2006/05/30 火

確定メモ

第53回さっぽろ夏まつりの実行委員会が29日、札幌市中央区のホテルで開かれ、期間を7月21日から8月20日までの31日間とすることを決めた。恒例のビアガーデン「福祉協賛大通納涼ガーデン」は、7月21日から8月10日までの21日間開かれる。

(北海道新聞・5/30朝刊)

…というわけで、ようやくケテーイの運びとなったらしいです。
なによ、もったいつけて(笑)。

2006/05/30 火

ああホッカイドー

aleut-heaven.comに掲載された、新谷暁夫氏の「北海道アウトドアガイド資格制度のゆくえ」を読んだ。
道の肝いりで進められて来た「アウトドアガイド資格制度」が頓挫した経緯と原因について氏が考察した内容である。

“ガイド”や“ガイドを利用して野遊びしようとする人”のあり方について大変考えさせてくれる文章である。

氏は語る。「アウトドアは所詮遊びだ。」…「アウトドアとは余暇に野外で行う趣味にすぎない。その趣味を煽り、そこから必要以上の利益をあげようとすることは果たして正しいことなのだろうか。」 禿同である。
(注・ここで矛先となっているのはガイドすべてではなく、行政や、責任よりも利益を重んじる大手事業者)

中んづく行政が恣意的に市民を“規制”したがる姿は、例えば先の社保庁の詐欺行為や、何かと情報統制に走りがちな政府・総務省の態度とどこか重なる。
ちょっと遠いかも知れないが、日本に“自己責任”が育たない理由は、歴史的に行政がエラすぎたせいなのではないかと思っているので、この話題も「また行政の暴走か」という文脈の話に見えるのである。

2006/05/29 月

Brandnew J

本日から、J-WAVEのインターネットラジオ「Brandnew J」の実験放送がスタート、、、したらしい。

さっそく「NAVIGATOR」のページをチェックしてみましたら、クリとも様の名は、、、なかった。orz

2006/05/28 日

ムネがときめく日

って、毎年のように書いてますけど東京優駿競走(日本ダービー)でつ(^^;)。やっぱこのレースだけは辛抱たまらん、って感じで久しぶりに買ってTVで見ておりました。
血が騒ぐ、というんでしょうか。必要以上にわくわくドキドキでした。やっぱいいですねぇ、このエネルギー。

*
ところで馬券の方ですが、混戦模様ということと前日雨で道悪とのことだったので、逃げ馬(6番アドマイヤメイン)からネラってみました。4角ちょっと荒れたところを走っていたので心配したけど、絶妙のペースからまんまと逃げ残り。善臣くんよくやった! 勝たしてやりたかったけど(石橋くんもよかったけど)、馬券にはしてくれました。

記録をひもといてみますと、馬券的中は2001年11月18日以来のことでした…(ぉぃぉぃ)。

*
しかしナンですな、逃げ馬から買うと心臓に悪いです。

2006/05/27 土

大倉山

夏山シーズン第一弾、ということで、三角山の登山口から入って大倉山ジャンプ競技場のある大倉山(307m)周辺を歩って来た。
シーズン初と言っても、ちょろちょろ冬山も登っていたんだからどうってことないだろう…と思ったら、意外に体が重くて前後2時間半は結構「みっちり」な感じだった。雪の上を歩くのとは違うのかねぇ。
なんだか疲れてしまって、帰宅してから2時間ほどソファで爆睡。気持ちはヨカッタ。

ちょっと風が強かったけど、木漏れ日が爽やか。やっぱ山はいいねぇ!

2006/05/26 金

室の梅―おろく医者覚え帖

室の梅―おろく医者覚え帖
室の梅―おろく医者覚え帖」 宇江佐真理 (講談社文庫)


隅田川に女の水死体が上がった。これは自殺か、それとも…? 「死人はただ死に顔を晒しているだけじゃねェんだぜ。ちゃんとな、手前ェはこんなふうに死にましたと言っているのよ」 …そう嘯くのは、容貌魁偉だがどことなく愛嬌のある江戸八丁堀の検屍医、人呼んで“おろく医者”美馬正哲。産婆の女房・お杏とともに殺しの痕跡を解き明かす!

*
なんてね、久しぶりに虚構を読みましたな。
山で死んだ人を“おろく”という…云々なんてぇことを調べているうちにたまたま行き当たった本なんでござんすが、なかなか面白うござんしたよ。人物も立ってますし、時代の風俗や検屍の目のつけどころなんかもしっかと描かれておりましてな。
それにたまにゃあこう、カナがほとんど出て来ない本もよござんすね。

