わかる仏教史
近ごろ晴登雨読、ってなブログになってますが…。
あ、食う話もあるか。
いや、いいんじゃないでしょうか!
*
さて、友人のブログ経由シリーズです。
わかる仏教史 (宮元啓一) 春秋社。
お釈迦様から始まる仏教3千年の歴史を、易しい言葉で1冊にまとめた本です。
めくるめく東洋思想の繚乱も、こうして一つの軸でつまんでいくと、ちゃんと1本の樹のように見えるんですねぇ。
ところで、私はさらにこの本を3行にまとめちゃいます(笑)。
これらが、3千年を通してくりひろげられた、と。ああ無常。
しかしこうして見ると、仏教も相当に人間くさい営みなんですよ。
勉強になりました。
*
「あの世」についてはもう一言。
お釈迦様…ゴータマ・ブッダは、死後の世界のこと等、不可知なことは水掛け論になるだけだからとして、問われても答えなかったそうな。
阿弥陀如来とか弥勒菩薩とか、56億7千万年後の救済とか途方もないことを考えたのは、みな後世の仏弟子たち。ということでした。
あ、食う話もあるか。
いや、いいんじゃないでしょうか!
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さて、友人のブログ経由シリーズです。
わかる仏教史 (宮元啓一) 春秋社。
お釈迦様から始まる仏教3千年の歴史を、易しい言葉で1冊にまとめた本です。
めくるめく東洋思想の繚乱も、こうして一つの軸でつまんでいくと、ちゃんと1本の樹のように見えるんですねぇ。
ところで、私はさらにこの本を3行にまとめちゃいます(笑)。
- お釈迦様入滅後、100年を経ずして金儲けや権力闘争に走る仏弟子たち。
- その後、お釈迦様は言及しなかった「あの世」を始め、壮大な宇宙観(妄想)が構築された。
- 中国を経て日本に伝わり、国の都合や庶民感覚にねじ曲げられつつ葬式仏教となり果てる。
これらが、3千年を通してくりひろげられた、と。ああ無常。
しかしこうして見ると、仏教も相当に人間くさい営みなんですよ。
勉強になりました。
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「あの世」についてはもう一言。
お釈迦様…ゴータマ・ブッダは、死後の世界のこと等、不可知なことは水掛け論になるだけだからとして、問われても答えなかったそうな。
阿弥陀如来とか弥勒菩薩とか、56億7千万年後の救済とか途方もないことを考えたのは、みな後世の仏弟子たち。ということでした。
Comments
Posted by おが at 2006/06/28 11:55
Posted by HY at 2006/06/28 18:48
Posted by ようこ at 2006/06/30 23:21
Posted by おが at 2006/07/04 13:07