<< 雌阿寒岳キターなのか?(^^;) | main | プロ野球観戦術 >>

2008/09/29 月

いいのかな?

山歩きをしていると、ときどき首をかしげたくなることに出合う。
意外によく見かけるのが、標識や看板が直接木に打ち付けられているケースだ。
写真のように、あろうことか登山道が整備された結果というのもある。民間だけでなく、所轄官庁の名前が入っているのもある。
北海道の山では特に多いように感じるが、生きている木に対して少し無神経なのではないだろうか?


*

先日登ったある山では、ピークにMTBを担ぎ上げている人がいた。
(いい意味で)よくやるなぁ、すげぇなぁと最初は思ったんだけど、ピークからジャリ道をさっそうと駆け下っていく姿を見て、はて?と思った。
腕には覚えがありそうだった。(無謀な試みというわけではあるまい)
が、傍らには噴火口が口を空けているし、道は悪いし、いささか危険と言いたくなる。
それに登山道でMTBとすれ違う、もしくは追い越されたら恐怖を感じると思う。
これはMTBならずとも、登山道を(足で)走っている人と行き合った時にも感じることだ。

趣味としてはとても興味深いけれども、人の多い登山道ではどうなのだろうか?

*

最近ワンちゃん連れの登山者がいる。

これもちょっと見には「いいなぁ」と思うんだけど(羨ましくさえある)、登山マナーとしてはチト微妙だ。読ませてもらっている山関連のメーリングリストでも先日議論があったが、犬にとって楽しいとは限らないし、法規(※)もある。エキノコックスを媒介するおそれもある。むやみに連れて行かない方がいいのではないか?との空気が支配的だったように思う。個人的には、たとえリードのついた犬でも野生の環境で動物を見るのってちょっと怖い。(軽く興奮状態にあるように見えるし)
一緒に歩いたら絶対楽しいとは思うけど、ちょっと考え直した方がよくはないだろうか?

(※)法規:自然公園法(対象は國または自治体が指定した自然風景地)で「動物を放つこと(家畜の放牧を除く)」は禁止されている。リードをつければ禁止の限りではなさそうである。
スキー/ボードビデオで犬(雪崩犬)と戯るの図が時々あるけど、もちろん即座に違法かはわからんが実は微妙なのである。

*

上の「MTB」と同じ山なのだが、百名山にも数えられ、人気があって登山道がけっこう広く、多岐になっている。踏み跡も多いので、赤テープに道を教えてもらうことは結構多かった。
が、「こっち行っちゃダメよ」と伝えるために、その赤テープをやたらに張り巡らすのはどうか。景観もなにもあったもんじゃないし、このテープは割とすぐに劣化してボロボロのゴミになる。
テープの方が簡単には決まっているが、まずは倒木や枯れ枝を利用してはもらえないだろうか?


…と、なんかこういう文章を書いてると、我ながらオヤジくさいなぁ(笑)。

Trackback URL


Comments

うちの近所では.....(笑

直接木に打ち付けられている看板等は見たことが無いような気がします。
岩に黄色や白のペイントの目印は多いです。

MTBは未経験、走っているヒトもほとんど無し。
でも迷惑な団体さんとは、しばしば遭遇します。…>_<…
ははは、確かに。
大勢いるって、なにによらず難しいものがありますな。
私は肯定も否定もしないが、付近住民の意見としてのWRC

十勝から、石狩、空知に変わったけど、不安が一杯でしょう。
映像的にはSSは暴走行為に見えるし。

住民に対する説明責任はされているのか?
MTBはレベル的にいわゆる低山で遊ぶことが多いのですが、ハイカーとすれ違うときは気を遣いますね。
やっぱり冬のスノモのように敵視されても嫌ですし、すれ違う時は、きちんと挨拶をして、止まるか降りるかすることにしています。(登山者の気持ちは解るし)
それと登山道を傷めないようにしなきゃ、とも考えますね。きっと歩くよりはダメージ与えてるし。。
たぶん他の人もそんな感じだと思います。

長々書いてスイマセン。
ようするに少数派だけど、できれば登山者と共存したいので仲良くしてね、と思ってます。。。
スノモーっ!!(笑)
そうです、スノモはいけません。絶対友達になれません。

じゃフツーの登山者ならなんでもいいかというと全然そんなことはないわけで、日常からの常識、マナーを大切にしたいもんです。

Comment form