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2008/11/13 木

なだれ講演会

例年この時期に恒例の、雪崩事故防止研究会北海道山岳活動サポート共催のなだれ講演会「雪崩から身を守るために」を聴いて来ました。
元北大低温研所長・秋田谷英次先生による雪崩のメカニズムと注意点、昨シーズンに惨事となった上ホロ雪崩事故の報告(教育大の尾関先生と、三段山クラブの“おお、この人があの旦那さんか”の大西さん(※))、その際に実際に全身埋没を体験した方の体験談など、3時間弱のなかなか濃い内容でした。

かでるの大会議室で、200名ほども聴衆がいたでしょうか、立ち見が出るほどの盛況でした。

秋田谷先生の「普段から雪を観察しよう」という話に、よし今年はゆきみちゃんでいっぱい見ようと心を新たにしたり、あとは一昨年の講演会もそうだったんですが、やはし阿部幹雄氏の言葉が重かったなぁ。雪山に入る時には三種の神器を持つことはもちろん、生死をわかつような目に遭った時にも「あきらめない」、「自然に対して感謝と畏敬の念を忘れない」という提言が心にズンと響きました。

今シーズンも、せめて準備と心構えだけは怠りなく、雪遊びを楽しみましょうっと。


※上ホロの事故では「上から落ちて来た人が、仲間を助けたあとすぐに立ち去った」というような報道がありました。「なんじゃい」と思った記憶がありますが、氏の話によるとそれは誤報というか情報の混乱によるもので、その人たちも実際は最後まで救助活動に参加し、事情聴取にも応じていたということでした。

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Comments

札幌開催の講習会になかなか参加できないので、座学復習しようと思ってますた。先日書籍類整理してた時に関連資料が出てきたのでグッドタイミングです。道路設備(土木設計)から見た雪崩のアプローチです、面白そうでしょ?
「でしょ?」って、なによ(笑)。

送ってくれるのか、どこぞで公開するのか、どっちよ(笑)。

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