2006/09/18 月

とりあえず無事帰還

気圧がぐんぐん下がって胸騒ぎを覚える中、台風は思ったより北側を通過。
夜半に風は吹いたようだけど雨もさほど降らず、飛行機も何ごともなかったように定刻発にて飛びました。
その台風を左手に眺めながら(いや、見えはしないが)、追い越して帰って来たわけであります。
明後日くらいに北海道にも来そうだねぇ。あの風はいつか見た風。

この間、四国地方はほとんど曇時々雨の予報。
そりゃーオレは雨男だけど、実害はほとんどなくて助かりました。

いやしかし、とにかく5日間堪能して来ましたよ。
詳細はまた後日。

*
なんと同じ日に道後だったって?>ごりさん。バッタリ会ったら笑ったねぇ。

2006/09/15 金

旅行

昨日から、四国に来ております。
一言で申せば、海鮮(ばかりではないが)旨い物巡りの旅。
ちょっとは仕事も絡んでるんだけどさ。

昨夜は道後温泉(愛媛)で小鯛一尾のお通し(マリネ)・地たこ刺・ふぐ天・じゃこ天(薩摩揚げ)・鯨刺・鯛一夜干し・鯛ちり・すまき(にした蒲鉾)の数々。
今日の昼は四万十の天然鰻(!)。
そして夜は今しがたまで、高知で皿鉢に溺れる。タタキはもちろん、鯛やどろめ(鰯の稚魚)とか、ウマー。

そして明日は鳴門の鯛づくしまつりフェア。
明後日は再び道後に戻り、高級旅館酒池肉林の夜。になるヨテイ。

は~。
なまら幸せでっす。

詳しくはまた…。

*
目下の心配事は、帰る日にまじ直撃来そうな台風(13号)です。
ははは…(^^;)。

2006/09/13 水

免許更新

午前中仕事をサボって、手稲まで免許の更新に行って来ました。

北海道でするのは初、なんだけどなんで2時間講習なんだよ…orz。
今回こそ人生初のゴールド免許だと思ってたんだが…おかしいな。

ま、深く考えるのも面倒なので取りあえず。
相変わらず講習はダルいです。講師は尊大だし、内容も無いよう。交○安全協会を食わすためのみのシステムにこんなにカネと時間をかけなければならないのは腹立たしいです。

まぁそれでも、ビデオには福留功男さんや武蔵川部屋の力士が、テキストにはちびまる子ちゃんが登場したりして、ま、工夫はしてるんでしょうな。
あと北海道版のテキストがあって(二冊もムダだがな)、東京の数倍の事故致死率とかのデータは面白かったです。

それにサスガ札幌。試験場に広大な駐車場があって、空きがあるか心配する必要がないのはいいですな~。

2006/09/11 月

謎のメニュウ

札幌の某スーパー・L社のチラシに、「えっ!?」と目を剥くようなレシピが載っていた。

面白そうなんで捨ててもいいやという気持ちで作ってみました。

これが何か気になる方は、↓続きをごらんあれ!
続きを読む>>

2006/09/09 土

ポン子ふたたび(みたび)

日射しに恵まれた本日、午前中から洗車しました。
近ごろ、ディーラーが洗ってくれていたので(^^;)、自分で洗うのは実に久しぶりです。
仕上がりは(まぁ、走行10万km近いなりに)ピッカピカさ♪

さぁーてところが昼過ぎに、用足しに乗って行ったカミさんから電話が入る。
「またポン子止まっちゃったー!!」
げ!
昨日くらいからまたバッテリーのアラートが点いていたけど、まさかね…と思っていたら、そのまさか。
例の遠き山事件の時と同じ感じだというのです。

折しもアタクシ、風呂洗いの直後。全裸にタオルという姿でしたが、慌てて身繕いをし、タクシーを拾って現場へかけつけます。
今回は悪いことに、交差点で止まってしまったらしい。通りすがりのおじさんたちが助けてくれて、何とか路肩に寄せたという。

またもやJAFです。走ってて止まったということはやはり発電機の異常ではないか、との見立て。今度は速攻レッカーです。(今回は2.9kmということで、無料でした。ホ。)



束の間の代車の記憶。
フォレスターです。
いつものディーラーで見てもらうと、やはり発電機の異常。なにしろ先日交換したばかりなので、部品が不良だったということになり、幸い無料で直してもらうことができました。
しかも、クレームだったことと(結構キツく言ったからなぁ)、ディーラーが現在仮店舗でイレギュラーなクルマを置いておけないという事情もあるのか、即日修理・納車となりました。
この辺の対応はナイスでしたね。

