2005/08/31 水

ネット時代の選挙

民主党は30日、総務省から「公職選挙法に抵触する恐れがある」との指摘を受けて、同党公式サイトに掲載していた岡田克也代表の遊説内容などを削除した。

民主党、岡田代表の遊説内容をWebサイトから削除?公選法に抵触の恐れ

インターネット人口は5000万人に上るというし(小中高校への普及率は99.9%だってさ)、基本的にどんな情報でもインターネットで手に入る時代だし、我々もインターネット上で政治に関する情報を集めたり意見を開チンしているわけなんだけど、インターネット利用の選挙活動そのものは、公職選挙法によって事実上許されていない。

  • 文書や図画を使った選挙活動は、法定の看板や一部ビラを除いて厳しく制限されている。→インターネットもそこに抵触する(可能性がある)。
  • インターネットは、政策情報格差を生じ、特定の有権者の利益を阻害する可能性がある。
  • インターネットに不慣れな旧世代の先生方が困る。

そんなところだろうが、いかにも旧弊な考え方だ。

ホリエモンは「IT企業の社長だけに、選挙にインターネットを活用しないのか?」とTVなどで質問されていたが、早くから「ヤバいからやらない」と認識していた。
公選法は非常にグレーな法律で、当局の胸先三寸で逮捕されちゃったりする」というようなことも言っている。
その辺の嗅覚(調べもしたろうが)はサスガだ。

今だってあまねく同じ情報・同じ手法で選挙が進められているわけでもなし、情報格差があろうが利害の格差があろうが、使えるものを使って選挙運動をすればいいと思うけどね。
社会的に認めがたい手法は別だけど。
それを拾うか落とすかは我々の一票の問題なんだから。

ま、そうした議論はともかく、少なくとも民主党はちょっと脇が甘かったみたいだね。

2005/08/30 火

選挙のコトバ

新聞に載った各党のマニフェストをザックリと読んでみた。

わからん。

なんだかいいことばかり羅列してあるんだが、問題点と到達点がよく見えない。

特に自民党のはそうで、「進める」「取り組む」「展開する」のオンパレード。
国民生活の未来像をここからイメージすることは困難に思える。
まさに「白紙委任」を迫る内容だ。

民主党のはまだましだ。中でも「500日プラン」は一定のシナリオを示していて、シーンは想像しやすい。
マニフェストそのものも、自民よりは具体的に書いてあるような気がする。
民主党の場合、約束の内容よりも政策の実行力そのものに若干心配があるわけだが…。

(いくらブロードバンド時代とはいえ、マニフェストが40MBもあるのはいかがなものか?)

郵政への「白紙委任」はお断りだが、(比例区は)一票しかないんだもの、どこか白紙委任にならざるを得ないところが歯がゆい。

(各人持ち点が100点くらいあって、支持する項目に何点とか割り振れるようにすればいいのに…って難しすぎ(笑))


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ところで、こないだ開いた口がふさがらなかったスローガンなんだけど。

民主党の「日本を、あきらめない。」はひどい。
あれもこれも伝えようとすると、何も伝わらなくなるというお手本のようなスローガンだ。
いちがいに「あっちにNO!」とも「こっちにGO!」とも言えない民主党の現状なのかどうか、所詮この程度の言い方しかできないのだろう。

第一、どっちを見てスローガンを語っているのか。
(オレら白けてはいるけど、別に諦めちゃいない…ともすればくじけそうなのは民主党の方ではないか)
具体性がない、切実さがない、主体と対象が見えない、そういう言葉は伝わらないのである。

自民党の「改革を止めるな。」っていうのは当然郵政改革のことだよね?と思うと、マニフェストにはいろいろ書いてある。
郵政改革は冒頭に書いてあるけど、本当に1行しかない。
(一度否定されたものをそのまま強行突破する気だね。また参院で否決されなければいいけどね)
郵政改革「法案」に問題があって反対している人もいるのに、郵政改革是か非かとすり替えられているのも困る。
郵政をシングルイッシューにするのは勝手だが、万一勝った時に「国民がぜんぶ支持した」とか強弁するのだけはやめてね。

公明党は(どうでも)いいとして、共産党の「たしかな野党が必要です。」からも社民党の「国民を見ずして、改革なし。」からも、沸き立つオーラは感じられない。

そもそもスローガンじゃ踊れねぇよ。


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政党各名も何ともいいようのないものがありますね。
国民新党とか新党日本とか…。清濁併せ呑むとそういうでかい名前にしかならないわけですね。
新党さきがけや新進党の時も、ただ新しいとだけしか言ってなかったわけだけど。

イデオロギーまでは要らないかも知れないけど、理念理想を表した政党名ってないよね。
「民主党」でググると、2番目は自由民主党のサイトだったり。(笑える)

中では「大地」がサスガ表現者が命名しただけあって一定のニオイはあります。


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選挙の言葉についてもうひとつ。
キャスティング・ボード、だとオレも思っていた。
芝居かTVの現場とかには、配役(キャスティング)が書かれた板(ボード)があって、それを手にする人は監督の右腕とか重要人物だから、現場で実権を左右する人のことを言うようになったのだろう…そういうイメージだったんだけど、これ間違い。
正しくはキャスティング・ボート(Casting Vote)で、文字通り勢力の帰趨を左右する重要な一票(事実上の決定権)のことをいう。

