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2008/01/28 月

リョーゲンの火のごとく

仕事の原稿で、「リョーゲンの火のように」と打とうとしたのですが、一発変換されません。

あれ、リョーゲンのリョーってどの字だっけ?
ちょっとド忘れ。

一応、正解イメージはあったのですが、念のため検索で確かめることにしました(フツーに辞書で確かめればよかったのだが)。

「リョー」の字がわからないので、「原の火のごとく」でググってみます。

したらまー…。

百花リョー乱です(笑)。

「僚原」「りょう原」「遼原」「煉原」「瞭原」「・・原」「焼原」「燈原」…。(「遼原」が多いかな)

明らかに誤字と思われるものもあれば、ひょっとしたらそういう言い回しがあるのではないか?と思っちゃうものまで多士済々。

ようやく正解と思われる「燎原」が出て来たのは、3ページ目の終わりまで行ったところでした。

頭がコンランしたので、辞書で再確認しますと、燎原で合っています。意味は「原を焼く火」で、「はるか(遼)な原の火」じゃありません(笑)。(つーか、じゃありませんと思います。)

ネット時代の言葉。やばいですよ。
「これが正しい」「これが間違い」なんてやっていると、ササれますよ。
Wikipediaじゃありませんが、刻々と変化するWiki国語辞典も必要かもね。

ちなみに「百花リョー乱」のリョーは、一応「瞭」ですね。(ウソ)

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Comments

うちのマシンはATOKと記者ハンドブックを入れているので一発変換!しかもCtrl+Tabで下記のような意味も出ちゃいます。おかげで我が頭は賢くなりませんが。
《日本語使いさばき辞典》
■様態からみた「野原」
【燎原】りょうげん
火を付けて野原を焼く
■「栄える・盛ん」に関する故事・成語・ことわざ
【燎原の火】りょうげんのひ
勢いが盛んであって止めることができないことのたとえ。出典は『書経(しょきょう)』。

最近の実用系書籍の著者原稿の中には、wikiをコピペしたな~という箇所がありすぎ!特にビジネス用語の解説文なんかは、モロです……。長文失礼っ。
それやばいね>wikiをコピペ。
権利がどーのじゃなくて、内容がマユツバなのが結構あるんでね(笑)。

オレのATOKは、わけあってすごい古いんだよねぇ。
でもATOKって、<<「の」が多すぎます>>とか<<否定が多すぎます>>とかうるせーんだよねぇ。
ナマジ賢いっていうのも考えものです。

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