しかしやれやれ。
部品の不良とはいえ、こんな目に二度も遭うとは…。ピッカピカのポン子を眺めながらJAFを待つ時間、本当に情けなかったよ…(^^;)。

2006/09/07 木

最も魅力的な市

コンサルティング会社「ブランド総合研究所」(東京)は7日、「地域のブランド力」に関する初の全国調査の結果を発表した。「魅力的な市」のトップは札幌市で、10位以内に道内から4市が入った。(中略)調査は八月、インターネットを通じ、全七百七十九市を対象に全国の約二万五千人に実施した。(中略)その結果、一位は六○・五点で札幌市、二位は五八・○点の神戸市、三位は五七・六点の函館市と横浜市となった。道内からは、このほか富良野市(六位)、小樽市(七位)がトップ10入り。札幌市は「とても魅力的」が34・5%、「やや魅力的」が52・1%と、80%を超える人が魅力を感じている一方で、「あまり魅力的ではない」「全く魅力的ではない」を合わせても1・6%だった。

北海道新聞 話題


北海道のオーラが弱まっているような気がする昨今、ちょっと実感と違うんだけど、もちろん悪い気はしませんですな。

2006/09/06 水

五次元世界のぼうけん

小学生の頃だったかなぁ。
「五次元世界のぼうけん」(あかね書房:渡辺茂男訳)という児童文学を読んで、いたく胸ときめいたことがあります。

ときめいたと言っても、主人公メグのニックネームのひとつが「メガパーセク」といって、それが326万光年という途方もない距離を表す単位だった(3260万光年と書いてあったような気もするが)、で、そんな名を持つ女の子にどきどきした、ということくらいしか覚えていなくて、どんな話だったかなぁ、いつか読み返したいなぁ、と思っていたのでした。

とうの昔に絶版になっており、図書館を探しても見つかりません。

先日なにかの拍子に思い出したので(ときはいつの間にかインターネット時代になっていた(笑))、検索をかけてみると、意外に読んでる人もいるですねぇ、けっこうページが見つかりました。
復刊ドットコムではもうひとつ票が足りません(笑)が、なんと札幌市中央図書館にも1冊蔵書があるじゃないですか。

へぇー。
借りてみようかなぁ。
でも憧れの人って、いざ手が届くところに来ると、却って引いたりするじゃないですか(笑)。
昔おもしろいと思った本も、今読み返すとガッカリすることが多いわけです。

うーん。
どうしよう。
とジレンマに陥ったところで、はっと閃きました。
勉強がてら、原書で読んじまえ(児童文学なんだし)。そしたら、どうせアメリカ語なんて読めないんだからガッカリもしないだろ! そうだそうだ!

というわけで、買ってみました。

A Wrinkle in Time
A Wrinkle in Time (Madeleine L'Engle) Yearling Books

出版は1962年(邦訳は1965年…40年前ですね(^^;))。
買ったのは1993年の復刻版です。
復刻版が出るくらいですから、アメリカでも読み継がれているんですかねぇ。(著者は数々の文学賞を受けている。20年前に死去)

Wrinkleというのはドモホルンリンクルのリンクルで、皺です。「時の皺」というのはつまり、ワープとか亜空間航法とか、そういう手法を使って時空に皺を寄せるように端折り、遠い異世界で邪悪なものに囚われているおとーさんを救いに行く話なのです。
(テーマは当然、愛です)

ほぉー。
そんな話だったかぁ。
まったく、筋のすの字も覚いていませんでした。
胸ときめいた「メガパーセク」のくだりもものすごくアッサリしていて(てゆーか1行)。
登場人物のリンカクも全然違う(邦訳ではカットされていた人物もいるらしい)。
しかも完結していない(笑)(4部作の第1作なのでした)。
原書に当たるというのは、おもしろいねぇ。(←少し、意味が違う気がする)

ま、なんだかんだ、楽しいひとときではありました。

ひととき?
いや、買ったのが4/21。読了が9/4。寝る前にベッドで開くもんだから、多くてもひと晩に数ページというペース。4カ月半だよ(orz)。

2006/09/05 火

北方領土問題

操業中の日本漁船がロシア警備艇から銃撃を受け、一人が死亡、三人と船とがロシアに拿捕され、国後島の古釜布に連行された。
二人は還されたが、船長は今も拘束されたまま。
協定にある海域・産物を逸脱した、いわゆる「密漁」が疑われている。…

まだ新しいニュースなのに、報道も少ないし「上」が怒っている気配もないので、すっかり「記憶に新しい」という感じがしない。なんとも腹立たしい。

ところで客観的に見て、北方領土はどっちに属していると考えるのが自然なのか? と思って手に取ったのがこの本である。

北方領土問題―4でも0でも、2でもなく
北方領土問題―4でも0でも、2でもなく (岩下明裕) 中公新書

一読してわかったことは、とにかく領土問題に客観的見解などない、ということだった。
だいたい、どこがあり得る「線」なのかということも、厳密にみると何とも言えないらしい。(千島列島の先かも知れない)

