何年ぶりかで寝込む
その日は何となく風邪ぽい、くらいで具合も悪くなかったし食欲も十分だったのだが、やはり風邪は風邪なのだった。
土曜はまあ、早々に寝た。
だいぶだるくはなっていたが、「滑りに行く前提で、いつも通り(5:00に)起きる」と言い残して。
日曜の朝になると、もう全身がボウヨウとしていて、悩むまでもなく休業日となった。
奥さんは前夜「独りでは行かないかもなあ」と言っていたが、オレが「行けそうにないがどうする?」と言うと「行くよっ」と明快に答えた。なんじゃい。
で、奥さんが自分のためにのみオニギリを握っている間、オレは畳の部屋にシュラフを敷く(まだそれくらいの元気はあった)。寝込む時はベッドだと腰が痛くなるので、堅いところを選ぶのだ。
で、奥さんは出かけ、オレは寝込んだ。
寝ている間、変な幾何学模様とか連続単純動作の夢ばかり見る。熱が出ているときの特徴だ。
寝汗をすごいかいた。時々目覚めては着替えるが、そうとうふらついている。
食欲はまったくわかない。結局この日口に入れた食物は、夕食のお粥ふたすすりとバナナ、それに京都みやげにもらった「ちっちゃいポッキー」数本だけだった。
月曜はやや持ち直したが、仕事も比較的隙間があったので休むことにした。
昨日汗をいっぱいかいたので、シャワーなぞ浴びてみる。
体重を量ると、ふだんより3kgも落ちていた。自慢のケツも、心なしかそげ落ちたようだ。
まだボウヨウとしているが、横になっていると具合が悪いということもなく、本なぞ読んで過ごす。
夕方になると熱が上がって来た。37.3度。平熱が35.2度くらいと低いので、これでもかなりきつい。
火曜。
月曜が回復基調だったので仕事に出ようと思っていたが、明け方から割れるような頭痛に見舞われる。結局休む。
休んで、近所の医院へ行った。
風邪で寝込んだのは、少なくとも5年以上ぶりと思われる。
(頭痛やフツカヨイで、寝込むことはけっこうある(笑))
風邪で病院へ行ったのは…記憶にない。横浜市在住時代だろうか。だとすると10年以上ぶりになる。その時行った医院は…それは覚えてるぞ、看護師もおらず、さえないおっさん医師が診療机の片隅に無造作におかれたディスポーザル注射器のひとつを取って自ら注射してくれた(「くれた」っていうかさ…)のであった。
で、近所の医院。
こざっぱりとしていて、新しくて近代的で、ちょっと面白い看護師さんがいて、なかなかである。
でも、待合室の書棚に「Dr.コトー」とか「ブラックジャックによろしく」とか「医龍」とかいう医師コミック(?)がズラリと並んでいるのはいかがなものか。
熱を計り(平熱だった)、目や喉を見(喉は腫れていた)、触診し、問診し、胸部X線をとられた。血ィまで取られたのは不覚であった。(血液検査大嫌い…ってゆーか大怖い…)
そういえば「初診の方は尿検査があります」といわれたのも不思議な感じがした。なぜ初診の方は尿? 近頃の傾向なんだろうか。
で、抗生物質その他のお薬をもらって取りあえず無罪放免。
トンプクも入っていたが、もう熱はないのに…まあいいや。
頭痛がある時は、本も読めないのでつらい。この日は薬の影響もあってかけっこうウツラウツラと過ごした。
そして今日。いよいよご出勤である。
マスクをして登場すると、風邪で休んでいると知らなかった後ろの席の女の子が、「風邪だったんですか! てっきり今日は南の島のお土産がもらえるかと思った…」とぬかしやがる。
どういう想像してんのさ…と思いながらも朝イチ顔がほころんだ瞬間であった。
マスクをしていると結構同情される。
集中力がないまま一日終えたが、なんとか一日もってよかった、という一日なのだった。
はー、やれやれ。
だいぶだるくはなっていたが、「滑りに行く前提で、いつも通り(5:00に)起きる」と言い残して。
日曜の朝になると、もう全身がボウヨウとしていて、悩むまでもなく休業日となった。
奥さんは前夜「独りでは行かないかもなあ」と言っていたが、オレが「行けそうにないがどうする?」と言うと「行くよっ」と明快に答えた。なんじゃい。
