Путин
開明な自由改革主義者なのか、冷徹な独裁者なのか。
非常によく目立つのにその実体がよくわからない、という意味で、世界現代史の中で最も興味ある人がウラジーミル・プーチンだった。
たまたま、そのものズバリなタイトルの本を見つけたので読んでみた。
結論を言えば、プーチンの人となりについてはあまり掘り下げたことは書かれていなかった。前二代とは異なって調整能力に長けており、「法の独裁」を公約としている。要は秩序を重んじる(また、そういう国家を目指す)人。闇の部分もありつつ…といったところだろうか。
ゴルバチョフからエリツイン、プーチンへと至るソ連社会主義解体の経緯や(スピード感があって、並の小説より面白い)、現在のロシアが抱える課題と展望など、プーチンを憑り代としたロシアの横軸・縦軸は非常にわかりやすく勉強になる。
最初の関心、「プーチンって結局どんな人?」という疑問には、むしろWikipediaの記述の方がよくわかる。
いつぞや「?」だったお腹にチューのエピソードは、ヤハリ、スキャンダルという位置づけらしい(笑)。
非常によく目立つのにその実体がよくわからない、という意味で、世界現代史の中で最も興味ある人がウラジーミル・プーチンだった。
「プーチン」(池田元博)新潮新書
たまたま、そのものズバリなタイトルの本を見つけたので読んでみた。
結論を言えば、プーチンの人となりについてはあまり掘り下げたことは書かれていなかった。前二代とは異なって調整能力に長けており、「法の独裁」を公約としている。要は秩序を重んじる(また、そういう国家を目指す)人。闇の部分もありつつ…といったところだろうか。
ゴルバチョフからエリツイン、プーチンへと至るソ連社会主義解体の経緯や(スピード感があって、並の小説より面白い)、現在のロシアが抱える課題と展望など、プーチンを憑り代としたロシアの横軸・縦軸は非常にわかりやすく勉強になる。
最初の関心、「プーチンって結局どんな人?」という疑問には、むしろWikipediaの記述の方がよくわかる。
いつぞや「?」だったお腹にチューのエピソードは、ヤハリ、スキャンダルという位置づけらしい(笑)。
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