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2005/01/17 月

(10)(11)粉ツブひとつないグランヒラフ

またもニセコです。
近頃週末恒例になって来ました。実に喜ばしいことです。
仕事もオロソカになって来ました。実に困ったことです(^^;)。
ところでこの週末は、新雪のシの字もありません。
どうも最終気象兵器の来襲と関係があるらしいのですが、リフト上から下を見るととにかく薄皮一枚すら積もっていないという異様な風景です。
もっとも、パウダーを楽しみにして来た本州メンバーには気の毒ですが、穏やかなピステンをじっくり滑るのもたまには貴重なことです。パウダーには先週当たったし。へへ。

1月15日。
青空が広がり、羊蹄もくっきりと見える“好”コンディションです。
カミさんがチャーリーにレッスンを頼んだところ、快諾を得たらしい。気がつくと、他の同行二名・うっちょびも参加するようす。こうなっては、私だけ参加しないのも惜しい。
最初は、4人目のテレ板をはいた場違いな受講生は相手にされていなかったような気もしつつ、カービングの基礎スキームにみんなと一緒について行きます。
うまくできませんが、「その板でよくできるね」という言葉は引き出しました(笑)。

基本姿勢はガニ(マタ)、飛行機の翼を傾けるように身体を傾けてターンする、外脚を前に出すなど、基礎の基礎が大変勉強になります。テレ初心者である私には当面関係ありませんが、いつか活きる日が来る。

さてその後は花園コースを中心にピステン滑走。(テレ屋に戻ります)
板の操作や乗り位置のチェック、限界スピードの向上がテーマです。
ちょっと二度踏みの癖がついて来て、スムーズさに欠けるところが自分ながらの要修正点。スピードはだいぶ上がって来ました。

最後は2壁4本で〆め。
みっちり4時間の滑走はちょっと滑りすぎたかな?と思うほどの充実度でありますた。

*
夜はAROYにて、店主様を含め仲間10人で宴会です。

この日お初だったのはれんげ様とウワサの謎コン様。
れんげは、すごい爆裂猛女と勝手に想像していたのですが、穏やかな中にキラリときらめくナイフを懐にしのばせている系のイイ感じのお姐様でした。(どんなだよ)
謎コンは、年齢を聞いてまずびっくりしました。海外を含め数々の“武勇伝”を聞いていて、暇も金もあるおじ様だとばかり思っていたので…。
しかし自ら「最終気象兵器」と名乗るだけのことはある。この2日間、1月のニセコにツブほどの雪も降らなかったのは、単なる偶然以上のものを感じます。終始ニコヤカな中に、底知れぬ迫力がありました。

*
雲ツブひとつない羊蹄山翌1月16日は曇りでしたが、羊蹄がまたクッキリと見えます。朝から帰路につくまでまったく雲がかからないというのも、この時期としてはやはり異様です。

コントラストがなく斜面が見づらい状況ですが、フラットバーンで基本練習にいそしみます。(それをフラ練と…普通は言いません)

昨日のテーマに加えてショートターンも練習してみますが、あまりうまく行きません。

花3の最も斜度があるところで転倒して斜面を1/3ほども滑落、下にいた人を巻き込みそうになって肝を冷やした一幕もありましたが、踏ん張り続けなくてもいい方法(乗り方というか、脚の抜き方というか)がわかって来て2壁をノー休止で滑り通すことができたり、それなりに進歩も見られました。

この日は2時間で切り上げましたが、非常に内容濃く滑りました。

50時間券は残り28時間。
テレ11日目(キロロ2、N9)でした。

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Comments

今日の倶知安、多少は雪予報だと思っていたら、かなり荒れ模様だったみたいで…。
http://diary.powdermonkeys.net/gorisan/?date=20050117#p02
ほんとにお気の毒様であります。
チャ曰く「カービングスキーはテレに戻りつつある」ってのがHYへの賛辞だったと思いますよん。実はワシ先シーズンから密かにテレ滑りってのをやってました。内脚引き外脚出しはカービングスキーにおける内スキーに乗ることにとても重要な要素を持っていることに気が付きまして…。
花3の滑落は見事でした。
その節は大変お世話になり、どうもありがとうございました。
次回は、粉雪だだ降りのニセコにて、キュッと鳴る尻を堪能させていただきたく存じます。
あ、、

れんげ様、こちらこそありがとうございました。
お目にかかれて嬉しかったでございますよ。(いやホントに)

次回は、周辺環境の動向をよく観察してからでないと、おいそれと動けませんでございますね。

満を持して、お越しくださいませ。

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