遠き山…
ようやく土日とも晴れの週末となったので、念願の「遠出」としゃれ込みました。目的地は、高山植物の宝庫アポイ岳です。
昼過ぎに札幌を出発。運転していて日焼けが心配になるほどの陽気の中、下道をトコトコ(と言いつつそこは北海道ですから快調に)走ります。
海岸沿いの道だけに、道中目についた一夜干しのイカやらとんび(イカの口)やら、こんぶやらツブやらを買い込みながら、ほぼ予定通り16:30には目的地・様似に到着しました。
さてしかし、楽しみの蔭には思わぬ悲劇が潜んでいたのでした…。
(以下長文)
昼過ぎに札幌を出発。運転していて日焼けが心配になるほどの陽気の中、下道をトコトコ(と言いつつそこは北海道ですから快調に)走ります。
海岸沿いの道だけに、道中目についた一夜干しのイカやらとんび(イカの口)やら、こんぶやらツブやらを買い込みながら、ほぼ予定通り16:30には目的地・様似に到着しました。
さてしかし、楽しみの蔭には思わぬ悲劇が潜んでいたのでした…。
(以下長文)
さて。
快調に走っておりますと、いつしかメーターパネルの「バッテリー」と「ハンドブレーキ」の警告ランプが点灯。これはここ1年くらい何度かあっては復旧していたことなので、まだ「またか~、7月の定期点検の時に見てもらおう…」くらいの気分でした。しかし目的地駐車場への入り口をちょっと間違えて、切り返そうとしてハザードをつけたその時、こんどは「ENGINE CHECK」の警告ランプが点灯。ぐぐいっとエンジンの回転が落ちました。
「あら、これはやばそう」と思いつつ、駐車場へ入ってクルマを止めました。ちょっと問題を先送りするような気分で、とりあえずキャンプ場の概要やら止め位置などをチェックして、再びセルを回そうとしますと…やはり。回りません。やられました。バッターアウツです。
以前バッテリーを交換した時も似た状況だったのですが、バッテリーはフレッシュなはずだし、今度はもっとやばそうです。ここまで走って来れて、なぜ…。ともあれJAFに来てもらう以外にありません。
*
取りあえず写真撮るしかないでしょう。ほどなく、襟裳からJAFがやって来てくれました。
ボンネットを開けてまず目をつけたのはセルモーターのようです。バッテリーをチェックし、セルをチェックし、次いでイグニッションをチェックしますが、原因はわかりません。セルのコネクター部を直結するとエンジンはかかるのですが、アイドリングも安定せず、すぐにお亡くなりになってしまいます。
「電流は出ている。コンピューター制御系の異常では」とのJAFの見立てでありますが、いずれにせよ今日は直らないことが決定。
愛車は単なる鉄くず、もしくは簡易宿泊所と化しました。
さぁーどうする。
夕闇迫る様似のキャンプ場です。
*
取りあえず点検でお世話になっている札幌のディーラーに電話をして、最寄りのSUBARUの所在を教えてもらいました。静内だそうです。
次いで静内のディーラーに電話をします。出張はもちろんムリ。営業時間も18:00までとのことなので(すでに18:20になっていました)、JAF担当さんとも相談の結果、このまま一泊して明朝静内までレッカーすることになりました。
遠き峰。ええ、もちろん登山はおあずけです。
JAF担当さん(子供さんが0歳の頃から15年間くらい毎年2~3回アポイに登ってた…という話でした)は、「朝一で登って下りて来てからレッカーしても?」案を出してくれましたが(笑)、クルマがどうなるかわからない状況で、それもねぇ。
*
ま、あれこれ腹を括って(明日のことは明日考えよう)、JAFを見送り、温泉に入り、炭火をおこし、ビールをあけ(ぷしっ)、海の幸に舌鼓。
そこアポイ岳登山口野営場は、木々と芝が美しく(ついでにトイレも過去最高にきれい)、20:00には静寂に包まれる、素敵なキャンプ場でした。
*
山の朝はヤキソバから。翌朝。
朝はヤキソバから((c)IWA)という、友人のブログで見るたびに食いたくなってた待望のメニューでお腹を満たした後は、いよいよ愛車のレッカー移動です。
なにしろ初めての体験なんで(駐禁のレッカーは別としてね…(^^;)見たことはないし)、その手際というか、効率の良いシステムには興味しんしん。
見るみるうちに、それは組み上がりました。
*
勇姿です。静内までは約70kmとのこと。JAFのレッカー費用は5kmまでが無料、その後1kmごとに600円だそうなので、単純計算では39,000円になります。うーん…(@@;)。
気のいいJAF担当さん。道中、海を見ては「いい潮だなぁー」と呟いたり(大潮なので、潮がよく引いている=浅蜊などがよく採れるらしい)、襟裳の漁師さんは年に1回、漁閑期にすすきのに行って一晩に70万円も遣うような遊びをするという話を聞かせてくれたり、面白いひと時でした。
*
静内に到着しました。
整備の人に状況を説明すると、「発電機かなぁ…」と呟き、専用のチェック装置を接続。ほどなく、「やっぱり発電機がいっちゃってますね」とのこと。さすがSUBARUのことはSUBARUだなぁ。てゆーか、今のクルマは他人が見てもわかんないんだなぁ。
