2005/06/28 火

汗かくテレマーカー

今日の札幌は暑ぇなぁ、と思っていたら、雪のイメージがぐんぐんと膨らんで来た(^^;)。

*
リフトの上から林間についたシュプールを眺めていた時、隣に座っていた某IKEGがつぶやいた。
「テレマークの方が小回りできるんじゃない?」。
それを聞いたわたくしは、「そうかなぁ?」と思った。
テレマークは、足を前後に開くゆえ有効長が大きくなる。むしろアルペンの方が小回りには有利なのではないか?とチョッカン的に思ったのだ。

だが、よく考えてみると、IKEGの言う通りな気もしてきた。

テレマーク練習法のひとつに、「2本の板でサイドカーブを作る」ってのがある。足を前後に開いたボーゲン、みたいな形である。
なーるほず。
滑っている時は、別に2本の板が直線になっているわけではない(単純に長いわけではない)。
サイドカーブ自体はテレでもアルペンでもハードウェア的に決まっているが、両足で角度を作れるぶんだけ、テレでは(局面によっては)より小さなRを作れるかも知れない。

それに、片足を先に出すぶん、スキートップの微妙なコントロールはテレ板の方が利くかも知れない。

やっぱり、テレマークはより柔軟なのだよ、きっと。

(もっとも、小回りのためには相応の体力も必要なのだよ、きっと…と思ったところで、また初夏の汗が噴き出して来た…(笑))

2005/03/21 月

カービングターンはなぜ必要か?

カービングターンの科学
「カービングターンの科学」(市野聖治著:スキージャーナル社)を読了。

何たって難解な書なのである。
「スキーをつけた人間は、雪山の斜面を克服するために、自然そのものの一部にならなければならないことを学ぶのである。そして、この学習は、その挑戦の過程において、進化するものである。」(前文)…なのである。
哲学なのである。

シンプルな対象であっても、“科学”的に厳密を期そうとすれば微細な表現をしなければならず、一般読者にとって論旨は却ってあいまいになる。
それに、「山側に落下する」等を始め、論じられている諸概念がつかみにくいのである。
さらに、この人は文章そのものがあまり上手でない。

最初は、5ページくらい読んだところで投げ出した。何が書いてあるのかわからなかったからである。
二度目にじっくり読み通してみたが、やっぱりわからなかった。
それが悔しくて三周目をこなし、ようやく少しわかった。
カービングのためには、

  • 足ではなく、腰で乗る(体幹部荷重)
  • まっすぐ前を向き、遠心力に応じて身体を傾ける(進行方向への正対、水平面角付け)
  • 内足から切り込み(内足主導による始動)、両足均等荷重する

…ことがポイントになるらしい。

ベッドサイドに置いて夜な夜な読み進めたが、毎度2~3ページも進む前に眠くなってしまった。実によく効く催眠薬なのであった。
(今夜からどうやって眠ろう、って感じである)

2005/02/17 木

本邦初公開★へっぽこテレマーカー

2004年12月18日のわたくし。 ※camera by よ
2005年2月6日のわたくし。 ※camera by う

wmvフォーマットって、みんな見れるのかな…。

2005/02/08 火

リーシュフェチ

何だか知らんけど、テレマークを始めて14日のくせに、リーシュだけはごリッパに三代目なんです。

2005/02/04 金

ナラウヨリナレヨウ

ニセコエリアでは、N氏やT氏といったカリスマテレマーカーの塾で習うチャンスがある。
もちろん一度は習いたいと思っているが、シーズン当初より思いは後退した。
なんとなく滑れるようになってしまったのが大きい。

周囲は、変な癖がつく前に一度習った方がいいと言う(自分もそう思う)が、では変な癖はいけないだろうか?
上手なアルペンカービングスキーヤーを見ると、みな同じように見える。でも上手なテレマークスキーヤーはみな違って見える。
その違いが面白い。
テレマークだもの、我流自己流でいいんだよ、きっと。

※壁にブチ当たったなーとか、もう一段ステップアップしたいなーと自分が思った時は、もちろんこの限りではない。

2005/02/03 木

道具は大事か?

始めの頃、ヒラフの2壁でスピードを上げていくと、トップがバタついて恐怖を感じた。
これは板のせいに違いない!と確信したものだが、両足荷重が急斜面でも少しできるようになると、バタつきはなくなった。

何だよ、単にヘタっぴなだけだったのか。

後日、新しい板を借りて滑ってみると、びっくりするくらいスムーズにターンできた。

何だよ、やっぱり板のモンダイ?

2005/02/02 水

上達に早道はない!

関温泉で一度だけ滑ったことがある。けっこう当たりな日で、膝~腰パウくらいあった。競争率も高くなく、かなりウハウハ滑った。
その時、一人の女性テレマーカーを見かけた。
まだ始めて間もないようすで、急な深雪の中で前転を繰り返していた。転んでも転んでも、豪快に前転を繰り返していた。ただ見ればつらそうな風景だが、彼女はなんだか楽しんでいるように思えた。
「あの人、上手くなるべな~」と、奥さんとささやき合ったものだ。

自分がテレを始めることになった今、滑り出すたびに彼女の姿を思い出す。
斜面や深雪や荒れ雪を前にすると、初心者はつい逃げ腰になってしまうが、彼女はあんなにチャレンジしてきっと今は自由になっているだろう。
恐れずに挑めば道は開ける。
思い切って、突っ込んで行く自分がいる。

2005/01/24 月

で、偵察編

テレデビュー年の今シーズンは、何しろ修行一色と思っていたんだけど、自分で考えていたよりは滑れるようになって来た。
すると、正直言って新しい板が欲しくなった。
奥さんも、欲しかったら買っても良いよ、という。
(そのウラには、来季買うとすると自分の太板と購入時期がカブる、という深謀遠慮があるらしいが(^^;))

まー、すぐに買うかどうかは別にして、大谷地のパドルクラブへ偵察に行ってみた、のである。

2005/01/07 金

爆笑!テレビッグフット

ひろ師が教えてくれたサイトをさっそく見てみた。
Telemark Bigfoot、めちゃおかしぃー! いつかやりたい。

しかし何だ、“あちら”の人は体力が違うね…。

2005/01/07 金

秀さんの本

テレマーク上達への48ステップ―どこでも自在に滑るための実践練習法
ここで薦められた本です。

初めて板に乗る人からパウダーランまで網羅されていて、テレに取り組もうという人はこの一冊さえあればコトが済みます。

ということにしておこう(^^;)。
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