本当に大切なものは目に見えない
学生時代に購入して以来の懸案のひとつであった(またもや30年ぶり)、「The Little Prince(星の王子様のイギリス語訳本)」を遂に読了!
最初の2~3ページのところどころに、わからない単語の訳語や赤線が書かれている。辞書を引き引き読み始めたらしいのが涙を誘うのである(当然、以降のページには開いた形跡すらない(笑))。
ま、いま思えばさほど難しいイギリス語じゃないんだけどさ…だって、オレが読み通せる程度だもん。
さて。
王子が星に帰るにあたって飛行士にいう言葉が胸を打つ。「どれが僕の星かわからなければ、どの星も微笑んでいるように見えるでしょ」。(←意訳)
全編を覆うテーマは、大人って目の前のファクトにばかり拘泥している。でも“それ”だけが重要なんじゃないよ、ということと思われる。
ものごとはおしなべて、テレビを見ればパンツまでおろされ、インターネットを開けばケツの穴まで((c)FSNOW)むしられ、さらされている昨今である。われわれはそうした姿を、ごく簡単に入手することができる。
“目に見える”情報、物量、知識は膨大になった。一方、物事の本質や心をどれほど感じられるか。考えさせられることではある。
出版から60年を経て読み継がれる理由もわかる気がする。
「子どもだったころのレオン・ウォルトに」と献辞にあるが、かつて子どもだったわしらが、大人になって再び手にとってみるべき本の一つかも知れない。
参考:
星の王子様公式ホームページ
最初の2~3ページのところどころに、わからない単語の訳語や赤線が書かれている。辞書を引き引き読み始めたらしいのが涙を誘うのである(当然、以降のページには開いた形跡すらない(笑))。
ま、いま思えばさほど難しいイギリス語じゃないんだけどさ…だって、オレが読み通せる程度だもん。
さて。
王子が星に帰るにあたって飛行士にいう言葉が胸を打つ。「どれが僕の星かわからなければ、どの星も微笑んでいるように見えるでしょ」。(←意訳)
全編を覆うテーマは、大人って目の前のファクトにばかり拘泥している。でも“それ”だけが重要なんじゃないよ、ということと思われる。
ものごとはおしなべて、テレビを見ればパンツまでおろされ、インターネットを開けばケツの穴まで((c)FSNOW)むしられ、さらされている昨今である。われわれはそうした姿を、ごく簡単に入手することができる。
“目に見える”情報、物量、知識は膨大になった。一方、物事の本質や心をどれほど感じられるか。考えさせられることではある。
出版から60年を経て読み継がれる理由もわかる気がする。
「子どもだったころのレオン・ウォルトに」と献辞にあるが、かつて子どもだったわしらが、大人になって再び手にとってみるべき本の一つかも知れない。
参考:
星の王子様公式ホームページ
Comments
しかしさぁ、隣でチャンネル争いに勝って喜んでバイクのレース見てる相方だって「本当に大切なもの」のひとつなのかも。
Posted by champ at 2006/04/18 16:57
見えないのではないか? 黒くて…(笑)。
Posted by HY at 2006/04/18 18:18
Posted by champ at 2006/04/18 20:57