例えば賛成派と反対派が拮抗していて、大仁田がどっちに投票するかで賛否の行方が決まる…そんな時に大仁田が投じるのがキャスティング・ボートである。


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さて、公示日を迎えた。
以前「解散~公示~投開票までの時間がすごく少ない」と書いたんだけど、やっぱりかなり時間は長かったかも知れない。
解散から公示まで3週間。

例えばある日、未曾有の大事故が起こったとしよう。
さいしょの1週間は事故の興奮や遺族の悲しみ、奇跡の救出劇で世間は染まる。
次の1~2週間で、事故の原因や補償、責任の追及、隠蔽体質や不祥事などの現実で世間は右往左往する。
3週間が過ぎた頃には世間はこういう、「そんなこともあったなぁ」。

小泉劇場のパワーは強かったが、せいぜいここらまでなのではないか。
小泉氏が投票日をもう一週早めたかった気持ちがわかる。

これからの2週間が、そういう意味でも本当の勝負になるだろう。


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自民党はもうなぁ。でも民主党もなぁ。
正直言ってそんなところだったんだけど、比例区北海道ブロックに、民主から元ニセコ町長・逢坂さんが立った。
いきなり1位なのかよ…というのはありつつ、非常に興味深い人選であるのは間違いない。

2005/08/30 火

シーズンが迫っております

届きました、Telemark Skier Magazine
テレマーカーもあり得ない斜面を滑ってます!(笑)

2005/08/30 火

自分へのプレゼントを…

北海道の地名
自分のアフィリエイトで買ってみるテスト(笑)。


2005/08/28 日

2日早い誕生日

2日ほど早めだけど、日曜なので、心づくしの手料理とケーキで誕生日を祝ってもらいました。
去年までは多数のローソクをムリくり立てたものだけど、今年は新兵器が売られていたらしい。これはなかなか面白いね。数字はでかいけど(笑)。

2005/08/28 日

優勝おめでとう!

てわけでナマ千葉ちゃん。
な~んか好きなんだよねぇ…♪

2005/08/28 日

ニセコは今年も人気

本日付け北海道新聞に、次のような記事が載っています。

  • ニセコ人気 豪で今冬も
  • ツアー予約殺到
  • 今や「日本のスキーの首都」?
  • 10日~2週間のツアーが人気で、代金は1人当たり25万円前後

2005/08/25 木

[琴似昼飯シリーズ]魅惑の担担麺

昼過ぎ、奥さんから電話が入る。
「お昼食べたー? いま近くにいるんだけど、奢ってくれてもいいんだよ?
な…何でどぁー!(笑)
今月はお小遣いが苦しいというのに…。

まー今日はどっちみち外に出るつもりだったので、落ち合うことにする。
さて何にすべー?
丼か、定食か、中華大衆か?
琴似本通りの方に出てもいいし…。
そうだ! なんか担担麺の店ができてたが、どうだ?
お、いいじゃなーい。

ということで、確かここ1~2カ月中にオープンしたての「李記担担麺食堂」琴似店へ赴く。

店構えはトレンディ居酒屋チェーン風だし、ま話のタネに1回…という程度の期待感だったんだけど、なかなかでした。
だしはもうちょっと濃くてもよかったけど、味の方向性は間違ってないし、ごま風味もふぁ~んと漂う。
担担麺だけじゃなくメニューも多彩だし、また行ってもいいな。

琴似2条1丁目。本通りと桑園発寒通の交差点。

2005/08/23 火

スコッティボッブが店頭販売

Telemark Tipsの記事。

*
Tele Newsで一部既報だが、スコッティボッブ・ハンドメイド・スキーがこの秋から小売店で販売されるようになる。

「おれたちはターボ全開モードだぜ。今年のラインナップもサイコー」と共同設立者のデイヴィッド・マッツァレッラは言う。
「新しいフア・バーチ・コア(編み込み樺心材?)はシュガー・メイプル(砂糖楓)よりしなやか。1トンのエネルギーも受けとめる。トップ、テイルにメタル製のプロテクターと、より強いファイバーグラスを加え、より高いパフォーマンスを得られるようにフレックスやたわみを調整した。この板で、たくさんのテレマーカーにスリルを感じてもらえると思うぜ!」

同社のプレスリリースで、創業者で共同設立者であるスコッティ・ボッブ・カールソンは語っている。
「みんなが店頭で、このスキーを手にしてデザインをチェックしてくれると思うと燃えが入るよ」

我々とて同じことだ。
Telemarktipsでも、4年以上にわたって、テレに特化したこのスキーのことを伝えて来た。
より簡単にそのデザインにアクセスできるようになると知って、スコットと同じように燃えが入る。
読者にとっても、革新的なテレマーク・ギアの実際を確かめる絶好のチャンスとなるだろう。

コロラド州の店主・グレッグ・フロイドも、このプレスリリースに同じような感慨を漏らす。
「お客にその違いや実際の特性を薦めるために苦労したさ。スコッティボッブがどんななのかを知るためにさんざ乗り倒した。こいつのデザインは、単にトップシートが変わってるだけじゃないってことを証明してるね」

いぇっぷ。

この秋の希望小売価格は、1セット550ドルである。

2005/08/23 火

MOOG

MOOG
往年の名楽器「MOOG」シンセサイザーの発明者、ロバート・ムーグ氏が亡くなった。(朝日新聞)
71歳、脳腫瘍だったという。

2~3日前に、このDVDに対する「作品づくりへのお手本が見られる」みたいな雑誌評を見て、興味を抱いた矢先のことだった。
合掌。


※正しくは「モーグ」と発音するらしいんだけど、「ムーグ・シンセサイザー」っていうのが耳に馴染んじゃってるもんでねー。

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