のだめカンタービレ
「本格派クラシック音楽マンガ」と聞いていたので興味はありつつ、でもスカスカっとした絵（の第一印象）がイヤだったのと、「マンガで音楽？」というちょっと馬鹿にした気持ちがあって、手を出さないでいた。
一読してハマる。
その、スカスカっとした絵の空気感の「行間」に、音楽が溢れている…すげぇ！って感じ。
ラフマニノフのハ短調協奏曲のエピソードなんかでは、読んでいて本当に音のうねりが押し寄せてくるわけです。
すげぇ。
シベリウスのニ長調交響曲とかも、タイトル聞いただけで鳥肌立つほうですから。たまりませんねー。
逆に器楽曲はあんまりよく知らないので、もったいない部分もありつつ。
しかし各楽器をこれほど正確かつ美しく描き込んであるマンガも初めて見た。
著者は女性ながら（←偏見？(^^;)）、モノをたんねんに描く人である。携帯電話、クルマ、ピアニストの手（カッコいい手っていいなぁ…）。
キャラクターも立ちまくってます。
早く続きが読みてぇ。
「のだめカンタービレ」二ノ宮知子（講談社）
Comments
Posted by ぐでん2 at 2007/04/26 20:55
>>読んでいて本当に音のうねりが押し寄せてくるわけです
80年代だと森脇真末味の「緑茶夢～女の子物語」あたりが、
結構「ベタでも音、空白でも音」を奏でてましたね＜ブリティッシュな重い音から、ニューウェーブまで（笑）
Posted by ぐでん２ at 2007/04/26 21:03
理由は、自分で食事を作らず他家での貰い喰いが得意な事やワシに食事を作らせている事もあるが
なにより、感性でピアノを弾く事らしい。
Posted by さわ at 2007/04/27 00:17
と思って調べてみたら、弾き出しはfmなのね。
オレの記憶もなかなかやるな！(笑)
Posted by H氏 at 2007/04/27 07:06
ほんとに読みながらメロディが頭に流れてますよね。
しかし、新しいまんがはもう本棚からはみ出ている状態...。でっかい地震がきたら、まんがにつぶされて逝ってしまうでしょう。
Posted by あんあん at 2007/04/27 11:15
まんがにつぶされて逝ってしまうなんて……本望では？
Posted by H氏 at 2007/04/27 12:06
Posted by YUMYUM at 2007/04/27 22:19
なおＫｉｓｓもチェックしてます。σ(^^)
毎回深夜のアニメもみてますっ
妻は、ゲームも買うとのたまってました。
関連CDはだいたいそろっていたりします。>やれやれ
今度ドラマでつづきのフランス編を
やってもらいたいものです。
Posted by つみっち at 2007/04/28 09:01