いわゆる四島に関しては、もともと日本が侵略・占領などのプロセスを経ないで(アジア諸地域と違って)領有・居住していたが、第二次世界大戦終了(敗戦)時に、当時のソ連がいわゆる四島を占拠し、17,000人の日本人住民を強制退去させ、そして今15,000人のロシア人が住んでいる。以上。なのである。
(先住民については言及していない)

日本政府としてはこれを不法占拠と見なしているが、ロシアにはロシアの言い分があり、お互いの主張は近くなったり遠くなったりしつつ平行線をたどったままなのだ。
共同宣言が出されたり、安全操業協定が結ばれたりしているが、いわゆる条約などの形で取り交わされた約束はなく、国境も確定していない。
殺人事件があっても激怒もできず、あろうことか何十発も銃弾を受け、一人は死んでいるにも関わらず訴追すらできないのだ。

膠着状態が打開されない一因は北方領土が両国間にとって真に切実な問題ではないからだ、という指摘もあるが、このような状況をとっとと解決しなければならないのは当然だろう。

ところでこの本は、領土(というか国境)問題に対してユニークな視点を提供している。
著者は、もとロシアと中国の国境画定プロセスの研究者である。(現・北大スラブ研究センター教授)

この二国は4,000kmを超える地続きの国境を有しており、その接点では日ロどころではない深刻な摩擦や大小の紛争が絶えなかった。「どっちがどっちのものだ」という議論は山ほどあり、果てがないように思われた。だが両国は、2005年に歴史的な合意に達したという。
それを現実にできたのは、法的根拠は措いておいて、現実的に「フィフティ・フィフティ」で、「ウィン・ウィン」の立場から、境界を分け合うという方法を採用できたからだった。

そこで副題の「4でも0でも、2でもなく」が出てくる。
日露が最も歩み寄った時、その案は取りあえず「2」が返り、残りの「2」は継続審議とする、というものだった。日本は「4」にこだわり、これを蹴った。だがそもそもロシアは、四島は自らの権利であって本来答えは「0」であり、「2」は単に温情だという考えなのだ。

法的な手続きにこだわれば、答えは「4」か「2」か「0」しか存在しないが、それではどちらかが「失った」という感覚は消えず、今後に禍根を残すばかりであろう。これでは埒があかん。真の両国、ひいてはアジア、さらに世界の利害を考えるなら、中ロに倣ってお互いに歩み寄れるところで手を打ち、双方が少しずつ「得た」結果にするのがよい。
著者は、そんな案を提示する。

結論だけポンと書けば、国後までは日本に戻せ、ということである。

これはいいセンかも知れない。
また数十年にもわたって出口のない駆け引きを繰り返すより、現実的な線で決着をはかるのがお互いのためになりそうだ。

2006/09/04 月

新ウェポン

先日、お祝いにもらったもの。うへへ。
LEATHERMAN_WAVEです。

思ったよりズシっとしていて、質感は抜群。所有欲は非常に満たされますねぇ。へへへぇ。

ヤマ時や滑雪時に何かあった時のため(バインディングが壊れたとかね)という位置づけなので、早く使ってみたいようなできれば使いたくないような…(笑)。

*
そうそう、新ウェポンと言えば、「つめかえ君」の使用感を書いてなかった。

なかなか使えますねぇ。

写真の機種はPRIMUSなどのいわゆるT型ボンベ同士用のものなんですが、内圧差でガスが流れるということなので、受け側のボンベの温度を低くします。(使う前に冷凍庫で冷やしたり、氷水を使うとよいらしい(参照))

半端に余っちゃったやつを集約したり、単価が比較的安い大きいのを買って来て、ちっこいのに補充する、といった使い方をします。

買った時の重量をメモっておいて、通常量の目安にしています。キチキチの満タンにしちゃうと危ないという指摘もあるので。

でもPRIMUSのちっこいボンベは、日帰りにはよいけど、1泊(炊事3回くらい)だと不安を覚える量なんだよねぇ。

2006/09/03 日

羊蹄に愛を感じた日

IWA&三四郎を迎えた「羊蹄祭り」での敗退以来懸案となっていた後方羊蹄山(1,898m)、ついに大制覇となりました。


2合目手前で迎えた「ご来光」。
天気図を横目で見ながら、これは土曜日しかあるまい!ということで、金曜の夕方に札幌を出発(おい、仕事は?(笑))。
半月湖野営場で車中1泊し、5:00起床・6:00出発、標高差約1,400mを歩き通して15:00帰着、意外に面白い山歩きと、その素晴らしい眺望を思う存分、堪能して来ました。

(以下長文)
続きを読む>>
<< 2/2