腰砕けさらにその後
そこは、大通り西20丁目付近にある整骨院。ということは母上宅の近所である。
裏参道の裏みたいな路地を入ると、民家に毛の生えたような建物がある。
初診シートに名前を書き、中へ入る。
民家に毛の生えたような部屋が待合室。
ちょっと先入観のせいか、なにか教祖様に浄霊をお願いするのを待つ部屋のようにも思える。
20分ほど待つと名前を呼ばれ、診療室へ。
そこには剥き出しの診療台が5~6個置かれ、剥き出しの患者さんたちがおのおの横たわっている。この風景にはまずびっくりした。(以前通っていたところは一応カーテンで仕切られていたぞう)
*
何しろ腰の曲がったおじィちゃん状態なので、実は2~3日前にギックリ腰を・・・と言うと、担当の診療師の人、皆まで言うなとばかり「ああ、いっちゃってますね」と言う(^^;)。
取りあえず台に座り、脊椎の様子を探ってもらう。腰の下の辺りが右に行ったり左に行ったりしているらしい(過去の軽いギックリの名残もあるという)。
あとは首。「ムチウチやったことあります?」。スキーやボードで何度も後頭部打ってますとも言いにくく、ええ軽く、と答える。
「頭痛や耳鳴り、あるでしょう」。耳鳴りはしないが、やはり、季節の変わり目の頭痛などは首のせいであろうかと思う。
さらに「今回たまたまコキンと行ったかも知れないが、だいぶ疲れやユガミが溜まっていたようすだ」という。
ともあれ悪い部分がある、と明確に指摘してもらうと、何となく安心する。
その後、座ったまま、あるいはウツブセになり、首、腰を始め全身を矯正&もみほぐしてもらう。ギックリ君だから恐らくユルめにしてくれているのだろうか、事前に聞いたより痛くもなく、過不足ない感じで快適である。
*
しばらくの後、主任さんという人に変わる。
「奥さんは○○がご実家の方ですよね?」と言う。
そう、ここには奥方がしばらく以前に通っていたのである。初診表の「紹介者」の欄に旧姓で書いておいたからわかったのだろうけど、よく覚えてるもんだなぁ。
「(奥方の)お母さんもいらしてましたね」だと。
さらに「熱帯魚事件・・・うぷぷっ」と笑ってもいた。奥方、過去に何かあったらしい(ここでは敢えて伏す)。
それにしても診療師の人の手は、でかい・厚いのは当然としても、なんだかやたらにあったかい。
そういう才能なのか? 単に使ってるから熱くなるのか?
改めてその整骨院、長生医学会北海道支部のホームページを見ると、その理由が書いてある。
プラーナ療法。
う・・・うーむ(^^;)。
と懐疑的になりつつも、以前太極拳をやっていた時に「気」を意識して訓練したことがあり、そういうエネルギー作用は、実は自覚したことがある。
大きなボールをかかえるように腕を丸くし、両手の先をくっつけるようにしてキモチを集中させると、確かに指先がピリピリしたり暖まったりする感じがしてくるのだ。
生体電流とかオーラとか「気」とか、あるいはプラーナとか言い方はいろいろあろうが、人間にそうした何らかの非接触性の作用があるのは恐らく間違いないのである。
長生医学のもう一つの売りは「精神療法」であるという。
体の矯正とともに、「悩みの解消」「不安の除去」などを通して、心の矯正をする。
そういえば、体の状態や今なにをやっているかの説明、それに雑談も含めてなにかと声をかけてくれるのだが、意識的に、耳元でやさしい言い方をしているような気はする(笑)。
さらにホームページをひもとくと、どうも浄土真宗の流れを汲むらしい。亡くなったじーちゃん、ばーちゃんと一緒である。
これが入信を勧められたりするとあっという間に拒絶反応を起こすのだが、そういうこともないし、多少怪しかろうとも別にそれ自体がイヤということはない。
引き続き通ってみようと思う。
*
さて、さらに腰、首、そして骨盤などの矯正をじっくりとやってもらう。
最後に「酒、風呂禁止」のご託宣をいただいた(てゆーか5/2以来ビールを何本呑んだろう?(^^;))後、「明日も来れますね?」とトドメのお言葉。
は、はあ・・・じゃ来ます。
1回ではとうてい済まないのは過去の経験からも納得だが、次は来週くらいに・・・とか甘く考えていたので、ちょこっと狼狽する。しょうがない、しばし日参かー。
1回4,200円(初診料2,000円)もするんだけどなあ・・・(^^;)。
家計をあずかる奥方よ、ごめんヨ。
*
診療直後はそれほど変化があった気はしなかったが、半日経った今はかなりよくなった。
ほぼ、直立二足歩行ができるようになったし、こうして腰に重みを感じず椅子に座っていることもできるようになった。
その代わり、例の「季節の変わり目の頭痛」をやや感じる。首が矯正されたせいだろう。
「首や腰は神経系や内臓とつながっています、こうやってじっくり治しておけば長く健康でいられますよ」とのお言葉を思い出し、パソコンに向かって長文を書いてないで、また伏せることにする。
*
休息中は日溜まりの和室(いわゆるhatchi部屋)に薄い布団というかシュラフを敷いて横になっているんだけど、これがまた結構快適なのさ(笑)。
裏参道の裏みたいな路地を入ると、民家に毛の生えたような建物がある。
初診シートに名前を書き、中へ入る。
民家に毛の生えたような部屋が待合室。
ちょっと先入観のせいか、なにか教祖様に浄霊をお願いするのを待つ部屋のようにも思える。
20分ほど待つと名前を呼ばれ、診療室へ。
そこには剥き出しの診療台が5~6個置かれ、剥き出しの患者さんたちがおのおの横たわっている。この風景にはまずびっくりした。(以前通っていたところは一応カーテンで仕切られていたぞう)
*