結局、走行中も発電されない状態だった模様。
修理の時間は早くて1週間、費用はたぶん4万円くらい、かかるということでした。orz
(ちなみにレッカー費用は37,000円余だった)
ともあれ代車(レガシィの試乗車)を出してくれたので、荷物を積み替え、なんとか札幌まで帰って来ました。
というわけで今、初めて室蘭ナンバーのクルマに乗っています(笑)。
なんで様似まで行ってこんな目に…と思う反面、変なところ(道路で切り返している最中とかね)で止まらなくてよかったと思います。
愛車も6年、100,000km弱。ウチの財務省からは「15年乗る」宣言が出されていますが(^^;)、これでひとまず普通の状態に戻ればよし、またなんだかんだと出てくるのかどうか…心配ですねぇ。
*
いやしかし。
ずっと雨がちで行けなくて、ようやく晴れたと思ったらこのアクシデント。東京時代も、巡り合わせが悪くて結局登れなかった山がありましたが、アポイがそんな風にならないように祈っております。
修理が上がったら、また静内を経由して遠征してみたいと思いますが…(--;)。
(16:38追記)
快調に走っておりますと、いつしかメーターパネルの「バッテリー」と「ハンドブレーキ」の警告ランプが点灯。これはここ1年くらい何度かあっては復旧していたことなので、まだ「またか~、7月の定期点検の時に見てもらおう…」くらいの気分でした。しかし目的地駐車場への入り口をちょっと間違えて、切り返そうとしてハザードをつけたその時、こんどは「ENGINE CHECK」の警告ランプが点灯。ぐぐいっとエンジンの回転が落ちました。
「あら、これはやばそう」と思いつつ、駐車場へ入ってクルマを止めました。ちょっと問題を先送りするような気分で、とりあえずキャンプ場の概要やら止め位置などをチェックして、再びセルを回そうとしますと…やはり。回りません。やられました。バッターアウツです。
以前バッテリーを交換した時も似た状況だったのですが、バッテリーはフレッシュなはずだし、今度はもっとやばそうです。ここまで走って来れて、なぜ…。ともあれJAFに来てもらう以外にありません。
*
取りあえず写真撮るしかないでしょう。ほどなく、襟裳からJAFがやって来てくれました。
ボンネットを開けてまず目をつけたのはセルモーターのようです。バッテリーをチェックし、セルをチェックし、次いでイグニッションをチェックしますが、原因はわかりません。セルのコネクター部を直結するとエンジンはかかるのですが、アイドリングも安定せず、すぐにお亡くなりになってしまいます。
「電流は出ている。コンピューター制御系の異常では」とのJAFの見立てでありますが、いずれにせよ今日は直らないことが決定。
愛車は単なる鉄くず、もしくは簡易宿泊所と化しました。
さぁーどうする。
夕闇迫る様似のキャンプ場です。
*
取りあえず点検でお世話になっている札幌のディーラーに電話をして、最寄りのSUBARUの所在を教えてもらいました。静内だそうです。
次いで静内のディーラーに電話をします。出張はもちろんムリ。営業時間も18:00までとのことなので(すでに18:20になっていました)、JAF担当さんとも相談の結果、このまま一泊して明朝静内までレッカーすることになりました。
遠き峰。ええ、もちろん登山はおあずけです。
JAF担当さん(子供さんが0歳の頃から15年間くらい毎年2~3回アポイに登ってた…という話でした)は、「朝一で登って下りて来てからレッカーしても?」案を出してくれましたが(笑)、クルマがどうなるかわからない状況で、それもねぇ。
*
ま、あれこれ腹を括って(明日のことは明日考えよう)、JAFを見送り、温泉に入り、炭火をおこし、ビールをあけ(ぷしっ)、海の幸に舌鼓。
そこアポイ岳登山口野営場は、木々と芝が美しく(ついでにトイレも過去最高にきれい)、20:00には静寂に包まれる、素敵なキャンプ場でした。
*
山の朝はヤキソバから。翌朝。
朝はヤキソバから((c)IWA)という、友人のブログで見るたびに食いたくなってた待望のメニューでお腹を満たした後は、いよいよ愛車のレッカー移動です。
なにしろ初めての体験なんで(駐禁のレッカーは別としてね…(^^;)見たことはないし)、その手際というか、効率の良いシステムには興味しんしん。
見るみるうちに、それは組み上がりました。
*
勇姿です。静内までは約70kmとのこと。JAFのレッカー費用は5kmまでが無料、その後1kmごとに600円だそうなので、単純計算では39,000円になります。うーん…(@@;)。
気のいいJAF担当さん。道中、海を見ては「いい潮だなぁー」と呟いたり(大潮なので、潮がよく引いている=浅蜊などがよく採れるらしい)、襟裳の漁師さんは年に1回、漁閑期にすすきのに行って一晩に70万円も遣うような遊びをするという話を聞かせてくれたり、面白いひと時でした。
*
静内に到着しました。
