[21]大失態
山頂付近が平坦で目印がなく、迷いやすいためについた名だということだが、なんとなく冒険チックな名前でいいじゃありませんか。もっとも今回の上平沢ルートからは林道を歩いて行くだけなので、超初心者向けとも言われている。
上平沢林道口には、クルマが1台すでに停まっていたので、100mくらい手前の迷沢林道口に駐車。スペースは狭いので、ハイシーズンには奪い合いだなぁ。
9:30、登行開始。
途中、休憩時にマップをポケットから取り出した後、ふと横を見ると赤いカラビナが落ちている。こんなところに…と思って拾ってみると、今、ポケットから自分が落とした家の鍵だった(^^;)。
いけねぇ、大失態を演じるところだった…。
夏山の林道歩きは辛いだけだけど(整地された道って疲れるんです)、冬道はそうでもない。淡々と歩を重ねる。
650m付近から、林道をショートカットするため沢筋へ分け入り、ちょっと冒険チックになってくる。
少し行ったところでマップを確認…しようとすると、ない…(^^;)。落としてました。約30mくらいだが、戻ってピックアップ。
いけねぇ、またも失態です。
標高を稼ぐにつれ、意外にも新雪が増えて来た。登り始めはモナカの上にザラメ、さらにその上に1cm厚の新雪、という感じだったけど、10~15cm、木陰ではふかふかさらさらの場所もある。こりゃー帰りは意外に楽しいかな? でも時間が経つとダメかな? とか考えつつ。
やがて再び林道と合流、その「迷いやすい」平原を伝って、丸っこいピークへ到着。約3時間半。
ピークは360°の眺望! これは素晴らしい。
風が強かったので、少し降りたところで昼食。今日はガスコンロを用意してインスタントラーメンだ。
いそいそとお湯をわかし、ラーメンの袋を開け、いざ…あ、あれ…?
箸を忘れた…(^^;)。
いけねぇ…今度こそ正真正銘の大失態。
ラーメン、食えねえじゃん…。あのつまらぬ二本の木っ端がこれほどまでに重要とは。久々に身にしみますた。
一瞬諦めるかと思ったが、諦め切れず、たまたま(というか、もちろんこういうこともあろうかと)レザーマンのナイフも持っていたので、その辺の枯れ枝を折って箸を作ることにした。
ちょっと太すぎたのと、エゾマツであったかちょっと松ヤニ臭かったけど、ちゃんとラーメン食えるくらいのものはできた。人間、やっぱ諦めちゃダメだな(違)。
山で食すインスタントラーメンというのは実に旨く(ま、なに食っても旨いんだけど)、箸のできばえのほほえましさとも相まってすっかりハッピーになったところで下山開始。
さすがにパウダーはなかったけど、クリーミィな部分は若干ある。
例の分岐以下の林道は、もう少し雪がよければヒラフのファミリーコースなみに飛ばせそうだが、なにしろ板がズレないため、スピードコントロールには伝家の宝刀・ボーゲンしかない。かなり疲れますた。
はー。でも満足。
上平沢林道口には、クルマが1台すでに停まっていたので、100mくらい手前の迷沢林道口に駐車。スペースは狭いので、ハイシーズンには奪い合いだなぁ。
9:30、登行開始。
途中、休憩時にマップをポケットから取り出した後、ふと横を見ると赤いカラビナが落ちている。こんなところに…と思って拾ってみると、今、ポケットから自分が落とした家の鍵だった(^^;)。
いけねぇ、大失態を演じるところだった…。
夏山の林道歩きは辛いだけだけど(整地された道って疲れるんです)、冬道はそうでもない。淡々と歩を重ねる。
650m付近から、林道をショートカットするため沢筋へ分け入り、ちょっと冒険チックになってくる。
少し行ったところでマップを確認…しようとすると、ない…(^^;)。落としてました。約30mくらいだが、戻ってピックアップ。
いけねぇ、またも失態です。
標高を稼ぐにつれ、意外にも新雪が増えて来た。登り始めはモナカの上にザラメ、さらにその上に1cm厚の新雪、という感じだったけど、10~15cm、木陰ではふかふかさらさらの場所もある。こりゃー帰りは意外に楽しいかな? でも時間が経つとダメかな? とか考えつつ。
やがて再び林道と合流、その「迷いやすい」平原を伝って、丸っこいピークへ到着。約3時間半。
ピークは360°の眺望! これは素晴らしい。
風が強かったので、少し降りたところで昼食。今日はガスコンロを用意してインスタントラーメンだ。
いそいそとお湯をわかし、ラーメンの袋を開け、いざ…あ、あれ…?
箸を忘れた…(^^;)。
いけねぇ…今度こそ正真正銘の大失態。
ラーメン、食えねえじゃん…。あのつまらぬ二本の木っ端がこれほどまでに重要とは。久々に身にしみますた。
一瞬諦めるかと思ったが、諦め切れず、たまたま(というか、もちろんこういうこともあろうかと)レザーマンのナイフも持っていたので、その辺の枯れ枝を折って箸を作ることにした。
ちょっと太すぎたのと、エゾマツであったかちょっと松ヤニ臭かったけど、ちゃんとラーメン食えるくらいのものはできた。人間、やっぱ諦めちゃダメだな(違)。
山で食すインスタントラーメンというのは実に旨く(ま、なに食っても旨いんだけど)、箸のできばえのほほえましさとも相まってすっかりハッピーになったところで下山開始。
さすがにパウダーはなかったけど、クリーミィな部分は若干ある。
例の分岐以下の林道は、もう少し雪がよければヒラフのファミリーコースなみに飛ばせそうだが、なにしろ板がズレないため、スピードコントロールには伝家の宝刀・ボーゲンしかない。かなり疲れますた。
はー。でも満足。
Comments
鍵は単独の場所に入れておくべきです。経験から・・。
Posted by た at 2007/04/02 09:42
Posted by H氏 at 2007/04/02 11:54