四国食い倒れツアー(1)
9/14(木)
午後の便なので、午前中ゆっくりと旅支度。
JRで千歳空港へ。昼は、比較的空いていた韓国料理店に入る(観光客じゃないしね)。大して期待していなかったんだけど、石焼きキムチチャーハン+冷麺のセットは意外に旨かった。(ライオンのチェーン店だ)
北海道から四国への直行便は、千歳-松山しかない。約2時間のフライト。
夕方松山空港に着き、レンタカーをピックアップ。4泊5日で20,000ポッキリのコルトである。
ポッキリとは言っても、保険と、「あらかじめ一定額のガソリン代を払っておけば満タンで返さなくてもいい」というシステムがあったのでそれを追加で利用する。
すっからかんで返せば有利だが、余しても差額は返還しないという。一種のバクチだなぁ。
この日はまっすぐ、投宿する道後温泉のホテルへ。古き佳き英國風だという。なかなかいい感じではあるが(しかも、意外に安い)、なぜ道後温泉に古き佳き英國なのだ?とどうしても思う。
(漱石ゆかりだから…? いやそうでもなさそうな…)
ひと休みしてからホテルを出、からくり時計が見られるというので、商店街を抜けて道後温泉駅へ行く。
時間まで、そばにある足湯に浸かる。足がさらっさらになる。うーん、なんともいい湯でないですか…。
この形、実は道後温泉本館の湯船にあるのと同じ。ボイラーのタンクみたいで、なんだか妙に郷愁をそそる形なんだなぁ。
17:30の時報とともに、からくりが始まった。土台の上から全体がせり上がるシーンにはどよめきが起こったけど、それ以外は意外にアッサリ終わってしまった。
いよいよ道後温泉本館へ。18:00のふれ太鼓を聞く。
ストトン、トンと味のある演奏が始まった…と思ったら障子戸をカラカラと閉め、終わってしまった。
あらら。
松山の気性はけっこうアッサリしているのね? って感じである。
さて、温泉に浸かる前に腹ごしらえを、というわけで、本館の向かい側にある居酒屋に入る。
たたずまいは普通のチェーン居酒屋なみなんだけど、出てくる料理はよかったなぁ。
まずお通しからして驚く。小鯛まるごと一尾のマリネ。思わず「これってお通しなんですか?」と訊いてしまった…。
旨かったなぁ。前回四国に来た時にもスーパーで小鯛の一夜干しを買って焼いて食ったけど、そういうのがちゃんと旨いんだよね。素晴らしいっす。
このほか、目につくままに地たこ刺、ふぐ天、じゃこ天(薩摩揚げ)、鯨刺し、鯛の一夜干し、鯛ちり、すまき(にした蒲鉾)を食い漁り、泡が妙にクリーミーなプレミアムモルツで喉を潤す。
サイコー。
さあ、ほろ酔い加減になったところで温泉だ。
「千と千尋」の油屋のモデルにもなったという道後温泉本館の建物は、築100年余の味が醸されている。
ただお湯に浸かるだけから、二階や三階で休めたり、貸し浴衣や手ぬぐいがついたり、お茶やお菓子のサービスがあったりといくつかのコースが楽しめる。
二階の座敷は広々として、脱衣カゴが置いてある。それだけでもう陶酔的キブンである。伝統の美である。
女性はともかく、男はそのへんで衆目も憚らず着替えをする作法らしい。ま、オレは一階の脱衣所で着替えたけど…(^^;)。
湯殿に入ると、例の「ボイラー」が中央にデンと据えてあり、こんこんと湯を吹き出している。
単純アルカリ泉というが、わずかにぬるっとしていて実にいい湯である。
浴衣を着て再び二階へ上がると、「お上がりなさいませー」と仲居さんの柔らかな声がかかる。サービスのお茶も上物。そして湯上がりに旨いのは、牛乳ではなくて愛媛のみかんジュース。
いいねぇ。
今日は大当たりだ。
午後の便なので、午前中ゆっくりと旅支度。
JRで千歳空港へ。昼は、比較的空いていた韓国料理店に入る(観光客じゃないしね)。大して期待していなかったんだけど、石焼きキムチチャーハン+冷麺のセットは意外に旨かった。(ライオンのチェーン店だ)
