今季も2冊。
「POWDER SKI 2011 (ブルーガイド・グラフィック)」 (実業之日本社)
「スキー百年」の歴史的な写真集があったり、大先人・猪谷六合雄の評伝があったり、「旅する人・暮らす人」という、あまり流行チックではない切り口から見た雪びとたちのポートフォリオがあったりと、安心して眺められる構成になっている。風雪で滑れない日に窓辺のソファとかでまったりめくるのにちょうどよいかも。(そういう空気をまとっているから毎年買うんだけど)
ところで今シーズンのギアのページでは、リバティースキーという竹コアの板に目を奪われる。
訊けば北海道ではパドルクラブにしか置かれていない(バンプスでも取り扱いはあるらしい)というので、過日アオりに行ってみたところ、かなり感じがよい。ほどよいシナリというかネバリに、なんと言っても激軽い。センター140の板でも7マンそこそことお値段も手頃。ロッカーでも変則サイドカーブでもない辺りがつまらない気もするが、オレなんかゲレンデ滑りの方が多いんだから問題にはならない。次期戦闘機の有力候補に名乗りを挙げた。
「ソウルスライド2011 (SJテクニックシリーズ No. 96)」 (スキージャーナル)
もう1冊も例年お約束、日本唯一の?テレマーク専門誌である。
こちらはまだ隈なくは読んでないけど、付録のDVDはなかなかよかった。白馬での滑走シーン、フジケン氏のコブイメージ映像、今年話題のテレDVD・TDのトレイラー、オートルートの風景(でもテレマークじゃないじゃんか(笑))など、付録にしとくにはもったいない充実ぶり。
ただ、TAJ指導員合格のポイントは要らね~(笑)。その周辺に権威臭・硬直感が漂い始めているからな。
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