シンホニー
オレの青春のバイブル、競馬のバイブル、麻雀のバイブル、アイヌ語地名のバイブル、プロ野球のバイブルと並んで(並べていいのか?(^^;))、クラシック音楽のバイブルが、この本
なんであります。
「交響曲名曲名盤100(On books)」 諸井誠 (音楽之友社)
なんであります。
昭和54年刊行、往年の名著といっていいか…。(検索してみるとAmazonでは6,300円の値も見えるんですけど…?(^^;) ただし別枠では236円から買えることになっている)
交響曲の父ハイドンから始まって、モーツァルト、ベートーヴェン、そしてショスタコ、メシアンに至る古今東西の(いや、「今」や「東」はあんまりないか…)交響曲作品を100曲集め、その曲自体の成り立ちを解説するとともに、ぜひ聴いておきたい名指揮者たちの名盤(レコード)を紹介しちゃおう、という本。
まあ、「名盤」については今読んでもあまり参考にはならないけど(とは言いつつ往時の巨匠の名は色あせてはいませんな)、「名曲」解説の方は今なお勉強になります。
中んづく、ハイドンが示した「4楽章」+「ソナタ」といった基本形式、ベートーヴェンが示した声楽の導入、あるいはベルリオーズが示した標題性…などの「交響曲の様式」が、時代が下るとともに拡散(あるいは崩壊)し、使いつくされ、すでに表現形式としての命脈は絶たれている、という指摘はドキドキするほど刺激的なんですな。
(と言いつつ、諸井氏自身も交響曲を書いていますが(笑)。)
もう何度も読んでるけど、何度読んでも飽きません。
交響曲の父ハイドンから始まって、モーツァルト、ベートーヴェン、そしてショスタコ、メシアンに至る古今東西の(いや、「今」や「東」はあんまりないか…)交響曲作品を100曲集め、その曲自体の成り立ちを解説するとともに、ぜひ聴いておきたい名指揮者たちの名盤(レコード)を紹介しちゃおう、という本。
まあ、「名盤」については今読んでもあまり参考にはならないけど(とは言いつつ往時の巨匠の名は色あせてはいませんな)、「名曲」解説の方は今なお勉強になります。
中んづく、ハイドンが示した「4楽章」+「ソナタ」といった基本形式、ベートーヴェンが示した声楽の導入、あるいはベルリオーズが示した標題性…などの「交響曲の様式」が、時代が下るとともに拡散(あるいは崩壊)し、使いつくされ、すでに表現形式としての命脈は絶たれている、という指摘はドキドキするほど刺激的なんですな。
(と言いつつ、諸井氏自身も交響曲を書いていますが(笑)。)
もう何度も読んでるけど、何度読んでも飽きません。
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