北海道から四国への直行便は、千歳-松山しかない。約2時間のフライト。
夕方松山空港に着き、レンタカーをピックアップ。4泊5日で20,000ポッキリのコルトである。
ポッキリとは言っても、保険と、「あらかじめ一定額のガソリン代を払っておけば満タンで返さなくてもいい」というシステムがあったのでそれを追加で利用する。
すっからかんで返せば有利だが、余しても差額は返還しないという。一種のバクチだなぁ。
この日はまっすぐ、投宿する道後温泉のホテルへ。古き佳き英國風だという。なかなかいい感じではあるが(しかも、意外に安い)、なぜ道後温泉に古き佳き英國なのだ?とどうしても思う。
(漱石ゆかりだから…? いやそうでもなさそうな…)
ひと休みしてからホテルを出、からくり時計が見られるというので、商店街を抜けて道後温泉駅へ行く。
時間まで、そばにある足湯に浸かる。足がさらっさらになる。うーん、なんともいい湯でないですか…。
この形、実は道後温泉本館の湯船にあるのと同じ。ボイラーのタンクみたいで、なんだか妙に郷愁をそそる形なんだなぁ。
17:30の時報とともに、からくりが始まった。土台の上から全体がせり上がるシーンにはどよめきが起こったけど、それ以外は意外にアッサリ終わってしまった。
いよいよ道後温泉本館へ。18:00のふれ太鼓を聞く。
ストトン、トンと味のある演奏が始まった…と思ったら障子戸をカラカラと閉め、終わってしまった。
あらら。
松山の気性はけっこうアッサリしているのね? って感じである。
さて、温泉に浸かる前に腹ごしらえを、というわけで、本館の向かい側にある居酒屋に入る。
たたずまいは普通のチェーン居酒屋なみなんだけど、出てくる料理はよかったなぁ。
まずお通しからして驚く。小鯛まるごと一尾のマリネ。思わず「これってお通しなんですか?」と訊いてしまった…。
旨かったなぁ。前回四国に来た時にもスーパーで小鯛の一夜干しを買って焼いて食ったけど、そういうのがちゃんと旨いんだよね。素晴らしいっす。
このほか、目につくままに地たこ刺、ふぐ天、じゃこ天(薩摩揚げ)、鯨刺し、鯛の一夜干し、鯛ちり、すまき(にした蒲鉾)を食い漁り、泡が妙にクリーミーなプレミアムモルツで喉を潤す。
サイコー。
さあ、ほろ酔い加減になったところで温泉だ。
「千と千尋」の油屋のモデルにもなったという道後温泉本館の建物は、築100年余の味が醸されている。
ただお湯に浸かるだけから、二階や三階で休めたり、貸し浴衣や手ぬぐいがついたり、お茶やお菓子のサービスがあったりといくつかのコースが楽しめる。
二階の座敷は広々として、脱衣カゴが置いてある。それだけでもう陶酔的キブンである。伝統の美である。
女性はともかく、男はそのへんで衆目も憚らず着替えをする作法らしい。ま、オレは一階の脱衣所で着替えたけど…(^^;)。
湯殿に入ると、例の「ボイラー」が中央にデンと据えてあり、こんこんと湯を吹き出している。
単純アルカリ泉というが、わずかにぬるっとしていて実にいい湯である。
浴衣を着て再び二階へ上がると、「お上がりなさいませー」と仲居さんの柔らかな声がかかる。サービスのお茶も上物。そして湯上がりに旨いのは、牛乳ではなくて愛媛のみかんジュース。
いいねぇ。
今日は大当たりだ。
Comments
Posted by benjamin at 2006/09/21 23:58
Posted by champ at 2006/09/22 06:12
仕事の目的地は高知なんだけど、文中にもあるように北海道から四国への直行便は松山行きしかないんですよぉ。
だもんで仕方なく松山に降り、腹も減るので仕方なく食い、体も洗わなくちゃならんので仕方なく(以下ry
Posted by H氏 at 2006/09/22 19:56