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2010/09/18 土

喜茂別岳

久々の“初物”であります。
喜茂別岳(1,176.8m)。

この山は、隣の小喜茂別岳と並んでスキーの名所ですが、ずっと夏道はないものと思っていました(地形図にも表記されていない)。ところが昨年、拝読している山メーリングリストで、ここに登山道があることを見いだした人がいて、あっという間に夏も人気となった山です。

今日も我々を含めて少なくとも4パーティが入っていました。(その中の一人が「人に会うとは思っていなかった…」と言ってましたが、それは甘いねww)

さて、例によって早起き(5:30起床)。7:45には歩き始めます。起点は中山峠の駐車場。除雪基地があって、その右側から入るNTTの作業道を歩かせてもらうわけです。

ゲートから約50分、NTTの中継所までこの道は続くのですが、2/3は舗装されていて登山靴だと非常に疲れます。

中継所に着き、柵に沿って左へ行くとようやく登山道が現れます。

天気もいいし、いくぶんか紅葉も始まっている。知られていなかった割には刈り込みや木段なども整備されていて非常に感じのいい道なんですが、ここもアップダウンが少なくてやや単調(ゲートから1時間半くらいは標高差ほぼ50mくらいの間を行ったり来たり)。ツタウルシがそこらじゅうに絡まっている箇所があったり、倒木が多かったり、歩きやすいやら歩きにくいやらなんだか大変です。

木立が途切れると、だんだんと眺望も開けて来ます。

写真はピーク間近の、果樹園の丘(とでも呼びたくなるたたずまい)。

10:05(歩き始めから約2時間20分)、一応のピーク到着。二等三角点(喜茂別岳)が設置されています。見渡すとほぼ360°の眺望! 長い作業道とやや単調な道もすっかり報われる景色です。これはいいなぁ。

写真は三角点から北側を見たところ。中岳、無意根山などが見えています。目を移すと羊蹄(今日は雲に隠れていました)や尻別岳、反対側には遠く恵庭岳なども。実に爽快ですね。

道自体はその先まで続いているものの、三角点よりちょっとだけこんもり高そうに見える場所へは行くことができません。(その先は尾根沿いに下っている) 先行パーティの方も戸惑っていましたが、どうやら三角点がピークということになっているらしい。

「腹減った。ここで飯」と主張するカミさんをなだめすかして、来た道を戻ります(駐車場まで約1時間50分)。なぜなら、豊平峡のインドカリーが食べたかったから。ラムカリー、ウマー。今日も満足です。

でも作業道歩きのせいなのか、けっこう疲れました。総歩数も24,215歩とけっこう行ってます。時間の割には距離を歩いたんだなぁ。




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