斜里岳

カーナビに、登山口周辺の道までは落とし込まれていなかったので若干不安だったが、10kmも手前から標識で登山口方面を教えてくれるので、見落としさえしなければ難なく行き着ける。(つーか、一回見落としちゃったけど(^^;))

なにはともあれ、8:50、登行開始となった。

ところで斜里岳はsar(葦原)が語源で、古くはonne-nupuri(大きい/歳の行った-山)とも呼ばれたらしい。地域で一番存在感があるからだろう。

ルートはずっと沢沿いなので渡渉がある…とは事前情報で聞いていたが、ザックリ数えてみると上まで26回あった(^^;)。靴が濡れざるを得ないところも多く、水量の多い時だったらやばいなぁ、って感じ。



ルートも沢沿いと言うよりだんだん水際になって来て、最初は「沢ヤみたいだねー」とか言っていたのが、次第に沢ヤそのものになってくる。(写真のところも、水流の左端を登って行くのだ)
このほかにも、オーバーハングの岩に抱きついたり(ボルダーそのもの)、鎖にしがみついたりなんて場所もあって、山歩きマンキツなのである。

いやはや、ガイドブックなどでは往復5時間弱となっているので、(地形図は確かに険いけど)ちょっと楽しい山歩き程度だろうくらいに考えていたらとんでもない、相当に歩きごたえのある山なのであった。


絶景を堪能しながら昼飯。お湯を沸かして今日は尾西α米シリーズの五目ごはんと赤飯である。赤飯の方は初めて食べたけど、付属のごま塩がかなり効いて泣かせるお味。ないす。
いつまでも眺めていたい景色だったけど、風強く、体が冷えてきたので下山開始。
登行開始も遅かったので、ウチらは最後から3組目だった。最後のカップルはだいぶゆっくりしたペースだったけど、大丈夫だったろうか。

ところが、ここまでほぼ一緒のペースで下って来た常連さんらしき超ベテランの男性は迷わず旧道を下って行った。どうやら、新道も厳しいことをよく知っていたらしい、と後で思い知ったのである…。

近場しか見えないのでひたすら足下に集中して歩くが、なんとこれがまた一山登るくらいの勢い。途中に竜神の池というのがあるらしいが、時間が押しているのでパス。延々と尾根筋を迂回し、最後は崖のような坂を急降下である(木が立て込んでいるので危険ではない)。こっち(新道)も大変だなぁ、こっちを登るのもヤだなぁ、などと言いながらそろそろと降りる。
しかし、沢沿いの険しい道か、遙かな登り返ししか道のつけようがない険峻、それが斜里岳なのである。


戦い済んで日が暮れて、今夜の旅館(昨夜とは別)の床の間に整然と(?)並べられた軍手やソックスのたぐいの図(笑)。
8:50登山口--9:50下二股--11:20上二股--11:50馬の背--12:05山頂(3時間15分)
12:55山頂--13:30上二股--14:10熊見峠--14:50下二股--15:35登山口(2時間40分)
行動時間:計5時間55分 22,393歩
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