著者のことは知らなかったんですが、1949年生の函館の人ですな。

*
で、おろくてぇのは、別に山で死んだ人に限ったことじゃあなく、南無阿弥陀仏の6字のこと…つまり死人全般に使った俗語のようでござんした。へぇ。

2006/05/25 木

NんつーHんかくさいKにだべ

「支払い義務化を法律で書くのが第一段階だ。来年の3月までに法律を直さないといけない。それは次の臨時国会でも、来年の通常国会でも結構だ」
「支払い義務化で様子を見て、効果が上がらなければ強制徴収、それでも効果が上がらなければ罰則(の導入)も考えたらどうか」

asahi.com:NHK受信料義務化法案、自民・片山氏が早期提出迫る - ビジネス


自民党の通信・放送産業高度化小委員会だかの委員長である片山虎之助氏、民放CS番組の収録でこう語ったという。

たびかさなる不祥事とそれへの対応に見られる通り、NHKは本質的に経営努力を行っていない。自主独立といいながら、魂は國に握られている。チャンネル数は無駄に多い。「赤字だ」と言っても過去から現在に至る膨大なコンテンツ(これまで受信料を支払って来た國民の資産ではないのか)で儲けている関連企業や団体を傘下に置いている。脅迫まがいの受信料契約勧告/支払督促を行っているとも聞く(参照)。そして何より、真に公共放送と言えるだけの高質なコンテンツを提供していない。

まぁ、そんなこんなでオレはNHKの受信料は払っていないのだが(契約もしていないしな)、その受信料にまで國家統制の波が訪れようとしているわけだ。是か非か言ったら単純に「ふざけるな」で終わりなのだが、仮に意見を言うとすれば次のような感じだ。

  • 放送(コンテンツ)の内容をもっと吟味・研磨せよ。
  • 國民が納得する形まで経営・形態をスリム化せよ。
  • “資産”を還元せよ。
  • 契約・支払いが義務なら義務でも構わないが、視聴しない選択肢を用意せよ。

このインターネット時代に「NHKでなければならない」理由は無い。そこをよく考えて、“公共放送”にふさわしいサービスを提供すべきだろう。その上で初めて、國民に負担を要請して欲しいものである。政治も同様だが。

2006/05/21 日

[36]滑り納め


5月21日まで滑るなんてたぶん生まれて初めてだと思うけど、滑り納めにニセコへ行って来た。スキー場はクローズなので、裏からアンヌプリに登ろうという魂胆。天気は絶好である。

さて五色温泉に着いてみてびっくり。西側はご覧のように雪が繋がってないじゃんか! 表側(上部)や北側はまだ繋がってるのに、アテが外れたなぁ…。
西の方が雪多いべ?と単純に思ってたんだけど、風上側は薄いってことなのかなぁ。
ま、ぼやいてもしょうがないので、行けるところまで。

右側の白い斜面を登り切ったところで雪が切れた。竹ヤブを隔ててすぐ登山道だったので、往生際悪く板を背負って少し歩く。南側の稜線に出るとピーク直下まで雪がついているのが見えたが、足下からいわゆるバックボウルに沿って大クラックが走っている。薄気味はよくないので、この時点でピークは諦めることにした。うーん、残念。宿題を残した気分。
斜面に座って昼飯を食おうと思ったところで、ツボ足の登山者さんが降りて来た。ピークは眺めがよかったと…ええそうでしょうともさ。ちょっと心が動いたけど、そろそろ昼だし、ブーツで登山はね。

というわけで写真中央のカール状の地形を名残惜しく滑り降りる。面ツルで気持ちよかったー。

*
駐車場で帰り支度をしていると、どことなく見覚えのあるスノーボーダーがイワオ方面から降りてきた。大御所37ちんではないか! いやいや久しぶり。
今シーズンは結局ご一緒できなかったけど、最後に会えてよかった。

37ちんご一行はこのあと駐車場でBBQ大会だそうな。うぉっ、いいアイディアだな~。いつか真似したい。
続きを読む>>

2006/05/18 木

満開

furasakura.jpg
クリックで拡大
友人ふらの家は、こんな素敵な並木道の先にあります。

2006/05/17 水

ザ・サーチ

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
マーケティングギョーカイ方面でちょっと話題になった本。
主にグーグルの周辺をベースに、サーチ(検索)の未来を考える。

なんか、昭和初年の文人が携帯電話の啓蒙書を読んでいるような気がした。錆びてるなぁ。というかトシとったのかなぁ(^^;)>オレ。
よくわからんです。

検索サービスは、まずWeb情報の収集から始まる。
膨大なWebサイトのインデックスを作る作業である。
グーグルは検索サービスの前に、まずこの膨大なデータベースを所有することになる。

ここに可能性と問題が潜んでいる。

可能性の方は簡単だ。インデックスとそれを処理するアルゴリズム(ノウハウと言ってもいい)は、クライアントにとって魅力的な広告媒体を提供することになり、巨万の富を生んだ。gメールやデスクトップ検索などのサービス展開によって、さらにWebの向こうに眠る個人情報へのアクセスの道を開いた。ネットに繋がる(あるいは、繋がっていない)あらゆる情報へのアクセス。
末は人類の叡智への玄関か、明日への扉なのか…。

問題は。
卑近な部分では、個人情報や著作権にデリケートな情報のインデックス化は訴訟の畑だし、gメールやデスクトップ検索などの新サービスは情報漏洩の温床である。
深遠な部分では、「すべてをインデックス化する」が持つ意味である。こうした本は、限りない未来を夢見がちだ。いわく、蓄積された膨大な情報が有機的に結びつけられ、どんな質問をしても欲しい「検索結果」がすべて得られるようになる…まるでHAL9000に尋ねた時のように? 果たしてそんな未来が可能だろうか?

ま、よくわからないのでこの辺で。
1/3 >>