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2007/08/13 月

一夜の夢

夕北卒業30年記念日を母校で過ごそう!」の会から5カ月。
みんながお盆で休みがとりやすいこの時期にってことで、本チャン版・「夕北卒業30年目の夏を母校で過ごそう!」な会が催されたので、(またもや)行って来た。

集まったの(宴会参加者)は、卒業生の約3人に1人、93名に上るという。このほか、当時の担任の先生4名も参じてくださる。

30年目にして100名。
すごい人数。ではないだろうか?

これも、もちろんモチベーションの高い幹事連のご尽力の賜物(感謝)であるとともに、「夕張バブル効果」の一環だろう。夕張にも感謝。。。

会場は例によって「ひまわり」である。
旧北高校舎を改造したユニークな宿泊施設で、経営は順調らしい。(この日も他に高校バスケ部とかの若者たち300人が泊まっていたらしく)
その2階にわれらは陣取る。卒業の学年を過ごしたその2階で、大っぴらに酒飲んだりたばこ吸ったりするのもオツ。(ちなみに宴会場は当時の職員室である)

さて、確実に頭の薄いの白いの、おなかの出たの顔色の悪いの、子育てが終わって手持ちぶさたなのお孫さんが可愛いの、…と年相応の顔が半分ありつつ、ひとしきり往時に戻ってハメをはずす少年少女たち。

楽しかった。
これが楽しくなくて何であろう。

そして6月に集まった時にもしみじみ思ったけど、人間、何十年経とうと本質は変わらないんだよね。
それぞれの生活に戻れば、いろんな時間を過ごしたろうに、悩みも苦労もあるだろうに。

でもひととき、それを忘れて自分に還る夜。
それが貴重でなくて何であろう。

トシがいもなく(またもや)3時まで騒ぎ続け、一通り片づけて寝たが、朝になって聞けばさらに5時半くらいまで飲んでいた面々あり、そのまま宴会場で眠り込んで朝を迎えたヤツあり…って、ほんとに全然変わってねーじゃんか!(笑)

…それが幸せでなくて何であろう。

もとより、得難い時間は長くは続かない。
魔法の効力もそんなに強くない。

それでいいのだが、寂しさは隠せない。

チェックアウト時まで残っていた一同で集合写真を撮り、解散となってもついその場を去り難く、一人去り二人去るのを順番に見届けていく。

ようやく最後の一握りになり、幹事連の仕事も一区切りついたようだ。
さ、ほんとうに解散の時だ。
残った面子と握手をしたり、ハグをしたりして、魔法を解いていく。

独りクルマに乗り込み、グラウンドのほうを眺めやる。
30年前の夏もこうだったんだろうか? 強い日差しの中に、積雲がぽっかりと浮かんでいた。

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Comments

いい話だな。こんなところにタイムマシンが存在しているんだよね。高校時代の仲間ってのは、お互いは死ぬまで高校生同士だよね。すばらしい時代を一緒に過ごした仲間とはいつまでもおつきあいしたいもんです。
なんだか涙が出そうになった。
素敵な時を過ごしたのね...。
なんか独りよがりな文章で、やるせなさだけが空回り…と自分では思っていたけど、なんとなく伝わってるみたいで嬉しいなあ。
本当に、いつになくやるせなさを感じさせられる文面ですね。
今回HYさんとは、帰りのお別れの握手するまで一言も話さなかったよね。
っていうか、今年の3回の予行練習で会えた人とは話す時間もったいなくて、30年振りに会う人探して話していたって感じ。。
夕方5時過ぎに「あぁ、ついに始まっちゃった!!」と思って飲み出して、はっと気がついたら朝の4時半でした。

そしてその頃にはまた「今度は、福岡の○○美ちゃんと、滝川のオ○が来れる日にクラス会しようねぇ。」
「ゴルフのシーズンオフがいい!」「じゃあ来年1月がいいね。」と三人で盛り上がりました。・・1月にやるよ!!・・

感傷に浸ってるHYさんがここにいるというのに、懲りない女nobuuは進む、って感じですか。
いやァ、その進む人がいないと始まらないわけで…。
ほんと感謝してます♪

しかし、福岡からギブス姿で現れたもんね。
パワーあるよね、みんな。

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