整備の人に状況を説明すると、「発電機かなぁ…」と呟き、専用のチェック装置を接続。ほどなく、「やっぱり発電機がいっちゃってますね」とのこと。さすがSUBARUのことはSUBARUだなぁ。てゆーか、今のクルマは他人が見てもわかんないんだなぁ。
結局、走行中も発電されない状態だった模様。
修理の時間は早くて1週間、費用はたぶん4万円くらい、かかるということでした。orz
(ちなみにレッカー費用は37,000円余だった)
ともあれ代車(レガシィの試乗車)を出してくれたので、荷物を積み替え、なんとか札幌まで帰って来ました。
というわけで今、初めて室蘭ナンバーのクルマに乗っています(笑)。
なんで様似まで行ってこんな目に…と思う反面、変なところ(道路で切り返している最中とかね)で止まらなくてよかったと思います。
愛車も6年、100,000km弱。ウチの財務省からは「15年乗る」宣言が出されていますが(^^;)、これでひとまず普通の状態に戻ればよし、またなんだかんだと出てくるのかどうか…心配ですねぇ。
*
いやしかし。
ずっと雨がちで行けなくて、ようやく晴れたと思ったらこのアクシデント。東京時代も、巡り合わせが悪くて結局登れなかった山がありましたが、アポイがそんな風にならないように祈っております。
修理が上がったら、また静内を経由して遠征してみたいと思いますが…(--;)。
(16:38追記)
- ひょっとして…と思って任意保険に問い合わせてみたんだけど、敢えなくNG。事故の要素ないもんね…。orz
- 先ほど静内から来た連絡によると、発電機の“ブラシ”が摩耗して、まったくコイル?の方まで行っていなかった由。ただし全交換でなくて済むので、費用は20,000円くらいだとのことです。焼け石に水(笑)。
Comments
Posted by うっちぃ at 2006/06/26 13:15
長くのるのは重要ですが、キチンと整備し続ける費用対効果がありますもんね。小樽みたいに凍結防止剤をばんばんまいているところを走ると思ったよりも下回りが痛みます。まぁhyには釈迦に説法かもしれませんが、念のため。
Posted by ごりさん at 2006/06/26 14:17
Posted by ようこ at 2006/06/26 16:03
下回りが腐食しているという指摘は受けたことがあるなぁ。排気管は確かいっぺん代えてるような気がします。
滑りに行った後には水で流すようにはしてるんだけど、どうだかね。
>ようこ
いつの間に5年伸びたんだろうと思ったら、マネだったかぁ…(笑)。
Posted by HY at 2006/06/26 18:32
まあ中古品にはかわりないけど、そのあとは故障しなかった。
こーゆーリサイクルはいいと思うが。
Posted by ふら at 2006/06/26 19:31
Posted by champ at 2006/06/26 19:34
Posted by 三四郎 at 2006/06/26 20:13
Posted by HY at 2006/06/27 08:47
まだ許してもらえないようです(笑)。
Posted by きむ at 2006/06/27 14:36
タイミングベルトが切れてスプロケット(?)が粉砕してました。どちらが先だったのかは分かりません。夜だったのですが、突然衝撃とともにメータを含めて社内が真っ暗になり、結構あせりました。恐怖は後からじわじわと。。。たぶんあんまりオイル交換してなかったせいかな、と思ったりします。くすくす。スプロケットカバー(?)まで割れてしまってました。高速走行中でなくて良かった。
てなわけで今は3台目のレガシィに乗っています。上に書いたのは2台目で、1代目は9年9万kmで買い換えるまで順調でした。
Posted by 浩 at 2006/06/29 02:06
浩くん、タイミングベルトはやばいねぇ。よく死にませんでしたね。(いや、実はその時命を落とし、あの世からのカキコだったり(ry
Posted by HY at 2006/06/29 12:46
今の愛車は平成3年式のBC5-RS-タイプRA 走行14万キロですが、これ迄の不具合は、リアショックの抜け、ラッシュアジャスター異音、サイドウインドーのゆるみ、タペットカバーオイル漏れ、エアフロセンサー異常、フューエルポンプ電源ショート、ウオーターポンプ異常、パワステポンプオイル漏れ、などです、どれもスバル定番ですからね〜!因に今はパワステポンプ漏れ漏れです。
Posted by BUG at 2006/07/04 23:00
思い起こせば、突然のバッテリー交換な目に遭ったのがほぼ1年前。
http://www.steeps.jp/hy/log/eid382.html
ひょっとして不具合はこの頃から始まってゐたのか…?(^^;)
Posted by HY at 2006/07/05 09:51
Posted by BUG at 2006/07/06 05:53