外堀は知らないうちに埋まる
4月29日の「みどりの日」を「昭和の日」に改める祝日法改正案が今国会で成立する見通しとなった。30日の自民、公明両党の幹事長らの会談で、今国会成立を目指すことで一致したためだ。
4月29日は昭和の「天皇誕生日」。同改正案は「昭和の日」の意義を「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧みる」と規定している。祝日の「みどりの日」は5月4日とする。
ゴールデンウィークや電車事故に目を奪われている間に、こんな動きがあったとは知らなかった。恐ろしいことじゃ。
「明治の日」も「大正の日」もないのに、なぜ「昭和の日」なのか。
ナショナリズムの復活、軍国への回帰を感じる。
どうして日本人は学ばないのだろう?