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2008/09/21 日

小樽裏山トレッキング

フツーに登山道のある近場の山、けっこう未登リストがなくなって来て弱っています。
そんな中、今日はこちらのサイトを参考にさせていただいて小樽の裏山へ。
小樽天狗山スキー場のある天狗山(532.5m:ピーク踏まず)~於古発山(おこばちやま:708m)~遠藤山(735.4m)のトレッキングである。

まず天狗山スキー場(ロープウェー)の駐車場へ。山に向かって右のはずれに登山道の標識があるので、それに従って入山。
(入山届ポストなどはなかったなぁ)

「地蔵コース」と呼ばれる林間の登山道には、四国八十八カ所札所を模した(か縁のある)地蔵尊が、順に番号がふられて10~20mおきに鎮座している。いろいろな表情を楽しみつつ、歩を稼いでいく。ただ、五十何番くらいまではあったがその後は確認できず。

標高が低く陽の当たらない林間なので、ヤブ蚊も多い。防虫用のハッカを吹き付ける前に数カ所やられてしまった。

天狗山ロープウェーの山頂駅を遠目にさらに登って行くと、MTB用のコースなどが整備されていて、登山道がどれなのか一瞬戸惑う。まあ、MTB用の案内板を避けて真っ直ぐ歩けば迷うようなこともない。

登山道は林道なみに広い場所もあり、比較的まっすぐ、ほとんど平坦なまま続いていく。眺望もなくて単調。ただわし(ら)は山歩き自体が好きなので特に気にはならないが…。

約1時間半で、582.9mにある「大曲展望所」。(眺望ナシ)
約2時間で於古発山。(同じく)

621m付近にある「自然の村」分岐を過ぎると、ヤブが深くなってくる。一応登山道整備(笹刈り)もされているし、「遊歩道」の位置付けがされているようだが、果たしてどれほどの人が歩いているものやら。

於古発山からさらに30分ほどで、本日の目的地・遠藤山に着く。

一応一等三角点(蚕発山)のある山なので多少は…とも思ったが、樹影が濃くて眺望はまったくなし。残念。

と言いつつ、嬉々として一等三角点にタッチ。

今日は下山後に昼食の予定なので、ひと休みしてからすぐに来た道を戻る。
ここから塩谷丸山方面へも道が続いているので、塩谷駅まで縦走をかけてJRで小樽に戻る、てな手もありそうである。(塩丸のほうが景色もよさそうだしね)

往路ほどではないが、帰りもけっこう蜘蛛の巣が顔やらに引っかかる。

「今日はウチらが最初だろうねぇ」
「今日どころか、いつから人が歩いてないかわかんないよねぇ」
「だいたい、こんなちゃんとした道があること自体、不思議だよねぇ」

などと話しながら歩いていると、ちょうど男性1名+女性6~7名のパーティとすれ違った。あら。やっぱちゃんと歩いている人はいるもんだ。
大曲でも、休んでいる女性3人組と行き会った。行けたら丸山まで行きたいと言っていた。時間が早くはなかったが、大丈夫だったかな?

ロープウェー山頂駅からは、来た時の「地蔵コース」ではなくスキー場コースを下った。
地面が固く急斜だったので(このスキー場は小ぢんまりしているけど結構急だなぁ)、ちと膝に来そうになったが、今日もホボ大丈夫だった。

総行程約4時間30分。

昼食は銭函の「かりーごや」で初のルーカレー。
ルーカレーと言っても他の店のスープカレーみたい。実に独特。

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