で、奥さんが自分のためにのみオニギリを握っている間、オレは畳の部屋にシュラフを敷く(まだそれくらいの元気はあった)。寝込む時はベッドだと腰が痛くなるので、堅いところを選ぶのだ。
で、奥さんは出かけ、オレは寝込んだ。
寝ている間、変な幾何学模様とか連続単純動作の夢ばかり見る。熱が出ているときの特徴だ。
寝汗をすごいかいた。時々目覚めては着替えるが、そうとうふらついている。
食欲はまったくわかない。結局この日口に入れた食物は、夕食のお粥ふたすすりとバナナ、それに京都みやげにもらった「ちっちゃいポッキー」数本だけだった。
月曜はやや持ち直したが、仕事も比較的隙間があったので休むことにした。
昨日汗をいっぱいかいたので、シャワーなぞ浴びてみる。
体重を量ると、ふだんより3kgも落ちていた。自慢のケツも、心なしかそげ落ちたようだ。
まだボウヨウとしているが、横になっていると具合が悪いということもなく、本なぞ読んで過ごす。
夕方になると熱が上がって来た。37.3度。平熱が35.2度くらいと低いので、これでもかなりきつい。
火曜。
月曜が回復基調だったので仕事に出ようと思っていたが、明け方から割れるような頭痛に見舞われる。結局休む。
休んで、近所の医院へ行った。
風邪で寝込んだのは、少なくとも5年以上ぶりと思われる。
(頭痛やフツカヨイで、寝込むことはけっこうある(笑))
風邪で病院へ行ったのは…記憶にない。横浜市在住時代だろうか。だとすると10年以上ぶりになる。その時行った医院は…それは覚えてるぞ、看護師もおらず、さえないおっさん医師が診療机の片隅に無造作におかれたディスポーザル注射器のひとつを取って自ら注射してくれた(「くれた」っていうかさ…)のであった。
で、近所の医院。
こざっぱりとしていて、新しくて近代的で、ちょっと面白い看護師さんがいて、なかなかである。
でも、待合室の書棚に「Dr.コトー」とか「ブラックジャックによろしく」とか「医龍」とかいう医師コミック(?)がズラリと並んでいるのはいかがなものか。
熱を計り(平熱だった)、目や喉を見(喉は腫れていた)、触診し、問診し、胸部X線をとられた。血ィまで取られたのは不覚であった。(血液検査大嫌い…ってゆーか大怖い…)
そういえば「初診の方は尿検査があります」といわれたのも不思議な感じがした。なぜ初診の方は尿? 近頃の傾向なんだろうか。
で、抗生物質その他のお薬をもらって取りあえず無罪放免。
トンプクも入っていたが、もう熱はないのに…まあいいや。
頭痛がある時は、本も読めないのでつらい。この日は薬の影響もあってかけっこうウツラウツラと過ごした。
そして今日。いよいよご出勤である。
マスクをして登場すると、風邪で休んでいると知らなかった後ろの席の女の子が、「風邪だったんですか! てっきり今日は南の島のお土産がもらえるかと思った…」とぬかしやがる。
どういう想像してんのさ…と思いながらも朝イチ顔がほころんだ瞬間であった。
マスクをしていると結構同情される。
集中力がないまま一日終えたが、なんとか一日もってよかった、という一日なのだった。
はー、やれやれ。
Comments
私はわりと元気だったよ。滑りに行かずに おとなしくしてたから ひどくならなかったに違いない。(笑)
体重は怖くて量ってないよ。
運動不足で増加してるような気がするから…
Posted by ミホ at 2005/03/09 22:51
Posted by ちょび at 2005/03/10 09:07
それにしても、殿方はなぜ血液検査に弱いのでしょう(私は献血が趣味)。ウチのなんか、血液検査で気分が悪くなったらしく、診察室から車いすに乗って出てきたことが……。
Posted by 匙 at 2005/03/10 09:59
血液検査に、弱いなぁ。
針が刺さっているさまは、20数年来見たことがありません。
あ、想像するだけで気が遠く…(@o@)
Posted by HY at 2005/03/10 10:17