何しろ腰の曲がったおじィちゃん状態なので、実は2~3日前にギックリ腰を・・・と言うと、担当の診療師の人、皆まで言うなとばかり「ああ、いっちゃってますね」と言う(^^;)。
取りあえず台に座り、脊椎の様子を探ってもらう。腰の下の辺りが右に行ったり左に行ったりしているらしい(過去の軽いギックリの名残もあるという)。
あとは首。「ムチウチやったことあります?」。スキーやボードで何度も後頭部打ってますとも言いにくく、ええ軽く、と答える。
「頭痛や耳鳴り、あるでしょう」。耳鳴りはしないが、やはり、季節の変わり目の頭痛などは首のせいであろうかと思う。
さらに「今回たまたまコキンと行ったかも知れないが、だいぶ疲れやユガミが溜まっていたようすだ」という。
ともあれ悪い部分がある、と明確に指摘してもらうと、何となく安心する。
その後、座ったまま、あるいはウツブセになり、首、腰を始め全身を矯正&もみほぐしてもらう。ギックリ君だから恐らくユルめにしてくれているのだろうか、事前に聞いたより痛くもなく、過不足ない感じで快適である。
*
しばらくの後、主任さんという人に変わる。
「奥さんは○○がご実家の方ですよね?」と言う。
そう、ここには奥方がしばらく以前に通っていたのである。初診表の「紹介者」の欄に旧姓で書いておいたからわかったのだろうけど、よく覚えてるもんだなぁ。
「(奥方の)お母さんもいらしてましたね」だと。
さらに「熱帯魚事件・・・うぷぷっ」と笑ってもいた。奥方、過去に何かあったらしい(ここでは敢えて伏す)。
それにしても診療師の人の手は、でかい・厚いのは当然としても、なんだかやたらにあったかい。
そういう才能なのか? 単に使ってるから熱くなるのか?
改めてその整骨院、長生医学会北海道支部のホームページを見ると、その理由が書いてある。
プラーナ療法。
う・・・うーむ(^^;)。
と懐疑的になりつつも、以前太極拳をやっていた時に「気」を意識して訓練したことがあり、そういうエネルギー作用は、実は自覚したことがある。
大きなボールをかかえるように腕を丸くし、両手の先をくっつけるようにしてキモチを集中させると、確かに指先がピリピリしたり暖まったりする感じがしてくるのだ。
生体電流とかオーラとか「気」とか、あるいはプラーナとか言い方はいろいろあろうが、人間にそうした何らかの非接触性の作用があるのは恐らく間違いないのである。
長生医学のもう一つの売りは「精神療法」であるという。
体の矯正とともに、「悩みの解消」「不安の除去」などを通して、心の矯正をする。
そういえば、体の状態や今なにをやっているかの説明、それに雑談も含めてなにかと声をかけてくれるのだが、意識的に、耳元でやさしい言い方をしているような気はする(笑)。
さらにホームページをひもとくと、どうも浄土真宗の流れを汲むらしい。亡くなったじーちゃん、ばーちゃんと一緒である。
これが入信を勧められたりするとあっという間に拒絶反応を起こすのだが、そういうこともないし、多少怪しかろうとも別にそれ自体がイヤということはない。
引き続き通ってみようと思う。
*
さて、さらに腰、首、そして骨盤などの矯正をじっくりとやってもらう。
最後に「酒、風呂禁止」のご託宣をいただいた(てゆーか5/2以来ビールを何本呑んだろう?(^^;))後、「明日も来れますね?」とトドメのお言葉。
は、はあ・・・じゃ来ます。
1回ではとうてい済まないのは過去の経験からも納得だが、次は来週くらいに・・・とか甘く考えていたので、ちょこっと狼狽する。しょうがない、しばし日参かー。
1回4,200円(初診料2,000円)もするんだけどなあ・・・(^^;)。
家計をあずかる奥方よ、ごめんヨ。
*
診療直後はそれほど変化があった気はしなかったが、半日経った今はかなりよくなった。
ほぼ、直立二足歩行ができるようになったし、こうして腰に重みを感じず椅子に座っていることもできるようになった。
その代わり、例の「季節の変わり目の頭痛」をやや感じる。首が矯正されたせいだろう。
「首や腰は神経系や内臓とつながっています、こうやってじっくり治しておけば長く健康でいられますよ」とのお言葉を思い出し、パソコンに向かって長文を書いてないで、また伏せることにする。
*
休息中は日溜まりの和室(いわゆるhatchi部屋)に薄い布団というかシュラフを敷いて横になっているんだけど、これがまた結構快適なのさ(笑)。
Comments
でもますます長生館に興味がわいた。
とりあえず、もう一回十字式に行ってみて、効果を感じなかったら長生館に行ってみようかな。
Posted by ミホ at 2004/05/07 19:02
10月の引っ越しの時にギックリ腰をやったんやけど、治療院に行くでもなく自然治癒に任せたのは、良くないのでせうか...
身体が歪んでるって、なんとなく感じなくもないのですが。
Posted by benjamin at 2004/05/09 16:21
Posted by HY at 2004/05/09 18:09
Posted by benjamin at 2004/05/14 10:02
「長生」系が府中にもあったよ。
確かこの辺。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.29.12.1N35.40.9.4&ZM=12
ウチは行ったことないけど。
私が通っていたのは、笹塚の整骨院でした。
http://www.rmcg.co.jp/ryu/mein.htm
まあそれなりに満足してました。
こっちは保険もきくし。
Posted by HY at 2004/05/14 18:42