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2011/02/26 土

[21] シャクナゲ岳(敗退) -10℃ ユキ

1泊でも2セコ…。
1泊2日の予定でニセコ行。どっちかの日はヤマ行こう、という計画。

土曜は冬型気圧配置でやや風と雪と寒気、日曜は高気圧が張り出してくる、という予想なので本来日曜の方がいいんだけど、泊まる日に行った方がラクだよねという説もあり、諸々考え合わせて土曜に登ることにする。

まぁ、軽めにシャクナゲでも行くか? ということになった。

登る以外のテーマは、ハイドレーションシステム(友人Ak言うところの「チューチューシステム」)。

今まで冬は持って歩かなかったんだけど、先日改めて水の重要性を感じ、新兵器(保温チューブ(カミさん用)と吸い口の保護キャップ)を導入したので試してみようということである。

写真はわかりにくいけども、オレのザックはハイドレーションのチューブを左肩のストラップに仕込めるようになっていて(ハイドレーションスリーブというらしい)、オモテに出る吸い口のところだけキャップを装着してみた、という図である。

さて、これでいい按配に行けるかどうか?

9:00頃、チセヌプリスキー場の駐車場着。風雪がちょっと強い。リフト乗り場には、強風のため減速運転中、との看板もかかっている。

1回券でリフトに乗り、降り場に着くと確かに風雪。オレ的にはある程度想定内だったが、カミさんはどうも体調が万全でなかったこともあり、尻込みをしている。その尻っぺたをつついて出発。

雪庇を避けながら稜線上に出ると、目指すシャクナゲ岳がちょろっと見えた(写真左)。吹きさらしのところは飛ばされてガリっているが、ところによっては新雪が吹き溜まっている。

オレの方はラッセルも快調だったのでずんどこ行くが、やはりカミさんの気分は萎えたままで遅れがち。1時間ちょい歩いたところでやむなく撤退となった。

シャクナゲを目指す時ってどうもこうなっちゃうんだな(そういう巡り合わせの良くないヤマってあるんですよ)。

でハイドレーションシステムだが、これがまったくダメ。気温がかなり低かったせいもあるが、チューブがちょろっとでも出ているところはあっという間に凍りつき、水を吸うどころではない。今後に(大きな)課題を残す結果となった。

*

ヤマで食べる用に例によって阿武茶さんで昼のパンを買ったのだが、Niseko343さんのラウンジにお邪魔して食べることになった。

このラウンジには、折しも来期のPeak Performanceウェアのサンプルが展示してあり、食後は試着しまくり。

写真は、水色も意外に似合うじゃんオレ、な図(笑)。今けっこう注目株のブランドだし(色がきれい)、なかなかカッコいいのである。

ここで、関東からの友人Rgちゃん&FtコンビとG&G夫妻、それにFr&Ay親子などとも会えた。


*

温泉は綺羅の湯。

今回同宿の友人Ut&Cbと宿泊先のMetzaに落ち着き、しばしマターリとした後、夕食は予約しておいた唐火七さん。

写真は、前回食べられなかった真鯛の塩釜焼き。んまかった~。
ほかにも“ギョウジャニンニク味噌”のモロキュウだの、鶏手羽の照り焼きだの、“ウチのとは全然違う”アサリ酒蒸しだの、どれを取っても旨くて満足。

楽しかったりきわどかったり(笑)の話題とともに、夜は更けていったのであった。

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