり花3でパウ練デーになってしまった。

11:00過ぎまでみっちり滑り込み、そろそろよかろうってんでロープトゥ下から里へ降りる。
地形にハマって(と、足腰がもう立たないので)大前転しちゃったよ。首が…(^^;)。


ご満悦のやや謎…
いや放牧主婦連
里(Niseko343)へ降りてコーヒーをいただいていると、やや謎…いや放牧主婦連も降りて来た。ゲレンデでは会えなかったけど。苦節3年、よかったね~、ようやくいい雪に当たったね。通い続けていると必ずいいコトがある。ってわけで、また3年通ってください(ぉぃ)。
このほかG&G夫婦とも会えたが、トミー☆ようことは会えず残念。

帰路はU&C、IGとようよう亭でギョーザ。
げふっ。

2007/01/09 火

正しい冬

バクダン低気圧一過。
その低気圧が、アリューシャンのほぼ定位置に納まり、大陸の寒気が吹き込んだ。
エルニーニョのためとも言うが、これまでは強い寒気が降りて来なかったことと、低気圧が東へ抜けても意外に低い(南寄りの)位置を占めていたため、石狩・後志辺りに雪が少なかった。

今朝、クルマへ行ってみると、車体の西側は風でカリカリ、東側には雪庇ができていた(笑)。

ヒラフでは今朝までに1日で50cm、キロロでは何と110cmの積雪があったモヨウ。

ようやく正しい冬になりました。
(この先も予断は許さないが…謎さまも見えるようだし(笑))
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