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2011/03/01 火

プリミチブな道具

GPSは圧倒的に素ん晴らしいけど、どうも野性の方向感覚がスポイルされそうな気がして、地形図とコンパスにも関心を持っている。(大げさ)

使っていたコンパスの文字盤がカスれて来たので、このたび更新することにした。
実際のところは「野性の方向感覚」というロマンチックな話ではなくて、GPSは電池が無くなったり壊れたりしたらどうするんだ、ということと、特に雪山での滑走中に目指す方角を確認するにはコンパスの方がだいぶ早いし正確だ、ということがある。

それに大まかな地形の把握には、やっぱり紙の地形図である。(旧人類)

そこでコンパス。

SILVA エクスペディション 4(写真左)という。

コンパスの草分けであるSILVA社の上位モデルで、スウェーデンや英国などの軍でも採用されている。

本体がほどよく長かったり、磁針部が大きかったり、矢印の手前に拡大鏡がついていたり、mm/インチ/1:25Kなど多彩なスケールがついていたり、地図の上に置いても滑らないようにシリコンの台座がついていたりとよく練られているが、はっきり言って、オレにはオーバースペック(笑)。気持ち大きすぎるしな。

でも、さすがに使いやすそうなので、愛用して行きたい。

ちなみに右側のプレートは「マップポインター」といい、いつぞや友人37ちんが教えてくれたもの。

GPSの緯度経度データから地形図上に現在位置をポイントしたり、逆におおむねいる位置はわかっているが救助隊に正確な位置を知らせたいといった場合に、ポイントから緯度経度を割り出したりすることができる。(※)

地形図、コンパス、マップポインター、筆記具、それに(家で地図の準備をする時に使う)分度器…うーん、プリミチブな道具って手がかかるのよね。(そこがまた面白いんだけど)


※このとき、地形図上に1分間隔くらいで緯度経度の線を引いておくとよい。またコンパスを使うには、磁北線も引いておかなくてはならないが、こうした作業はカシミールなら自動的にやってくれるので助かる。(カシミールいいよカシミール)

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Comments

私も持ってますよ。
小学生のころから、ここのコンパスでオリエンテーリングなんてしちゃてねw

というか私は地図好きなのかもしれません。
(地図はいいよ地図は)
よっ、ボーイスカウトっ(だっけ)。

地図はいいよねぇ。
次にどこ行こうかなんて地図を眺めていると、仕事時間も早く過ぎてよいです(ぉぃ。

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